回路図設計におすすめのCAD10選!CADを導入する必要性やメリットとは

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回路図にCADを導入する必要性3つ

CADを使って回路図を作成することができることをご存じでしょうか。回路図を手書きする方もいらっしゃると思いますが、ここではCADでの作業をおすすめしたいと思います。

なぜわざわざCADを使用する必要があるのか、下記にてご紹介いたします。

CADを導入する必要性1:正しく機能することを確認するため

一つの製品が出来上がるまでに多くの工程があります。回路図を作成するにあたっても担当同士のやり取りや他部署との連携が必須です。完成して納品されても不具合が出たり修理が必要になったりすると対応しなければなりません。

CADを使用すれば人が見落としてしまうようなミスも瞬時に見つけ出してくれます。回路図を作図するとともに正しく機能するか判断することでミスを最小限に抑えることができ、効率UPにつながると考えられます。

CADを導入する必要性2:回路を仕上げるまでのスピードが重視されるため

私たちの身の回りには電化製品があふれています。今や電化製品は生活するうえで欠かせない存在になっていることでしょう。その分求められる量が多くなるため回路図の作成にもスピードが求められます。

手書きでは時間がかかる作業でもCADであれば瞬時に対応することができます。回路図をCADで作成するのをおすすめする理由の1つです。

CADを導入する必要性3:正確な情報を確実に共有するため

回路図を手書きするよりも設計ソフトであるCADを使用することでより正確に早く図面が描けるようになります。手書きと比較してCADは見やすさや正確性が高く、またデータ共有することで紛失等の心配もありません。

さらに正確な情報を共有するために電気設計専用機能が搭載されたCADを使用することをおすすめします。

回路図にCADを導入するメリット

CADを導入することの必要性についてご紹介いたしました。では手書きで回路図を作成することはいけないことなのでしょうか。もちろんそんなことはありません。

しかしCADをおすすめするのには理由があるのです。そのメリットについてご説明いたします。

パソコン上でのシミュレーションが可能

回路図を手書きで作成した場合、それが実際に稼働するかどうかは実物を作成するまで確認できません。

しかし、CADを使用した場合、コンピューターが確認を行ってくれます。論に基づいた設計であっても正常に起動するかどうか確認しなければならないため、非常に便利な機能と言えるでしょう。時間やコストの削減にも繋がると思われます。

設計と同時に回路として機能を確認できる

CADソフトウェアを用いて回路図を作成するとパソコン上で設計と同時に回路としての機能を確認することができ、2つを同時に行うことでミスを減らすことが出来ます。

作成した電気回路がきちんと機能するかどうかを確認することが回路図作成にCADソフトウェアを導入する大きな理由になるでしょう。

回路図設計におすすめのCAD10選

CADソフトウェアにも種類があり、なんでもいいというわけではありません。回路図を作成するための機能を兼ね備えたものを選ぶのをおすすめします。

初めてCADに触れる方は最初は作業に時間がかかるかもしれませんが、能力の優れたソフトウェアであればその利便性に気付くことでしょう。

そういった点でも最初にどのようなCADソフトウェアを選ぶかが重要になってきます。下記にておすすめのCADをご紹介いたします。

おすすめのCAD1:Circuit Designer

こちらのCADソフトウェアは安心の国産です。回路シミュレーション、ルールチェックを行えるほか、部品詳細書のカスタマイズや部品選定・購入の便利機能までついています。

料金は月契約が¥3,800、年契約が¥41,800となっておりさらに初期費用、サポートは無料です。

ライセンスの購入方法は当社ホームページから使用開始日を指定して購入が可能となっています。また、更新手続きは手動と自動が選べるようになっています。

おすすめのCAD2:CADLUS Circuit

こちらは株式会社ニソールの製品「CADLUS(キャドラス)」シリーズのものになります。回路図作成を手書きからCADへと簡単に移行できます。下記で紹介しているCADLUS Ⅹと連携が可能であり、配線ミスを事前に防ぐことが出来ます。

ですが2017年12月をもってサポートサービスが終了となっているため初心者の方におすすめは難しいでしょう。こちらは無償ですが無料会員登録後ダウンロードが可能となります。

おすすめのCAD3:CADLUS X

上記のCADLUS Circuitと同じ会社でおすすめの製品になります。こちらも無料版のCADソフトウェアですが無料部品データや、1クリック見積が全国の契約基板工場へ製造依頼を簡単に行うことが出来ます。また、サポートも充実しているため安心して始められるのではないかと思います。

当社ホームページ、又は契約基板工場ホームページより無料会員登録後ダウンロードが可能となっています。

おすすめのCAD4:DesignSpark PCB

こちらもフリーのソフトウェアになります。試作品やプロトタイプのものであれば問題なく使用できます。既にCADを取り入れているプロの方のみならずjw以外経験がない方や初めての方にもおすすめしたいフリーソフトです。

特徴としましては基板設計や回路図作成の制限がありません。また、ライブラリ作成が簡単に出来たり部品表の作成をしたりできます。DesignSparkホームページより無料会員登録後ダウンロードが可能です。

