ネプラスのテックブログ。ネットワーク、クラウド、サーバなどのITインフラ情報を中心に発信中。

  1. ネプラス インフラエンジニア採用
  2. テックマガジン
  3. テクノロジー
  4. Git Bashとは?Git Bashの利点と使い方・Git Bash のインストール方法

Git Bashとは?Git Bashの利点と使い方・Git Bash のインストール方法

  • テクノロジー
  • プログラミング
公開日時:   更新日時:
Git Bashとは?Git Bashの利点と使い方・Git Bash のインストール方法
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>

    Git Bash 使い方


    今回はGit Bashと呼ばれるWindows向けのソフトウェアについて紹介いたします。

    まずGit Bashとは何か。Git Bashの利点など含め説明いたします。その次にインストール方法と使い方について紹介いたします。

    Git Bash とは

    Git BashはWindows向けのBashエミュレータです。オープンソースプロジェクトで無償で使うことができます。
    Gitの実行環境のほか、Bashエミュレータとある通りLinuxコマンドを実行することができます。

    Bashとは

    BashとはLinux、Mac OSなどで動作するシェルというアプリケーションの一つです。シェルとはキーボードから入力を受けたりスクリプトを実行するための対話プログラムのことを指します。具体的にはコンピュータに対して変数の定義やループ制御や名前付き関数などの実行を提供するアプリケーションです。

    Bash自体は一部のLinuxやMacなどのOSで動作するように作られているためWindowsに用意されていません。ですがGit Bashを使うことでBashのコマンド機能を使用することができます。

    そのためGit BashはGitコマンドを実行するためだけではなく、Bashと呼ばれるLinuxの対話プログラムをWindowsで疑似的に動かすためのアプリケーションでもあります。

    Git Bashの利点

    ここまで、Git BashがGitコマンドとBashという対話プログラムを実行するためのアプリケーションという説明をいたしました。続いてGit Bashを導入する利点について紹介したいと思います。

    利点を端的に言うとBashを使う環境も併せて整えられるという点にあります。

    開発者にLinux、またはMac OSの利用者が多く、Bashコマンドによるドキュメントが豊富です。加えて、Windows OSでサポートされている対話プログラムにはコマンドラインやPowerShellが挙げられますが、Linuxのコマンドと異なる、あるいは一部サポートされていないという問題が背景としてあります。スムーズな開発のためにも環境を揃えるというのは大きな強みになります。

    Git Bashをインストールすることで、他に特別な設定無くBash環境を用意することができます。

    続いてGit Bashの導入方法と使い方について説明いたします。

    Git Bash のインストール方法

    次に Git Bashの導入方法について述べていきたいと思います。Git Bashのインストーラーはhttps://gitforwindows.org/からダウンロードすることができます。

    インストーラーを実行するとウィンドウが開き、詳細設定などが表示されますが基本的にはデフォルトのままで問題ありません。

    Git Bashの使い方

    続いて本題のGit Bashの使い方について説明いたします。Git Bashと、Git Bashに同梱されているGit GUIというアプリケーション両方の使い方について紹介いたします。

    Git Bashは対話インタフェースからコマンド実行が可能で、Git GUIはコマンドを打つ必要がなくボタンを使った操作が可能という特徴があります。

    それぞれの起動方法とgit cloneによるリポジトリ作成方法について説明いたします。

    Git Bashの対話インタフェースの使い方:起動方法

    まずはGit Bashの使い方について説明いたします。Git Bashの起動方法とGitコマンド実行例を紹介いたします。

    Desktopなどを右クリックし、新規作成(X)からフォルダ(F)を選択し作業フォルダを作成します。作成したフォルダを右クリックするとGit Bash Hereという項目が表示されるのでそれをクリックしてください。Git Bashアプリケーションが起動します。

    Git Bashの対話インタフェースの使い方:Gitコマンドの実行

    Git Bashアプリケーションが起動するとPC名、MINGW64、作業ディレクトリの名前が表示されます。そして$マークが表示されます。この$マークが表示されているとコマンド入力が可能な状態を表しています。

    まずはgit cloneを実行したいと思います。以下のコマンドをGit Bashに入力し、githubtrainingによるサンプルリポジトリをcloneしてください。

    続いて、Bashコマンドを使ってcloneが成功したことを確認しましょう

    同じくBashコマンドのcdを使ってcloneしたhellogitworldリポジトリに移動しましょう。

    リポジトリが認識されていることを確認できました。これでGitコマンドの実行が可能になります。

    Git GUIの使い方:起動方法

    続いてGit GUIの使い方について説明します。Git GUIはGit Bashとはことなり、コマンドの実行はせずにGUI (グラフィカルユーザインタフェース)を使った操作を行うことができます。

