Kali Linuxでできること11選と脆弱性検査のやり方を解説

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Kali Linuxって何?

Kali Linuxとは「Linuxディストリビューション」のことです。Kali Linux(カーリー リナックス)は、2011年にアメリカのセキュリティ会社「Offensive Securityという」が開発しました。

セキュリティ上の問題を未然に防ぐために、LinuxというOSを配布しています。セキュリティ攻撃は常に発展しているので、定期的に実施することが必要と言われているのです。

そもそもLinuxとは

そもそもLinuxとは、コンピューターのハードウェアを管理しているソフトウェア「OS」のことです。Linuxは「macOS」「Windows10」などと同じ「OS」で、1991年にリーナス・トーバルズ氏が開発しました。

OS(オペレーティングシステム)とは、コンピューターを使う時にベースになる物で「Linux」はオープンソースのOSです。使用OSが壊れても「Linux」を入れて使うことでシェアが広がっています。

Kali Linuxの特徴

Kali Linuxは、セキュリティに特化しています。Kali Linuxにはソフトウェアセキュリティチェックツールが豊富に入っていて、環境設定や不備を随時確認できることが特徴です。

サイバー攻撃の分析、研究、セキュリティの分析、研究などを充分に行うことが可能です。ネットワークの安全確保のためのツールに特化していて、Linuxライブディストリビューションにはたくさんのツールが備わっているのです。

Kali Linuxでできること11選

Kali Linuxでできることを、ご紹介いたします。

Kali Linuxは、環境設定の状態を管理することができます。Kali Linuxはオープンソースなので無償でダウンロードすることができ、自分で改造することもできるのです。

ソフトウェアもフリーで使える物が多く、最小限のOSながら使用に困ることはないと言われまています。KaliLinuxでできることは豊富にあるのです。ここではKali Linuxでできること11選をご紹介いたしましょう。

Kali Linuxでできること1:新しいOSが作れる

Kali Linuxでできることに「自分でOSを作る」ことが上げられます。

Kali LinuxでAndroidのようなOSを自作することが可能です。Androidは世界中でシェアされている人気のOSですが、同じようなOSをKali Linuxを土台として作成できるのです。

ソース・プログラムを使って、世界にひとつしかない自分のOSを作れるのはKali Linuxでできることの大きな特徴と言えます。

Kali Linuxでできること2:古いパソコンを動かせる

古いパソコンにインストールして動かすことも、Kali Linuxでできることです。

自宅で使わなくなった低スペックのパソコンでも、Kali Linuxを使えば動かすことができます。
Kali Linuxはとても軽量で軽いため、早く動くのです。

最小限のOSなので、必要なものをインストールしたりカスタマイズをしたりして使いやすく整えていきましょう。

Kali Linuxでできること3:無料でインストールできる

Kali Linuxは、無料でインストールができることで人気です。

Kali Linuxは「改変可能なオープンソースプログラム」であり「無料で使えるOS」になります。Linuxディストリビューションで、アプリケーションで構成されています。

Kali Linux ダウンロードページからダウンロードして起動します。無料でできることが、豊富に揃っているのです。

Kali Linuxでできること4:サーバーをたくさん建てられる

Kali Linuxの特徴は、サーバーを建てることができることです。

サーバーとは、サービスを提供するコンピューターのことで、サーバーをたくさんら建てられるのがKali Linuxでできることの大きな特徴といえます。

自分で調整可能で動きも早く、いくつ建てても無料です。そのため、多くのエンジニアに支持されています。

Kali Linuxでできること5:Linuxを家電に使える

Linuxを家電に使うことができることも、支持されている理由の1つです。

Linuxは、改造ができることから自分で自由にチューニングが行えます。そのため、家電に使うことが可能です。家電などの組み込みデバイスにもLinuxを使うことができ、用途が幅広くさまざまな分野で活用されています。

Kali Linuxでできること6:Linuxをゲームに使える

ゲームでLinuxを使うのも、Linuxでできることの1つです。

Linuxはゲームにも使用されていて、オープンソースを応用したゲーム機も出ています。LinuxがベースになっているPlayStation4は人気があります。

家庭用ゲーム端末にLinuxを導入することもできることで、Linuxの用途はますます広がっているのです。高性能コンピューターを動かすことも可能です。

Kali Linuxでできること7:Wi-Fiのハッキングができる

Kali Linuxでできることに、Wi-Fiのハッキングがあります。

Kali Linuxは、セキュリティに強いというだけでなく攻撃にも使えます。また、Wi-Fiのハッキングやクラッキングも可能です。

セキュリティの弱点を見つけるためのKali Linuxは、用途ごとに特化しています。Wi-Fiクラッキングツールも用意されていて、自動的に解読が可能になります。

Kali Linuxでできること8:脆弱性検査ができる

Kali Linuxでできることは、セルフ脆弱性検査です。

Kali Linuxのディストリビューションは、ペネトレーションテストが充実していて、セキュリティ脆弱性診断検査が行えます。

Webサイトやコンピューターに潜む脆弱性を「Burp Suite」というツールを使って、セルフで調べるのです。他者に実施すると犯罪行為に繋がるので、あくまでもセルフ検査にとどめておきましょう。

