目次
Bizブラウザって何?
BizブラウザとはUIデザインに優れた業務システムを構築するためのビジネスUIプラットフォームです。
Bizブラウザは正式名称を「Biz/Browser」と言い、業務システムを構築することを最優先にしたブラウザです。
一般的にWebブラウザに合わせて業務システムを構築するとスピードや操作性が犠牲になりますが、BizブラウザはWebシステムを効率的に操作、運用できるフロントエンドツールとなっています。
Bizブラウザの4つの特徴
Bizブラウザの4つの特徴をご紹介します。
ビジネスUIプラットフォームであるBizブラウザは、Webシステムの管理のしやすさなどを維持しながら業務システムの適した環境を提供します。そのため、トラブルを軽減することができます。
それでは、Bizブラウザには具体的にどのような特徴があるのでしょうか。ここではBizブラウザの4つの特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Bizブラウザの特徴1:オフラインでの処理が可能
Bizブラウザはオフラインランチャー機能を搭載しています。
Bizブラウザは通信データ量を制限するアプリケーションとなっているため、オフラインでの処理が可能となっています。そのため、通信環境が悪い状態でもオフラインで高速な業務アプリケーション操作が可能となっています。
オフラインでも操作が可能なアプリケーションにより、通信環境が悪い環境でも現場での生産性を高めることができます。
Bizブラウザの特徴2:外部機器との連携が可能
Bizブラウザはさまざまな外部機器との連携が可能となっています。
Bizブラウザは各種OSに対応でき、デバイスに依存しないWebシステムの共通プラットフォームとなっています。
また、Webサービスや外部デバイスとの連携が可能となっているため、プリンタや計測機器、バーコードスキャナーといったさまざまな外部機器と連携することができます。
Bizブラウザの特徴3:キーボードのみで入力業務が可能
Bizブラウザはキーボードのみで入力業務が可能となっています。
Bizブラウザは従来のようなマウス操作がメインのシステムではなく、業務に合わせたキーボード操作のみでの入力ができるシステムや画面を実現しています。
また、ファンクションキーやショートカットキーなども、ユーザーが業務に応じて自由に設定することが可能です。
Bizブラウザの特徴4:表形式での入力が可能
Bizブラウザは表形式での入力が可能となっています。
Bizブラウザでは、さまざまな入力制御用コントロールを最初から標準機能として搭載しているクライアント側のローカルリソースにアクセスすることができます。
たとえば、BizブラウザならSpreadやFlexViewといった表形式のコントロールも搭載しており、Bizブラウザ VならExcelに近い高機能スプレッドシートコントロールが利用できます。
Bizブラウザでできること6つ
Bizブラウザでできることをご紹介します。
Bizブラウザは国産のリッチクライアントとして、多数の実績を持ちます。それではBizブラウザを導入することで具体的にどのようなことが実現するのでしょうか。
ここではBizブラウザでできること6つをご紹介しますので、Bizブラウザの導入を検討する参考にしてみてはいかがでしょうか。
Bizブラウザでできること1:Excel業務をWebシステム化できる
BizブラウザであればExcel業務をWebシステム化することが可能です。
企業では業務でExcelを利用していますが、各部門でさまざまなデータが加工・利用されているため、近年では情報システム部門が管理できないデータが非常に多くなっています。
しかしBizブラウザでは表システムを標準搭載しているため、これまでExcelで行っていた業務をシステム化でき、情報システム部門で一元管理できるようになります。
Bizブラウザでできること2:業務ブラウザによる業務システムの再構築ができる
Bizブラウザであれば業務専用ブラウザを導入することで業務システムの再構築が可能になります。
多くの企業なのでWebアプリケーション化した業務システムが利用されていますが、Webブラウザに依存することでバージョンアップのたびに対応する必要があり、特定バージョンのブラウザでしか動作しないシステムも存在します。
そのため、Bizブラウザによって業務ブラウザによる業務システムの再構築することが有効になります。
Bizブラウザでできること3:手軽に業務アプリケーションが開発・管理できる
Bizブラウザであれば手軽に業務アプリケーションが開発・管理できます。
BizブラウザはWebシステムの使いづらさを克服するために生まれた、業務システム用のアプリケーション開発実行環境となっています。
Bizブラウザはスマートフォンやタブレットに対応した業務アプリケーションも簡単に構築することができ、マルチプラットフォームにも対応しています。
Bizブラウザでできること4:システム環境の変化に対応しやすい
Bizブラウザであればシステム環境の変化に対応できます。
BizブラウザはさまざまなOSに対応しているため、各環境の差異を吸収し、安全で安定したシステム基盤として利用することができます。
そのため、日々変化する情報システム環境に対応することができ、Bizブラウザを利用するユーザーに変わらない価値を提供します。
Bizブラウザでできること5:UIプロトタイプの開発が手軽にできる
BizブラウザであればUIプロトタイプの開発が手軽にできます。
UIプロトタイプ開発とは、GUI環境での画面作成とリアルタイム動作検証機能によってエンドユーザと対面でUIのスパイラル開発を行う独自の手法です。UIプロトタイプ開発では作成した画面を開発フェーズに流用できるため、工数削減が可能になります。
さらに早期にステークホルダーと合意できているため、手戻りを最小限に抑えることができます。
Bizブラウザでできること6:業務システムの改修コストを抑えられる
Bizブラウザであれば業務システムの改修コストを抑えることができます。
BizブラウザはさまざまなOSやデバイスに対応しています。そのため、デバイスの入れ替えなどによるシステム改修や、OSアップデートのたびにシステムに対応を行う必要がなくなるため、システム改修によるコストを抑えることが可能です。
Bizブラウザの主な導入実績例3つ
Bizブラウザの主な導入実績例をご紹介します。
Bizブラウザは国産のビジネスUIプラットフォームとして多くの企業で導入されています。
ここでは最後にBizブラウザの主な導入実績例3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Bizブラウザの導入実績例1:第一生命保険株式会社
「第一生命保険株式会社」は全社システムを支えるフロントエンド基盤にBizブラウザを採用しました。
第一生命保険株式会社では5~6年の周期で社内システムのインフラを更新しています。最新の次世代システム化計画では、6万3千に及ぶ全社システムのWeb化を推進しながらレスポンスを損なわないフロントエンド基盤としてBizブラウザを採用しました。
Bizブラウザの導入実績例2:ヤマト運輸株式会社
「ヤマト運輸株式会社」はBizブラウザを採用することで基幹業務をWeb化しました。
顧客第一主義のために「宅急便エリア・センター制」という新たな戦略を打ち出し、情報力や業界屈指のネットワークをより強化しているヤマト運輸株式会社では、よりスムーズなWebでの基幹業務処理のためにBizブラウザを採用しました。
Bizブラウザの導入実績例3:株式会社Olympic
「株式会社Olympic」はタブレットとハンディターミナルを使用できる仕組みの導入のためにBizブラウザを採用しました。
株式会社Olympicでは店舗業務用デバイスの老朽化の解決のためにデバイスの更新とシステムの刷新を行い、スキャナ一体型のハンディターミナルとタブレットが選択できるBizブラウザを採用しました。
Bizブラウザについて知ろう!
BizブラウザはWebアプリケーション化しがちな業務システムを刷新できるUIビジネスプラットフォームです。
また、各部門でのExcelを使った業務をシステム化できます。ぜひこの記事でご紹介したBizブラウザの4つの特徴やBizブラウザでできることなどを参考に、Bizブラウザの導入について検討してみてはいかがでしょうか。
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