    GUIという名前の通りで、コマンドによる対話ではなく、ボタンなどの直感的な操作によってGitを実行できます。

    Git Bashと同様に、作成したディレクトリの上で右クリックを押し、Git GUI Hereを実行してください。Create New Repository、Clone Existing Repository、Open Existing Rpositoryの3つの文字が表示されたら起動成功です。

    Git GUIの使い方:git cloneの実行

    Git Bashでの例と同様にgitfortrainingのサンプルリポジトリをcloneしていきます。

    起動が確認出来たら2つ目の項目Clone Existing Repositoryを実行しましょう。Source Locationにhttps://github.com/githubtraining/hellogitworld.gitをCtrl vでペーストし、Target Directoryにhellogitworldを入力してください。

    Current Branch Masterと画面の右上に表示されたらclone成功です。この画面を使ってgit commitやpushなどを実行することができます。

    Git GUIを再度開きたい場合は、hellogitworldフォルダの上で右クリックし同様にGit GUI Hereを実行してください。

    Git Bashを活用しよう

    今回はGit Bashと呼ばれるWindows向けのソフトウェアの使い方について紹介いたしました。まずGitBashとは何か、Bashとは何かについて深掘って解説いたしました。

    その次にインストール方法と使い方について紹介いたしました。Git Bashそのものと、同梱されているGit GUIというアプリケーションそれぞれの使い方について説明いたしました。

    アプリケーションの起動方法と、git cloneコマンドによるローカルリポジトリの作成という使い方の初歩について理解していただけたと思います。Git BashをインストールしWindowsにGitによる開発環境を構築しましょう。

    ネプラス株式会社はサービス開始から10年以上
    『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、
    多くのインフラエンジニア・ネットワークエンジニアの就業を支援してきました。
    ネプラス株式会社ロゴ

    ネプラス株式会社はこんな会社です

    秋葉原オフィスにはネプラス株式会社をはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • インフラ業界に特化

      インフラ業界に特化

      ネットワーク・サーバー・データベース等、ITインフラ業界に特化。Cisco Systemsプレミアパートナーをはじめ各種ベンダーのパートナー企業です。

      業界を知り尽くしているからこそ大手の取引先企業、経験豊富なエンジニアに選ばれています。

    • 正社員なのにフリーランスのような働き方

      正社員なのにフリーランスのような働き方

      正社員の方でも希望を聞いたうえでプロジェクトをアサインさせていただいており、フリーランスのような働き方が可能。帰社日もありません。

      プロジェクト終了後もすぐに次の案件をご紹介させていただきますのでご安心ください。

    • 大手直取引の高額案件

      大手直取引の高額案件

      案件のほとんどが大手SIerやエンドユーザーからの直取引のためエンジニアの皆様へに高く還元できています。

      Ciscoをはじめ、Juniper、Azure、Linux、AWS等インフラに特化した常時300件以上の案件があります。

    • スキルアップ支援

      スキルアップ支援

      不要なコストを削減し、その分エンジニアの方へのスキルアップ支援(ネットワーク機器貸出、合格時の受験費用支給など)や給与で還元しています。

      受験費用例)CCNP,CCIE:6-20万円、JNCIS:3-4万円、AWS:1-3万円など

      ※業務に関連する一定の資格のみ。各種条件がありますので詳しくは担当者へにお尋ねください。

    • 現給与を保証します!

      100%現給与保証

      前職の給与保証しており、昨年度は100%の方が給与アップを実現。収入面の不安がある方でも安心して入社していただけます。

      ※適用にはインフラエンジニアの業務経験1年以上、等一定の条件がございます。

    • インセンティブ制度

      インセンティブ制度

      ネットワーク機器の販売・レンタル事業等、売上に貢献いただいた方にはインセンティブをお支払いしています。

      取引先企業とエンジニア側、双方にメリットがあり大変好評をいただいています。

    • 社会保険・福利厚生

      社会保険・福利厚生

      社員の方は、社会保険を完備。健康保険は業界内で最も評価の高い「関東ITソフトウェア健康保険組合」です。

      さらに様々なサービスをお得に利用できるベネフィットステーションにも加入いただきます。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      ネプラスは東証プライム上場「株式会社オープンアップグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    ネプラス株式会社に興味を持った方へ

    ネプラス株式会社では、インフラエンジニアを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    オンライン面接も随時受付中。ぜひお気軽にご応募ください。

    ネプラス株式会社へのご応募はこちら↓
    ネプラス株式会社へのご応募はこちら↓