Oracle SQL Developerのメリット7つ|概要についても解説

Oracle SQL Developerとは何か
Oracle SQL DeveloperとはOracle社が提供しているデータベース管理ツールです。
Oracle SQL Developerはデータベース開発作業を効率化することができる、無償のグラフィカルツールとなっています。
Oracle SQL Developerを利用することで、ユーザーはオブジェクトの参照やSQLの実行、編集やデバッグ、作成したレポートの実行などが可能になります。
Oracle SQL Developerの検索方法3つ
Oracle SQL Developerの検索方法をご紹介します。
Oracle SQL Developerでオブジェクトを探す場合、3つの検索方法があります。
ここではOracle SQL Developerの検索方法3つをご紹介しますので、Oracle SQL Developerを活用する参考にしてみてはいかがでしょうか。
Oracle SQL Developerの検索方法1:スキーマブラウザ
Oracle SQL Developerの検索方法の1つはスキーマブラウザです。
「スキーマブラウザ」とは、Oracle SQL Developerで対象の接続を右クリックした際に表示されるメニューの中にある機能です。
スキーマブラウザは普段Oracle SQL Developerを利用していても気付きにくい機能ですが、スキーマとオブジェクトの選択リストから対象を絞れたり、フィルタを適用できたりする便利な機能です。
Oracle SQL Developerの検索方法2:データオブジェクトの検索
Oracle SQL Developerの検索方法の1つはデータオブジェクトの検索です。
データベース・オブジェクトの検索は普段利用されやすい検索方法です。対象の名称の一部を入力することで検索することができます。
また、データベース内にあるオブジェクトすべてを対象にしたり、テーブルやインデックスなどのオブジェクト型やスキーマといった条件で絞ったりすることもできます。
Oracle SQL Developerの検索方法3:接続ナビゲータ
Oracle SQL Developerの検索方法の1つは接続ナビゲータです。
接続ナビゲータは表アイコンを右クリックし、「フィルタの適用」を選択して一覧表示する検索方法です。オブジェクトが展開されて表示されるため、対象オブジェクトの名称を覚えていなくても探しやすいです。
また、フィルタはOracle SQL Developerを終了しても記録されるため、次回設定し直す必要がありません。
Oracle SQL Developerにおける計画実行の流れ4つ
Oracle SQL Developerにおける計画実行の流れをご紹介します。
Oracle SQL Developerの計画実行では、「単体テスト」「システムテスト」「本番稼働」「処理中」という4つのシチュエーションが考えられます。
ここではOracle SQL Developerにおける計画実行の流れ4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
計画実行の流れ1:単体テスト
Oracle SQL Developerの単体テストでは簡単に実行計画を取得できます。
単体テストは実際の本番環境とはデータ量や質などが異なるため、あくまで期待している実行計画になるか机上レベルで確認する程度になります。
方法としては、確認したいSQLをワークシートにコピーし、「実行計画」をクリックすることでコストなどを確認することができます。
計画実行の流れ2:システムテスト
Oracle SQL Developerのシステムテストはトレースによって全SQLの実行計画を取得できます。
システムテストでは、テスト中に問題のプログラムが特定され、トレースを取得することになります。トレースでは特定のセッションによって実行されたすべてのSQLの実行計画が取得可能です。また、トレースで確認できる実行計画は実際に選択された実行計画となっています。
計画実行の流れ3:本番稼働
Oracle SQL Developerの本番稼働では、トレースを簡単に取得することはできません。
本番稼働中はトレースを簡単に取得できず、問題のプログラムの特定も難しいです。そのため、AWRレポートを利用して重たいSQLを特定し、実行計画を確認するようにしましょう。
ただし、この方法で確認できるのはAWRがスナップショットとして記録したもののみとなっています。
計画実行の流れ4:処理中
Oracle SQL Developerの処理中は、v$sqlからSQLを特定して統計情報を習得できます。
重たいプログラムが実行されている状態であれば、実際に選択された実行計画を確認することができます。ただし共有プールに残されている場合しか確認できないため、すでにageoutされた古い情報を確認することはできません。
Oracle SQL Developerのメリット7つ
Oracle SQL Developerのメリットをご紹介します。
Oracle SQL Developerを利用することで、具体的にどのようなメリットが考えられるのでしょうか。
