Javaをダウンロードする3つの方法|知っておきたいJavaの種類とは?

- システム
エンジニア - javaのダウンロード方法が知りたいです。
- プロジェクト
マネージャー - 3つのダウンロード方法を解説しますので、一緒に学んでいきましょう。
Javaとは
Javaとは、アメリカ合衆国のソフトウェア会社Oracleによって提供されているプログラミング言語およびソフトウェアプラットフォームのことです。汎用性が高く、製造や保険など多くの業界で利用されています。
動作が高速なことや、セキュリティ面での信頼性が高いことなどが特徴です。またJavaを利用したシステムは広く使われているため、開発者がトラブルシューティングの際に必要とする情報を探しやすいという利点もあります。
Javaのライセンス
Javaを利用するためには開発キットのJDK(Java Development Kit)が必要です。オープンソース版のOpenJDKは無償で利用できますが、セキュリティパッチの提供を受けるためには有償版であるOracle JDKのライセンスを取得する必要があります。
セキュリティパッチの提供を受けることで最新のウイルス対策を利用できるので、企業内で使用するシステムの制作などでは特にライセンスが必要となります。
JavaScriptとの違い
JavaScriptとは、アメリカ合衆国にかつて存在した企業Netscape Communications Corporationが開発したプログラミング言語です。
Javaと名前が似ていることから誤って混同されることがありますが、JavaScriptはJavaとは異なるプログラミング言語です。プログラミング言語としての特徴も異なり、JavaScriptはウェブページにアニメーションをつける場合などに多く利用されます。
ダウンロードとインストールの違い
Javaを利用するにはまず開発環境をダウンロードし、インストールする必要があります。
ダウンロードとは、インターネットを利用して目的のデータを受信し、自分のコンピューターに保存することです。またインストールとは、ダウンロードしたデータを自分のコンピューター上で使用できるように準備する作業のことです。
Javaをダウンロードする3つの方法
続いて、これからJavaを使ってソフトウェア開発を始めてみようという方に、Javaをダウンロードする方法についてご紹介します。
ここでは、最新版をダウンロードする方法、オフラインでダウンロードする方法、旧バージョンをダウンロードする方法の3つをご紹介します。
Javaをダウンロードする方法1:Java最新版の場合
最新版のJavaをダウンロードするには、Javaのダウンロードページから実行ファイルをダウンロードします。
オペレーティングシステムごとに専用の実行ファイルが用意されているので、自分のコンピューターのオペレーティングシステム用のものを選んでダウンロードしましょう。
ダウンロードされたファイルを実行すると、インストールに必要なファイルがオンラインで受信されます。
Javaをダウンロードする方法2:オフラインの場合
Javaをオフラインで導入する場合は、Javaのダウンロードページで、オフラインでのインストールに必要なファイルを指定してダウンロードします。
インストールに必要なファイルを事前にダウンロードすれば、オフラインの環境でJavaをインストールすることが可能です。
オフラインで行う理由
Javaをオフラインで導入する方法には、インストール中にインターネットをつないだままにする必要がないことや、他のコンピューターにはファイルをコピーするだけで導入できるといった利点があります。
複数のコンピューターにJavaをインストールしたい場合は、オフラインで導入する方法によってJavaを効率的にインストールできます。
Javaをダウンロードする方法3:旧バージョンの場合
旧バージョンのJavaをダウンロードするには、Javaのアーカイブページから実行ファイルをダウンロードします。
アーカイブページでは、過去に配布された旧バージョンのJavaの一覧が表示されており、バージョン名をクリックするとさらに細かいバージョン一覧が表示され、それぞれダウンロードできるようになっています。
旧バージョンで行う理由
旧バージョンのJavaで動作しているシステムのバグ修正を行う場合、そのシステムと同じバージョンのJavaを使って修正作業を行うことがあります。
ただし、旧バージョンのJavaはセキュリティ面での信頼性が低いことから、最新版のJavaを利用することが推奨されています。
あわせて知っておきたいJavaの主な種類4つ
続いて、Javaをダウンロードする際にあわせて知っておきたいJavaの主な種類を4つご紹介します。
代表的なJavaのプラットフォームとして挙げられるのは、Java SE、Jakarata EE、JDK、JREの4つです。それぞれの特徴や役割を詳しく見ていきましょう。
