PHPの開発環境構築

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XAMPPを利用したPHP開発環境を構築する

「Windows10のパソコンでPHPを勉強したいけど難しそう」という人もXAMPPを利用してみてはいかがでしょうか。XAMPPというソフトを利用すると、Windows10に必要な開発環境としてWebサーバ、DBサーバとPHPをインストールして設定をします。本格的にLinuxで構築したい場合は手間と知識が必要になります。本格的に構築する場合、仮想環境を構築してOSからすべて導入する方法もありますが、今回はお手軽に開発環境を構築するためにXAMPPを利用します。PHP開発環境の構築方法は他にもありますが、まずはXAMPPから取り組んでみましょう。この機会にPHPに慣れ親しんでください。

XAMPPとは

XAMPPとは無償でMariaDBとPHPとApache等を提供してくれる統合開発環境のことです。XAMPPにはApache(Webサーバ)、MariaDB(SQLデータベースサーバ)とPHP、PerlのWEBサーバツールとDB管理ツールであるphpMyAdminなどの管理ツールを一つにしたパッケージソフトです。また、XAMPPはApacheのインストールやPHPのインストール、MariaDBのインストールと設定作業を私たちに代わって設定します。これらのサーバを構築する作業は時間もかかり、初心者には大変な作業となりますが、この苦痛な開発環境構築を代理で行ってくれるのがXAMPPです。

ダウンロード

下記記載のダウンロードサイトより開発環境に合うものを選択してください。また、PHPのバージョンで分かれるため、開発環境に必要なPHPバージョンを選択しましょう。今回はPHPのバージョンがPHP 7.4.5のものをダウンロードしました。ダウンロードしたファイルは任意の場所に保存してください。(2020/05/14時点でのダウンロードファイルになります)ダウンロードしたファイル名は「xampp-windows-x64-7.4.5-0-VC15-installer.exe」となります。

インストール

ダウンロードした「xampp-windows-x64-7.4.5-0-VC15-installer.exe」をダブルクリックするとインストールを開始します。画面にメッセージが表示されるため、画面の指示に従ってください。基本的にデフォルトで問題ありません。デフォルトでインストールすると、開発環境としてPHP以外の物もインストールされます。もし、必要なもの以外をインストールしたくない場合は、Select Componentsの設定の時にインストールするソフトウェアを選択できるため、Apache,、MySQL、PHP、phpMyAdminのみにチェックをいれてください。

XAMPPの起動

インストールが完了すると、XAMPP Control Panelが開きます。また、スタートボタンを押下し、プログラム一覧の中にあるXAMPP Control Panelを押下するとXAMPPのコントロールパネルが開きます。

各サーバの起動(Apache,MySQL)

前段でXAMPPのコントロールパネルが起動しているので、このコントロールパネルでApaheとMySQLの行にあるStartボタンをそれぞれ押してください。ApacheとMySQLが起動します。この時下部にあるメッセージボックスに下記のように[Apache] Status change detected: running[mysql] Status change detected: runningと表示されて、StartボタンがStopボタンになっていればApacheとMySQLは起動しています。メッセージボックスエラーが表示されている場合、Apacheのポートである80番、443番が他のソフトと競合しています。その場合は下記のサイトを参考に修正してください。

動作確認(PHPINFO()の表示)

PHP向けの開発環境を準備しているので、PHPが動作しなければなりません。ここではXAMPPが用意しているPHPINFO()を表示します。(PHPONFOとは開発環境として必要になるPHPの設定情報をステータスに含めて表示します)XAMPPを設定したパソコンのブラウザを起動します。起動したブラウザのURLに「http://localhost」と入力してエンターキーを押してください。Welcome to XAMPP for Windows 7.4.5と表示されたら、Apacheは起動しています。この画面の右上にPHPInfoがあるので、これを押下してPHPの設定情報が表示されればPHPも正常に動作しています。これでApache, PHPの開発環境が構築できました。

自分でPHPファイルを置いてみる

PHPの開発環境が用意出来たら、ファイルを置きます。デフォルトでインストールした場合、ブラウザに表示されるディレクトリはC:\XAMPP\htdocs\です。このhtdocsの下にhelloというディレクトを作ります。作ったディレクトリ/helloの下にindex.phpというファイル名でファイルを置いてください。

「こんにちは」を表示する

index.phpファイルに下記のコードを記述します。記述したindex.phpファイルをXAMPPで表示できるように先ほど作成した/helloをディレクトリに置きます。ブラウザで「http://localhost/hello/index.php」と入力しエンターを押下すると「こんにちは」と表示されます。<html> <head> <meta charset=””utf-8″”> <title>テストページ</title> </head> <body> <p>こんにちは</p><?php$objDateTime = new DateTime();echo $objDateTime->format(‘Y-m-d H:i:s’).””<br/>\n””;//現在日時 2020-05-14 13:59:59?> </body></html>

文字のエンコードを指定したファイルを置く

ブラウザで見れるようにファイルの設置をしましたが、保存する際に文字コードを意識しなくてはなりません。この状態でブラウザを表示した時、文字化けが起きた人も少なくないでしょう。ファイルを保存するときに文字コードを意識することで文字化けを防ぐことができます。index.phpファイルを保存する際に、Windowsであればメモ帳で保存する人もいるでしょう。しかし今回用意した開発環境はデフォルトで、文字コードはUTF-8です。そのためUTF-8で保存できるエディタが必要になります。フリーで使用できるサクラエディタなど、UTF-8で保存できるものをダウンロードして利用してください。サクラエディタの場合、UTF-8で保存するには「ファイル」-「名前を付けて保存する」で開いた画面の「文字コードをセット」においてUTF-8を選択してindex.phpを保存してください。

XAMPPを使ってみよう!

ここまでPHPの開発環境を手軽に構築できるXAMPPについてご紹介しましたが、いかがでしたか。開発環境を作る方法は仮想環境を構築し、その上にLinuxOSなど一から作成する方法もあります。今回は手軽に開発環境が構築出来る方法を紹介しました。興味のある方は仮想環境にもぜひチャレンジしてみてください。

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