おすすめのCAD5:PCBE

PCBEは個人の方が著作権保持されているフリーソフトウェアです。Gerber data出力できるため、高精度のプリント配線板製作も行えます。

またプリント配線板設計、専用CADソフトウェアで編集時にギャップ・クリアランスチェックが行える機能がある為、手張りでアートワーク設計されていた方におすすめな機能です。最新版は株式会社ベクターのホームページよりダウンロード可能です。

おすすめのCAD6:OrCAD Capture

主な機能としてはCISによるパーツ検索や部品のデータ管理、デザインの違いを図で比較することが出来ます。使いやすさ、生産性が高く広範な回路図入力機能を備えているため、スピーディーにこなせます。

しかしこちらは海外の会社製品になり、翻訳機能を使用することが出来ますがホームページは英語・横文字の言葉が多いためハードルが高いかもしれません。本製品は無料なので、そちらを試してから判断することをおすすめします。

おすすめのCAD7:KiCad

スケマティック・エディタを使用することで回路図を制限なく作図出来ます。また、デザインを3Dで再現できるため、今まで確認が困難だった詳細部分もパソコン上で確認が可能という点もおすすめする機能の1つです。

KiCadホームページよりmacやWindowsといったオペレーティングシステム別にダウンロードが可能となっています。こちらはフリーウェアの為、サポート等はありませんが本が出ていたりライブラリをダウンロードしたりできるので独学で進められる方におすすめです。

おすすめのCAD8:Altium Designer

よく使われる配線ツール、多様なデザイン検証ツールを透過的にネットリストを作成できるため総合的にデータ管理できます。

ライセンスの取得は年契約となり月¥27000、気に入れば永久ライセンスを取得することも出来ます。無償評価版があるのでまずはこちらをダウンロードするのをおすすめします。

おすすめのCAD9:EAGLE

PCB レイアウトや回路図の編集ツール、ライブラリ コンテンツ、コミュニティからの要望を基に開発された多彩な機能を盛り込んだCADなのであらゆる状況に対応可能です。回路図を作成するのに障害物をよけての配線、押しのけ配線を自動で行える便利機能が搭載されているという点もおすすめの理由です。

ダウンロードは無料ですが機能限定バージョンとなっているため、後々有料版への移行が必要になるかと思います。

おすすめのCAD10:BSch

上記でご紹介させていただいたPCBE同様、個人の方が著作権保持されている回路図作成用フリーソフトです。フリーとはいえ必要な機能がそろっているのでおすすめしたいCADです。

基本的な操作はツールバーのアイコンボタンで行います。レイヤ機能で、箇所ごとに分離して描画が可能です。また、ライブラリファイルは編集や追加が自由に変更出来るので、自分専用にカスタマイズして効率を上げることが可能となるでしょう。

回路図を設計するためのCADの選び方

回路図を作成するのに適したCADとはいったいどのようなものなのでしょうか。

例えば電気構成部品や電気記号がフル活用できるもの、過去の設計図面データ等を利用してカスタマイズできるもの等があげられます。下記でおすすめの詳細を確認していきましょう。

用途に合ったCADを選ぶ

例えば手書きからCADに切り替えた時、寸法が間違っていると判断されてしまうことがあります。こうならないためには、電気工事に特化したソフトウェアを利用する必要があります。

ソフトウェアの中で図面作成と同時にレイアウトができればそのような問題は起りません。様々な問題を回避するためにも機能を絞ったCADよりも、多様な機能を取り入れたCADをおすすめしたいと思います。

電気回路の場合

電気は建築設計とも関りが多いため電気回路図だけの機能を搭載したCADというものはほとんどありません。なので基本的には汎用CADを利用することをおすすめします。

汎用CADには電気機能がないものもあるため、ダウンロードをする際には必ず電気CADの有無を確認しましょう。また機械と電気は似ているので、合わせて利用できまる可能性があります。電気CADを使用したい場合は、機械系のCADも見てみることをおすすめします。

電子回路の場合

電気設計CADには、「回路図設計用」と「レイアウト用」が存在します。「回路図設計用は、主に回路の接続情報を示すためのソフトです。

一方、「レイアウト用」は「回路図設計用」で作成された電子回路図を作成するためのソフトになります。電子回路の情報をプリント基板に落とし込み、具体的な形状や寸法を設計します。電子回路に適したCADであるかどうか確認してからの購入をおすすめします。

互換性で選ぶ

CAD選びの際には互換性が優れたものをおすすめします。例えば社外でやり取りをする時、相手が自分と同じAutoCADを使用していてもデータを開くことが出来ないことがあります。

回路図は一人で作成するのではなく複数の専門家が関わってきます。データを共有できないとなれば作図を進めることは出来ません。より良い回路図を作成するため、多様に受け入れられるデータ形式であることをおすすめします。

回路図設計におすすめのCADを選ぼう

いかがでしたでしょうか。10点のCADをおすすめいたしましたが上記はほんの1例です。現在のやり方に疑問を感じているならば、やるべき作業をリストアップし、作業を確実にこなせるご自身にあったCADソフトウェアを探してみてください。

希望通りのソフトウェアを見つけた時、きっと今までよりも効率的に作業を進めることが出来るようになることでしょう。

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