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Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題8選!難易度や試験範囲も解説

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Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題8選!難易度や試験範囲も解説
この記事でわかること
    システム
    エンジニア
    Java Bronzeを受験しようと思うのですが、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
    プロジェクト
    マネージャー
    Java Bronzeで間違いやすい問題を紹介しますので、一緒に見ていきましょう。

    Java Bronzeとは何?

    Java Bronzeとは、Oracle認定Javaプログラマ試験の中の一番下のグレードの試験のことです。Bronzeの他にSilverとGoldという試験があります。

    Java Bronzeの試験時間は65分で、全部で60問用意されています。時間配分は、1問1分程度で解くことが理想的です。

    なお合格ラインは60%です。

    試験にもバージョンがある?

    Java Bronzeは、Javaのバージョンアップに合わせて試験もバージョンアップしていきます。受験する際は、試験の内容に大きく左右しますので現在の試験の最新バージョンを確認することをおすすめします。

    それぞれのリリース日も公開されているため、チェックするといいでしょう。試験の日程によっては、一つ前のバージョンから大幅にバージョンアップすることもあります。

    Java Bronzeの難易度と試験範囲は?

    ここからは、Java Bronzeの難易度と試験範囲をご紹介していきます。Java Bronzeを初めて受験する人は、参考にしてみてください。

    Java Bronzeは、内定者研修で資格取得を支持されることも少なくありません。そのためOracle認定Javaプログラマ試験のJava Bronzeのことを詳しく知らずに受験することになるケースも多いでしょう。

    合格するためにも詳細を頭に入れておきましょう。

    Java Bronzeの難易度

    Java Bronzeの難易度は、オブジェクト指向のプログラミングを覚えたレベルの難易度です。言語を学習し始めた人にふさわしいレベルと言えるでしょう。

    一方でJavaでのプログラミング開発の経験がある人には、物足りない可能性もあります。Javaの知識と技能に自信がある人は、より難易度の高いSilverやGoldを受験した方がいいケースも少なくありません。

    Java Bronzeの試験範囲

    Java Bronzeの試験範囲は、変数の宣言の仕方やポリモーフィズムなどです。Java言語の基本文法である制御やオブジェクト指向プログラミングの基本は、出題されると思っておくといいでしょう。

    他にも演算子と分岐文やループ文、クラス定義とオブジェクトの生成、使用などが出題範囲です。練習問題やテキストでよく勉強すれば、初心者の合格も夢ではありません。

    Java Bronzeの試験時間や合格ラインは?

    Java Bronzeの試験時間は、65分で、出題数は60問です。

    時間配分が合格のポイントになりますので、時間を意識した学習方法を行うといいでしょう。なお合格ラインは60パーセントですので、6割の問題は必ず正解できるようにしましょう。

    試験は、選択問題形式です。試験に合格できれば、Oracle認定Javaプログラマ Bronze SE 7/8 取得と履歴書に書くことができます。

    試験時間 65分
    題数 60問
    合格ライン 60パーセント

    Java Bronze試験の申込方法・受験料・日程・会場は?

    Java Bronze試験の申込方法は、まずピアソンVUEのアカウントとOracleアカウントを作ることからスタートします。そしてピアソンVUEから試験会場の予約をしましょう。

    Java Bronze試験は、オンライン会場も用意されています。日程は会場によって異なるため、受験したい会場の情報をチェックしましょう。

    必要な料金は、税抜き13,600円です。

    申込方法 オンライン
    受験料 税抜き13,600円
    日程 会場によって異なる
    会場 自宅か全国のピアソンVUE公認試験会場

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題8選

    ここからは、Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題を紹介していきます。Java Bronzeをこれから受験する人は、参考にしてみてください。

    Java Bronzeの合格する確率は、公開されていません。そのため、いくら初心者向きと言われているとはいってもしっかりと勉強しておかないと合格から遠のいてしまうこともあるでしょう。

    苦手だと感じた場合は、繰り返し学習していきましょう。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題1:変数の有効範囲

    Java Bronzeでは、変数の有効範囲関係のコンパイルエラーや実行時エラーなどのひっかけ問題が出ることがあります。試験では、コンストラクタやオーバーロードを考えさせる問題が出題されることも少なくありません。

    そのため、有効範囲で解答がエラーということもあります。毎回引っかかってしまう人も多いため、有効範囲は常に気にかけておきましょう。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題2:拡張for文

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題の2つ目は、拡張for文です。初心者は、拡張for文の問題でも躓きやすいと言われています。

    拡張for文とは、参照変数の配列の中身を1つ1つ見ていくものです。Java Bronzeでは配列と拡張for文をよく見かけます。

    引っ掛からないように何度も繰り返し問題を解くといいでしょう。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題3:配列

    配列は、Java Bronzeで初心者が引っ掛かりがちな問題です。配列とアルゴリズムの問題は、Javaの学習と言われています。

    配列の宣言の仕方は、複数あります。そのため、ひっかけ問題として出やすいのです。一次元配列の生成と使用については、繰り返し問題を解いて理解していきましょう。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題4:オーバーロード

