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IT業界の歴史について(上)

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IT業界の歴史について(上)
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    ここ数十年で、IT業界は大きな進化を遂げました。
    今回は、そんな大きな発展を遂げたIT業界の歴史についてご紹介します。

    日本のコンピューターの歴史

    IT業界にとって何よりも欠かせないのがコンピューターです。
    日本の情報サービス産業は、1960年代に誕生しました。
    この時期のコンピューターの価格はとても高く、大企業や政府機関などでなければ導入できませんでした。

    日本で最初にコンピューターが導入されたのは1955年に「野村證券」に導入された「UNIVAC120」というシステムとされています。
    このコンピューターの重さは2トンもあり、窓からクレーンで搬入されました。
    1959年には三和銀行(現:三菱東京UFJ銀行)が、1960年に国鉄(現・JR)がオンラインシステムを導入しました。

    このように当時のコンピューターは一般企業ではとても導入できないものでした。
    そのため大型コンピューターで計算サービスを提供する「計算サービス」と呼ばれる企業が誕生したのです。

    多くの企業がこの計算サービスを利用することで、コンピューターを共同利用していました。

    そして、メインフレームの歴史が始まったのがIBM360シリーズが発表された1964年です。
    360シリーズは命令体系を統一することによってあらゆる計算機の用途に対応しました。
    その後1974年に発表されたACOS700では処理の分散化、マルチプロセッサ、仮想記憶などが導入されました。
    また、メインフレームの発表と時を同じくして開発されたのがミニコンピューターです。
    ミニコンピューターは安価かつコンパクトなため、メインフレームに匹敵するほどの大きな市場へと成長していきました。
    そして、個人利用のためのパーソナルコンピューターというジャンルも確立されていきました。
    1977年にはApple11、1979年には日本初のパーソナルコンピューターとして知られるPC-800、1986年にはラップトップPC T3100が開発され、そこからパーソナルコンピューターの精度は著しく向上していきました。

    世界のコンピューターの歴史

    IT業界の歴史について(上)のイメージ
    世界初のコンピューターは1946年にアメリカで開発された「ENIAC」だといわれています。
    これはミサイルの弾道計算のために開発され、重量が30トンもありました。

    そして1964年にIBMが「System/360」を発表し、多くの企業がコンピューターを導入します。
    1980年代にはいると、パソコンなどの小型コンピューターが次々と誕生し、利用者が一気に増えることになりました。

    世界的企業であるAppleやMicrosoftが台頭してきたのも、この1980年代頃です。
    1990年代からはインターネットが登場し、さらにコンピューターの可能性は広がり、爆発的な広がりを見せることになります。
    日本では1995年以降に大きく広まっていきました。

    ソフトウェアの誕生

    コンピューターが一般企業にまで浸透してくると、次第にソフトウェアの必要性が認識されるようになります。
    そのため、ソフトウェアの開発を専門に行う企業が多く誕生しました。
    ソフトウェアの需要は次第に高まり、1980年代には計算サービスに代わりソフトウェア開発が業界売上高のトップとなりました。
    そして、コンピューターを使いやすくすることやハードウェア資源の効率的な利用を目的に、OSも改良されていきました。
    一番最初のOSは、1964年にIBMが開発した「OS/360 (System/360)」だといわれています。
    しかし、OS/360 (System/360)には処理の順番待ちが発生するという問題点がありました。
    そこでベル研究所のケン・トンプソンによって開発されたOS「Unics」が、現在広く使用されているUNIXの起源です。
    また、1985年にはグラフィカルな画面をマウスで操作できるWindows OSがマイクロソフト社から誕生しました。

    IT業界とコンピューターの深いつながり

    IT業界とコンピューターには、言うまでもなく深いつながりがあります。
    そして、IT業界の中でも最もコンピューターに関連するといえるのがハードウェア業界です。
    ハードウェアとはパソコン本体や周辺機器、さらにそれらを構成する電子回路などのことを指します。
    また、最近ではIT技術が応用されているスマホや家電、ゲーム機などもハードウェアとして認識されるようになりました。
    そして、これらを取り扱う業界はまとめてハードウェア業界と呼ばれます。
    ハードウェア業界において製品に組み込まれるシステムを開発するエンジニアは「組み込み」と呼ばれ、ハードウェアの安全性や機能性を保証するために欠かせません。
    新製品へ組み込みを行うためには最先端技術が必要とされるため、組み込みエンジニアには非常に高いスキルが要求されるといえるでしょう。

    コンピューターの歴史は小型化の歴史

    IT業界は技術の発展とともにその規模を広げてきました。
    大型から小型のコンピューターへと進化を遂げることで、多くの企業がコンピューターを導入するようになります。

    コンピューターがインターネットにつながることにより、IT業界はさらなる発展を遂げることになった歴史的背景があります。
    「IT業界の歴史(中)」では、インターネットの歴史についてご紹介します。

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