ここではOracle SQL Developerのメリット7つをご紹介しますので、Oracle SQL Developerの利用を検討している方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
Oracle SQL Developerのメリット1:SQLエディタ
Oracle SQL Developerには補完機能が付いたSQLエディタが利用できるというメリットがあります。
Oracle SQL DeveloperではGUIの操作だけでなく、SQLエディタを利用してSQL文で実行することができます。SQLエディタには補完機能が付いているため、たとえばSQL文のテーブル名などを途中まで入力すれば、残りのSQL分を自動的に入力してくれます。
Oracle SQL Developerのメリット2:GUIで操作
Oracle SQL DeveloperにはGUIでデータベースを操作できるというメリットがあります。
Oracle SQL Developerではテーブル作成などの構文を使わなくても、GUIを使ってテーブル名や項目名などの必要項目を入力するだけで簡単にデータベースのオブジェクトが作成可能です。
そのため、コマンドを覚えていない人でも簡単にデータベース操作ができます。
Oracle SQL Developerのメリット3:SQLのチューニング
Oracle SQL DeveloperにはSQLのチューニングができるというメリットがあります。
効率が悪く遅いSQLを使用すると最悪の場合データベースが停止する可能性があるため、SQLのチューニングにより、実行計画の確認を行うことが重要です。
実行計画の確認を行うことにより、SQLで指定している内容に対してどのようにデータ検索をすればよいのかわかるようになります。
Oracle SQL Developerのメリット4:スニペット機能
Oracle SQL Developerには頻繁に使うコードのスニペット登録ができるというメリットがあります。
スニペットには頻繁に使用するコードを登録しておくことで、必要な際にドラッグ&ドロップで簡単に貼り付けることができる機能です。
そのため、毎回記述しなくても簡単にSQL文を用意することができます。
Oracle SQL Developerのメリット5:データのエクスポート
Oracle SQL Developerにはデータのエクスポートができるというメリットがあります。
Oracle SQL Developerでは、指定したテーブルのデータやSELECTで抽出したデータをエクスポートする機能も用意されています。
データのエクスポートでは、「CSV」「XML」「Text」「HTML」といった任意の形式で出力することが可能です。
Oracle SQL Developerのメリット6:開発やデバッグ
Oracle SQL Developerには開発やデバッグができるというメリットがあります。
Oracle SQL Developerには、PL/SQLによるデバッグ機能が搭載されています。これまではPL/SQLはデータベースサーバー上で動作するプログラミング言語ということもあり、使いにくいものとなっていました。
しかし、Oracle SQL Developerの開発やデバッグ機能は使い勝手が良い点が特徴です。
Oracle SQL Developerのメリット7:資格取得
Oracle SQL Developerには資格取得にも役立つというメリットがあります。
Oracle SQL Developerを利用することで、Oracleデータベースに関する知識やスキルが身に付きます。そのため、Oracle社が認定している「ORACLE MASTER Oracle Database」などの認定資格取得に役立ちます。
Oracle SQL Developerのインストール方法
Oracle SQL Developerをインストールする場合は先にOracleアカウントを作成しましょう。
Oracleのアカウントを作成したら、ライセンスに同意してOracle SQL Developerをダウンロードしましょう。さらに自分の環境に合ったファイルを選択し、任意の場所で解凍すればすぐに利用することができます。
Oracle SQL Developerの使い方
Oracle SQL Developerを利用する場合、まず接続先を追加しましょう。
接続先の追加は「接続」メニューから「データベース接続の作成/選択」の画面へ進み、必要項目を入力します。入力したら「テスト」ボタンをクリックして接続できるか確認し、成功したらデータベースに接続しましょう。
Oracle SQL Developerを使いこなそう
Oracle SQL Developerはデータベースを使いこなせるデータベース管理ツールです。
ぜひこの記事でご紹介したOracle SQL Developerの検索方法やOracle SQL Developerのメリットなどを参考に、Oracle SQL Developerを活用してみてはいかがでしょうか。
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