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Windows10のリモートデスクトップとは?接続できないときの対処法7つ

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Windows10のリモートデスクトップとは?接続できないときの対処法7つ
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    Windows10のリモートデスクトップとは


    リモートデスクトップとは遠隔操作でパソコンを操作する技術です。
    普段会社でWindows10を利用している場合は、出張先や自宅から会社のWindows10のパソコンにリモートデスクトップを利用するという方も多いでしょう。
    本記事ではリモートデスクトップについてくわしくご紹介していきます。

    リモートデスクトップを利用するメリット3つ


    これまでリモートデスクトップを利用したことがないという方の中には、リモートデスクトップにどのようなメリットがあるのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
    ここではリモートデスクトップを利用するメリット3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    1:セキュリティ性が高い

    リモートデスクトップを利用することで、外部へ社内の情報を持ち出さなくても、必要に応じて外部から社内ネットワークへアクセスすることが可能になります。
    そのため、情報漏洩のリスクを低減することが可能です。

    2:性能に影響されない

    リモートデスクトップは接続先のパソコンの性能に依存することから、接続に利用しているパソコンが低スペックでも影響がありません。
    そのため、性能が良くないノートパソコンなどを利用して接続しても、普段社内で利用しているパソコンと同様の性能で作業が行えます。

    3:リモートワークに向いている

    リモートデスクトップは自宅からでも会社の自分のパソコンへアクセスすることで、社内ネットワークへ接続することができる仕組みです。
    そのため、遠隔地にいたとしても社内でパソコンを使っているのと同様の操作ができ、リモートワークに適しています。

    Windows10のリモートデスクトップの設定方法


    リモートデスクトップは、以下の手順で設定を行います。

    1.コントロールパネルを開きます。
    2.「システムとセキュリティ」をクリックします。
    3.システム欄の「リモートアクセスの許可」をクリックします。
    4.「システムのプロパティ」の「リモート」タブが表示されたら、「このコンピューターへのリモート接続を許可する(L)」を選択して「OK」をクリックします。
    Administratorsグループのユーザーの場合は、これで設定完了です。
    5.Administratorsグループ以外のユーザーの場合は、「システムのプロパティ」の「リモート」タブで「ユーザーの選択」をクリックし、ユーザーを追加します。
    6.「リモートデスクトップユーザー」一覧に名前が登録されたら「OK」をクリックして設定完了です。

    Windows10でリモートデスクトップが接続できない原因


    Windows10でリモートデスクトップが接続できない場合は、主に以下の原因が考えられます。

    OSの設定やエディションのバージョンが一致していない
    ネットワーク設定が間違っている
    リモートデスクトップに必要な設定ができていない
    接続先(ホスト)のWindows10端末が設定できていない
    接続元(クライアント)のWindows10端末が設定できていない
    ファイアウォールによって接続が遮断されている
    更新プログラムによる問題が起きている

    このように、考えられる原因は多岐にわたります。
    リモートデスクトップを接続するためには、1つ1つを確認して原因を突き止める必要があるといえるでしょう。

    リモートデスクトップが接続できないときの対処法7つ


    リモートデスクトップを利用する際、上手く接続できないケースがあります。
    ここではリモートデスクトップが接続できないときの対処法7つをご紹介しますので、参考にしてみてください。

    1:Windows10のエディションを確認する

    まずは、Windows10のエディションを確認しましょう。
    Windows10のエディションが「Homeエディション」の場合は、リモートデスクトップを使用することができません。
    Homeエディションになっている場合は、ライセンス認証またはProのプロダクトキーへの変更をしてHomeエディションからProエディションへと変更しましょう。

    2:ネットワークを確認する

    Windows10のエディションに問題がない場合は、次にネットワークを確認してください。
    ただし、ITに詳しくない場合は設定の変更をすることはおすすめしません。
    ルーターが有効か、IPフィルタを設定していないか、ポート変換をしていないか、DNS設定は有効か、LANケーブルが接続されているか、無線LANが有効か、ネットワークアダプターが有効かなどを確認してください。

    3:接続先(ホスト)の設定も確認する

    また、接続先(ホスト)の設定も確認する必要があります。
    リモート接続を許可しているか、ネットワークレベル認証が解除されているか、ユーザーアカウントが設定されているかなどをチェックしましょう。
    そして、接続先(ホスト)と同時に接続元(クライアント)の設定も確認します。
    コンピューター名やユーザー名、パスワードなどに間違いがないかどうかをチェックしてください。

    4:ファイアウォールを設定する

    ホスト側のパソコンのファイアウォールの設定によっては、リモートデスクトップが利用できないケースがあります。
    ファイアウォールの設定で外部ネットワークからの接続が拒否されている可能性があるため、確認するようにしましょう。

    5:認証ポリシーの設定を変更する

    リモートデスクトップで認証エラーになる場合は、クライアント側のローカルコンピュータポリシーを確認しましょう。
    資格情報の委任の暗号化オラクルの修復が未構成の場合、修復を有効にチェックを入れ、保護レベルを脆弱にすると接続できるケースがあります。

    6:ユーザーアカウントの設定を確認する

    ユーザーアカウントの設定によってはリモートデスクトップが上手くできないケースがあります。
    たとえば、ユーザーアカウントにパスワードが設定されていない場合、リモートデスクトップは利用できません。
    また、リモート側のパソコンのユーザーアカウントプロパティの「アカウントを無効にする」にチェックが入っている場合もリモートデスクトップができなくなるため、確認しましょう。

    7:電源オプションの警告が出ていないか確認する

    リモートデスクトップが許可されている状態でも接続ができない場合には、電源オプションに警告が出ている可能性もあります。
    電源オプションに警告が出ている場合は、リモート側のパソコンのスリープなどの設定をなしに変更しましょう。

    Windows10のリモートデスクトップの注意点


    Windows10でリモートデスクトップを利用する場合、いくつかの点に注意する必要があります。
    ここでは最後にWindows10のリモートデスクトップの注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    初期費用を考慮する

    Windows10のリモートデスクトップのために社員の個人所有のパソコンを利用するケースもありますが、企業によっては会社から新しくクライアントPCを支給するというケースもあるでしょう。
    そういった場合には、クライアントPCを用意するためのコストがかかる点に注意が必要です。

    導入する際は共通ルールを定める

    外部からのリモートデスクトップを許可する場合は、プライバシーやセキュリティなどの懸念点があります。
    そのため、セキュリティソフトを指定するなど共通のルールを設定するようにしましょう。

    Windows10のリモートデスクトップの設定方法を知ろう


    Windows10にリモートデスクトップが接続できないときは、まずは原因を突き止める必要があります。
    ぜひこの記事を参考にして、接続できない原因を明らかにしてください。

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