    オーバーロードは、引数の型や戻り値など確認すべき点が多いです。オーバーロードをする条件をしっかり頭に入れておくといいでしょう。

    オーバーロードの問題で引っかかりたくない人は、引数の型やメソッド名、戻り値、アクセス修飾子の点をしっかりチェックしてみてください。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題5:オーバーライド

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題の5つ目は、オーバーライドです。オーバーロードと混合しやすいため、引数に注意が必要です。

    オーバーライドでは、アクセス修飾子が同じか公開範囲が広いかどうか、戻り値が同じか戻り値の型のサブクラスかどうか、引数の型が同じかどうか、メソッド名が同じかどうかを確認してください。

    Java Bronzeで引っ掛かりやすい問題6:staticとインスタンス

    staticとインスタンスは、初心者が引っ掛かりやすい問題です。インスタンスメソッドとstaticメソッドは利用できる範囲が異なることを頭に入れておく必要があるでしょう。

    taticメソッドとインスタンスメソッドがお互いに使えるかどうかを見極めることが大切です。同じクラスであれば、staticメソッドはstatic変数のみ使える点を覚えておいてください。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題7:継承

    継承は、継承すると親クラスのコンストラクタが勝手に呼び出されることに注意する必要があります。時間に余裕がある場合は、図で書いてどのクラスがどのメソッドなのかビジュアルで判断することをおすすめします。

    苦手だと感じる人も多い問題ですので、繰り返し練習問題を解いて苦手意識を無くしていきましょう。

    Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題8:キャスト

    キャストの問題は継承関係に常に気を付けることが、大切です。継承とともに学習していくといいでしょう。

    特に参照型キャストは、継承やインタフェースなどが関係してくるため、しっかり学習することをおすすめします。複雑なコードを書いたりするための準備として学びを深めていきましょう。

    Java Bronzeは就職や転職に役立つ?

    Java Bronzeは就職や転職には、役立ちません。簡単な知識を持っている程度のアピールしかできません。Javaを扱うエンジニアを目指す場合は、基本情報技術者試験やOracle Certified Java ProgrammerのSilver以上を資格しておくといいでしょう。

    なおSilverとGoldは国際資格ですので、海外で就職したい時にも役立ちます。会社によっては、資格手当も出る場合があります。

    本格的に役立つのはJava Silverから

    本格的に役立つ資格は、Java Silverからです。転職・就職や賃金交渉に有利に働く場合があります。

    Java Bronzeの問題を解いてみて簡単と感じる場合は、最初からJava Silverを受験することもおすすめです。なおJava Goldは、Silverの資格が必須です。

    いずれ資格取得をしようと考えている場合は、初めからJava Silverの資格を目指すといいでしょう。

    Java初心者におすすめの教科書と問題集4選

    ここからは、Java初心者におすすめの教科書と問題集をご紹介していきます。Java Bronzeは独学でも合格可能です。

    教科書や問題集を手に取って合格を目指しましょう。なお教科書や問題集は、最新の物を手に取ることをおすすめします。繰り返し問題を解いて学びを深めていきましょう。

    おすすめの教科書と問題集1:Javaの絵本

    Javaの絵本は、絵で説明してくれるため初心者には取り組みやすい参考書です。電子書籍版もあるため、隙間時間の学習に最適です。文章だけではJavaのイメージが分かりにくいという人は、Javaの絵本を手に取ってみるといいでしょう。

    プログラミング初心者向けですので、まったく知識がない人にもおすすめです。

    おすすめの教科書と問題集2:スッキリわかるJava入門

    スッキリわかるJava入門は、Java入門書の定番です。初学者がよくつまずくポイントや疑問点が、いろいろな角度から具体的に提示されています。一方的な解説ではないため、頭に入りやすいでしょう。

    初心者が失敗しやすいオブジェクト指向についても分かりやすく解説されています。

    おすすめの教科書と問題集3:徹底攻略Java SE 11 Silver問題集

    徹底攻略Java SE 11 Silver問題集は、Javaプログラマ試験を丁寧に解説した本です。教科書やテキストがなくてもこの問題集があれば、一通り学べます。

    本の問題を全て理解していれば合格できたという声もあるため、1冊だけで徹底的に学習したい方におすすめです。

    おすすめの教科書と問題集4:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11

    おすすめの教科書と問題集の4つ目は、オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11です。試験問題が豊富ですので、最後の仕上げにもおすすめです。

    対策テキストと問題集がセットになっているため、この一冊だけで対策できます。お手軽な電子書籍版も用意されています。

    システム
    エンジニア
    これでJava Bronzeの受験対策もばっちりですね。
    プロジェクト
    マネージャー
    Java Bronzeは、Javaにおける登竜門です。しっかりと対策を練って挑みましょう。

    Java BronzeはJavaにおける登竜門

    Java Bronzeは、Javaにおける登竜門です。Java Bronzeで引っ掛かりがちな問題を克服すれば、初心者でも合格できる確率が高まります。

    Java Bronzeはオンラインで受験可能ですので、まずは気軽に受験してみるといいでしょう。繰り返し問題を解くことで、自信も出てきます。

    Javaの第一歩にチャレンジして、自信を付けていくといいでしょう。

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