Javaの種類1:Java SE
Java SE(Java Platform,Standard Edition)は、Javaでプログラミングするためのライブラリがまとめられた開発プラットフォームです。
Javaで記述されたプログラムを開発、修正することができ、個人がJavaを使ってアプリケーションを開発する際によく利用されます。
プログラミング用のツールがそろっているので、Java言語を学習する場合にもよく利用されます。
Javaの種類2:Jakarta EE(旧Java EE)
Jakarata EE(Java Platform,Enterprise Edition)は、Java SEに法人向けの機能を追加した拡張版のプラットフォームです。
Java SEには無い大規模なシステムの開発に必要なツールが含まれており、ネットバンキングや通販サイトなど、クラウドシステムの制作に使われています。
もとはJava EEという名前で公開されていましたが、オープンソース団体のEclipse Foundationに移管したことでJakarata EEと改名されました。
Javaの種類3:JDK
JDK(Java Development Kit)は、Javaを使ったシステムを開発、実行するのに必要なツールがまとめられた開発プラットフォームです。
Javaでプログラムを開発するためのツールと、プログラムを実行したりバグ修正を行うための環境がセットになっているため、アプリケーションの作成に向いています。
JDK単体でアプリケーションのプログラミングから実行までを行うことができるので、個人がアプリケーション開発を行う場合などによく利用されます。
Javaの種類4:JRE
JRE(Java Runtime Environmen)は、Javaのプログラムを実行するのに利用されるツールです。
プログラムを記述するツールと、プログラムをOS上で動かすために必要となる実行ファイル生成ツールが含まれていますが、コンパイラが含まれていないことからJRE単独で開発することはできませんので、利用する場合は注意しましょう。
Javaがインストールされているのか確認する方法
続いて、自分のコンピューターにJavaがインストールされているのか確認する方法をご紹介します。
Javaは広く利用されているソフトウェアプラットフォームなので、ユーザーがインストール作業を行わなくてもすでにインストール済みであることが多いです。
Windows10の場合とMacの場合をそれぞれご紹介します。
Windows10の場合
Windows10の場合は、スタートメニューから検索してJavaがインストールされているか確認できます。
スタートメニューで「プログラム」をクリックし、「Java」プログラムを探します。「プログラム」のリストに「Java」プログラムがあれば、コンピューターにJavaがインストールされているということです。
Macの場合
Macの場合は、System PreferencesからJavaがインストールされているか確認できます。
画面左上のAppleアイコンをクリックし、「System Preferences」を開いた時に、Javaアイコンがあれば、コンピューターにJavaがインストールされているということになります。
Javaをインストールしたあとにすること
Javaをインストールしたあとには、実際にJavaを使ってシステム開発を行うため、エディタと開発環境を用意しましょう。
Java言語を使ってプログラミングするためには、プログラムを記述、修正するためのエディタが必要です。エディタはさまざまな種類のものが公開されていますが、Java言語はシェアが高いため多くのエディタで対応されています。
エディタで作成したプログラムを実行するためには、コンパイラなどの開発環境も必要となります。先述したJDKには開発環境が含まれているため、すぐにアプリケーションを開発したい場合はJDKをインストールしましょう。
- システム
エンジニア - javaのダウンロード方法が理解できました。
- プロジェクト
マネージャー - ダウンロード方法が理解できたら、実際にjavaをダウンロードしてみましょう。
Javaをダウンロードしよう
ここまで、Javaの特徴やダウンロードの仕方、Javaの主な種類などについてご紹介してきました。Javaを利用して開発されたシステムはセキュリティ面での信頼が高いという特徴がありました。また、さまざまな業界で広く使われているため、問題が起きた時のトラブルシューティングも簡単です。
まずは今回ご紹介したJavaの主な種類4つから、自分のプロジェクトに合うプラットフォームを選ぶことから始めて、Javaのシステムの良さを体験してみませんか。
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