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Javaアプリケーションの種類5つ|作成手順やおすすめの理由3つ紹介

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Javaアプリケーションの種類5つ|作成手順やおすすめの理由3つ紹介
この記事でわかること

    システム
    エンジニア
    Javaのアプリケーションは何種類あるのですか?

    プロジェクト
    マネージャー
    Javaアプリケーションは大きく分けると5種類あります。

    そもそもJavaとは?


    JavaとはORACLE社が無料で提供しているソフトウエアで、世界中で使用されているブジェクト指向のプログラミング言語です。JavaはOSやソフトウエアに依存せずにソフトを動作させることが可能で、また動作も速いため、企業のサーバーやスマートフォンアプリ、ゲームなどたくさんの分野で用いられています。このようにJavaは様々な分野で用いられているため、使用できるようになると仕事の幅が広がっていくでしょう。

    Javaアプリケーションの種類5つ

    Javaは拡張性のある言語でさまざまな場面で使われています。Javaを使って作られたアプリケーションのことをJavaアプリケーションといい、Javaアプリケーションは大きく5つにわけられます。Javaアプリケーションの種類について知ると、生活の身近なところにJavaが使われていることを実感できます。ここからはJavaアプリケーションの5つの種類についてみていきます。

    種類1:デスクトップアプリ

    Javaアプリケーションの種類の1つ目はデスクトップアプリです。デスクトップアプリはGUIとも呼ばれます。デスクトップアプリはデスクトップにアプリケーションをダウンロードして使用します。JavaのデスクトップアプリではOpenOfficeが有名です。

    種類2:コンソールアプリ

    Javaアプリケーションの種類の2つ目は、コンソールアプリです。コンソールアプリはCUIとも呼ばれます。コンソールアプリは、コンソールウィンドウにコマンドを直接入力し処理を行っていく単純なプログラムツールです。Javaのコンソールアプリにはデバッグオプションがたくさん用意されており、アプリケーションのデバッグ作業が簡単に行えるようになっています。

    種類3:Webアプリ

    Javaアプリケーションの種類の3つ目はWebアプリです。WebアプリはWeb上で動くアプリケーションで、Webサーバーに配置してユーザーからの要求を受けた処理を行います。またWebサーバー上で働くJavaアプリケーションをJava Servletといい、Java Servletは多くのWebサイトで使用されています。

    種類4:Androidアプリ


    Javaアプリケーションの種類の4つ目はAndroidアプリです。AndroidアプリはJavaで作られたものがほとんどです。Androidアプリの作成にはAndroid Studioという開発支援ツールが頻繁に利用されており、このツールを利用することでJavaのAndroidアプリ開発を円滑に行うことができます。

    種類5:組み込み系プログラム

    Javaアプリケーションの種類の5つ目は組み込み系プログラムです。組み込み系プログラムとは、冷蔵庫や洗濯機など家庭にある電子機器に組み込まれているプログラムのことで、組み込み系プログラムにもJavaが使われています。

    Javaアプリケーションの作成手順5つ


    アプリケーション作成はJavaに限らず要件定義、設計、プログラミング、テスト、リリースの順に進めていきます。ここからはJavaアプリケーションの作成手順を行程ごとに詳しくみていきます。開発案件ではこの手順で作業が進んでいくので確認しておきましょう。

    手順1:要件定義

    アプリケーションを作成する際には、初めに要件定義を行います。要件定義とは、作成するアプリケーションで行いたい作業を顧客から聞き取り、どんなアプリケーションを作るかアイデアをまとめ、顧客と共有する作業になります。要件定義をしっかりと行わないと、完成したアプリケーションが相手の望んでいるようなものにならない可能性があるので、要件定義で顧客と開発者側との考えをしっかりと一致させておくことが大切です。

    手順2:設計

    要件定義を行った後は設計作業を行います。設計では、基本設計と詳細設計、プログラム設計など設計書をいくつかに分けることが多いです。基本設計では、要件定義でまとめた内容に合ったプログラムを設計するための大まかな手順を顧客に分かる形で示します。また、詳細設計やプログラム設計では、基本設計で決めた内容を実現するために機能レベルでプログラムを細かく分けて示していきます。

    手順3:プログラミング


    設計が終わったら、設計書に書かれた内容に従ってプログラミングを行っていきます。プログラマーがソースコードを書き、プログラムを組んでいきます。設計に予算をかけ、詳細設計がしっかりと行われていれば作業はスムーズに進みますが、設計が甘い場合には、決まっていない部分を顧客と再度話し合う必要が出てくるのでプログラミング作業が滞り、時間がかかります。

    手順4:テスト


    アプリケーションを作成する際には、設計書に沿ったテストを設計段階で作成する必要があり、プログラミングを行った後に作成しておいたテストを実施します。テストを行うのは、設計上やプログラミング上のバグを発見するためで、1つのアプリケーションに対して行うテストは1つではなく、ユニットテストや総合テストなどでいくつかの段階に分けて行っていくことが多いです。

    手順5:リリース

    テストでバグがないかを確認し、本番環境での作業に向けた入念なチェックをした後にアプリケーションをリリースします。リリース作業は人が行うためミスが絶対に起きないとは言い切れません。そのためリリース作業は、ペアで行うことで確認作業を徹底する必要があります。リリースしたあとも見つかったバグの修正や機能の追加など、定期的な保守作業を行うことでアプリケーションはより洗練されたものになっていきます。

    Javaがおすすめの理由3つ


    Javaは、アプリケーションを作成していく際によく使われる言語です。アプリケーションを作成するうえでJavaがよく使われるのには理由があります。ここからはJavaがおすすめの理由を3つ紹介します。Javaがおすすめの理由を知ると、Javaを学び、活用していくことのメリットを認識することができます。

    理由1:汎用性が高い

    Javaがおすすめとされる理由の1つ目は汎用性が高いことです。Javaは汎用性が高い言語であるため、サーバーサイドやクライアントサイドのプログラム、スマートフォンのアプリケーション作成などさまざまな場面で活用していくことができます。Javaは汎用性が高く、さまざまな場面で用いられるため案件数がとても多いため、JavaのITエンジニアからの需要は常に高いです。

    理由2:学びやすい


    Javaがおすすめとされる理由の2つ目は、学びやすいことです。Javaは習得するのが難しい言語だとも言われていますが、利用者数が多いため書籍やwebサイトなどで情報がまとめられており、疑問を解決しやすい言語でもあります。疑問点をネットで検索しながら解決し学んでいくことができるため、独学でも学習を進めていくことが可能です。

    理由3:オブジェクト指向である

    Javaがおすすめである理由の3つ目は、オブジェクト指向である点です。オブジェクト指向の言語は、1つのプログラムを細かく分けて管理することができるため、多数のITエンジニアが関わる大規模開発案件で使われています。いくつかあるオブジェクト指向の言語の中でも、Javaはさまざまな場面で多く使われているため、Javaを扱えることで他のオブジェクト指向の言語学習がスムーズになるでしょう。

    システム
    エンジニア
    Javaは汎用性が高いため、5種類のアプリケーションを作ることができるのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。利用者も多いため、情報もたくさんありますので、是非独学で勉強してみてはいかがでしょうか。

    Javaアプリケーションでできることはたくさんある


    Javaアプリケーションについて詳しくみていきました。Javaを使用できるようになると、さまざまなアプリケーションを作成することができ、仕事の幅が広がります。Javaについて知り、作成手順に沿った業務を可能にすることで自分の価値を高めていきましょう。

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