Kali Linuxでできること9:OSの中身を変えることができる

Kali Linuxは、OSの中身を自由にカスタマイズできることでシェアされています。

Kali Linuxは開発環境が整えやすく、OSの中身を自分で変えることができます。デスクトップをmac風やWindows風にできることも利点です。

気に入ったOSを選んで基本操作を勉強して、OSの中身を自由にカスタマイズしてみましょう。

Kali Linuxでできること10:無料のアプリケーションが豊富に使える

Kali Linuxでできることは、アプリケーションを無料で豊富に使うことです。

Kali Linuxはアプリケーションが豊富に揃っていて、無料で使うことができます。Kali Linux自体は必要最小限の軽いものなので、必要なアプリケーションをインストールして使用します。

LibreOfficeは、ExcelやWordと同じように使うことが出来て便利です。その他にも有志によるアプリケーションがそろっています。

Kali Linuxでできること11:クラッキングができる

クラッキングもKali Linuxでできることの1つです。

「アカウントクラッキングツール」は自身のパスワードの強度を確認できます。画像認証などを用いて強度を強くします。

悪用した場合には悲劇的なことが起こるように作られていて、悪用クライアントを乗っ取りなどの体験ができるようになっています。さまざまな攻撃パターンからのシステムの問題を確認できることが、Kali Linuxの持つ大きな特徴なのです。

Kali Linuxでの脆弱性検査の手順2つ

Kali Linuxで脆弱性検査を行うには手順があるのです。

Kali Linuxはインターネットの脆弱性検査をセルフで行える優れたツールが揃っています。Kali Linuxは早くて軽く、最初は最低限のOSですがツールを使うことでさまざまな用途に使うことが可能です。正しい手順でKali Linuxをインストールして、快適にインターネットを使いましょう。

ここではKali Linuxでの脆弱性検査の手順をご紹介します。

脆弱性検査のやり方1:環境を揃える

脆弱性検査には「Vagrant」と「Virtual Box」が必要です。

脆弱性検査を行うために、環境を揃えましょう。脆弱性検査に必要な「Vagrant」と「Virtual Box」をインストールします。

プラグインのvagrant-vbguestもインストールしておくと便利です。Kali LinuxのKali Linuxというメニューからインストールされたツールを確認することができます。

脆弱性検査のやり方2:ツールを使って検査する

インストールしたツールを使って、脆弱性検査を行いましょう。

VagrantとVirtual Boxをインストールしたら、脆弱性検査を行います。Kali Linux Tools Listingには、豊富なツールが用意されています。

「OWASP ZAP」「skipfish」「VEGA」「Nessus」は、それぞれオープンソースで簡単に使えるツールです。詳しくご紹介していきましょう。

OWASP ZAP

「OWASP ZAP」は、とても簡単に脆弱性検査を行えます。

OWASP「The Open Web Application Security Project」はセキュリティ情報を集めるコミュニティで、ZAP(Zed Attack Proxy)ツールをリリースしています。

インストールしたら直ぐに使える手軽さで、起動して対象URLを指定して「攻撃」を押すと攻撃が開始されます。ZAPをプロキシにして脆弱性検査を行います。

skipfish

「skipfish」は、Webアプリケーションに特化しています。

「skipfish」は、Googleが開発したツールで、設計・実装ミスによって出た脆弱性検出を得意とします。

HTTPでアクセスするので、どのようなサイトにも利用できるのが利点です。サイトを指定すると辞書を使って脆弱性検出を行います。フォーム自動入力設定や同時接続数制限など、いろいろなことができます。

VEGA

「VEGA」は、GUIで動作して脆弱性検査を行います。

「VEGA」は無料のオープンソーススキャナーで、テストプラットフォームとして機密情報を検証します。

戦術検査用のインターセプトプロキシ自動スキャナーが備わっていて、拡張も可能です。起動してアイコンをクリックし設定を行い、自動で脆弱性検査を始めます。終わると結果が表示され、タブで内容を確認します。

Nessus

「Nessus」は、世界中で最も知られた脆弱性検査ツールです。

「Nessus」は、世界中からダウンロードがありました。スキャン時間の指定ができるので、業務に支障なく脆弱性検査を行えます。

ダウンロードページから、いつでも最新バージョンを入手できるので最新の状態を保つことが可能です。ネットワーク外部からのスキャンもでき、脆弱性診断をセルフで行えます。

Kali Linuxをインストールしよう

Kali Linuxをインストールして、使ってみましょう。

Kali Linuxは使わなくなったパソコンを動かすことが出来、軽くて早く快適にインターネットを行えます。OSのカスタマイズも可能なので、必要なツールをインストールして使いやすい環境に自作可能です。豊富なアプリケーションを無料で使うことができ、セルフ脆弱性検査が実行できます。

Kali Linuxをインストールして、自作OSを使ってみましょう。

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