JavaでのPathクラスの使い方とは？Pathクラスを正しく使いこなそう！
- システム
エンジニア - JavaでのPathクラスはどのように構成されるのでしょうか。
- プロジェクト
マネージャー - Pathは、ディレクトリの区切り文字（/や）で区切られた要素で構成されます。
JavaでのPathクラスの使い方を紹介します！
今回は、JavaでのPathクラスの使い方について説明します。
Pathは、ディレクトリの区切り文字（/や\）で区切られた要素で構成されます。
ここでは、Pathオブジェクトの生成、Pathの連結、ファイル名などの取得、Pathの比較、Pathの判定、要素の分解、サブPathの取得について紹介します。
JavaでのPathクラスの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。
Pathオブジェクトの生成
Pathオブジェクトの生成方法を紹介します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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import java.nio.file.FileSystems; import java.nio.file.Path; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // ディレクトリ指定 Path path1 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to""); // ファイル指定 Path path2 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file.txt""); // 複数の引数指定 Path path3 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to"", ""file.txt""); Path path4 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path"", ""to"", ""file.txt""); System.out.println(path1.toString()); System.out.println(path2.toString()); System.out.println(path3.toString()); System.out.println(path4.toString()); } } |
実行結果は以下のようになります。
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/path/to /path/to/file.txt /path/to/file.txt /path/to/file.txt |
このようにJavaのPathオブジェクトを生成します。
Pathの連結
Pathオブジェクトの連結方法を紹介します。resolveメソッドやresolveSiblingを使用します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path1 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to""); // Pathの連結 Path path2 = path1.resolve(""sub_dir/file1.txt""); // 親ディレクトリに対してPathの連結 Path path3 = path2.resolveSibling(""file2.txt""); System.out.println(path1.toString()); System.out.println(path2.toString()); System.out.println(path3.toString()); |
実行結果は以下のようになります。
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/path/to /path/to/sub_dir/file1.txt /path/to/sub_dir/file2.txt |
このように、JavaではPathオブジェクトを連結できます。
ファイル名などの取得
Javaでは、Pathオブジェクトから各種情報を取得できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file.txt""); // ファイル名を取得 System.out.println(path.getFileName()); // file.txt // 親フォルダを取得 System.out.println(path.getParent()); // /path/to System.out.println(path.getParent().getParent()); // /path // パスの要素数を取得 System.out.println(path.getNameCount()); // 3 // ルートディレクトリを取得 System.out.println(path.getRoot()); // / |
実行結果は以下のようになります。
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file.txt /path/to /path 3 / |
このように、JavaではPathオブジェクトから各種情報を取得できます。
Pathの比較
Javaでは、compareToメソッドでPathオブジェクトを比較できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path1 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file1.txt""); Path path2 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file1.txt""); Path path3 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file2.txt""); // Pathの比較 System.out.println(path1.compareTo(path2)); // 0 System.out.println(path2.compareTo(path3)); // -1 System.out.println(path3.compareTo(path1)); // 1 |
実行結果は以下のようになります。
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1 2 3 |
0 -1 1 |
辞書的に先に登場する場合は-1、後に登場する場合は1、同じ場合は0を返却します。
Pathの判定
Pathオブジェクトの判定方法を紹介します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path1 = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file.txt""); Path path2 = FileSystems.getDefault().getPath(""path/to/file.txt""); // Pathの判定(指定Pathで始まっているか) System.out.println(path1.startsWith(""/path"")); // true System.out.println(path2.startsWith(""/path"")); // false // Pathの判定(指定Pathで終わっているか) System.out.println(path1.endsWith(""file.txt"")); // true System.out.println(path2.endsWith(""/to"")); // false // Pathの判定(絶対パスであるか) System.out.println(path1.isAbsolute()); // true System.out.println(path2.isAbsolute()); // false |
実行結果は以下のようになります。
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true false true false true false |
このように、JavaではPathオブジェクトの判定ができます。
要素の分解
Pathオブジェクトの要素分解方法を紹介します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file.txt""); // 要素数分のループ for(int i=0; i<path.getNameCount(); i++) { // 要素の取得 System.out.println(path.getName(i)); } |
実行結果は以下のようになります。
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path to file.txt |
サブPathの取得
PathオブジェクトからサブPathを取得する方法を紹介します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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// Pathオブジェクトの生成 Path path = FileSystems.getDefault().getPath(""/path/to/file.txt""); int nameCount = path.getNameCount(); for(int i=0; i<nameCount; i++) { // サブPathの取得 System.out.println(path.subpath(i, nameCount)); } |
実行結果は以下のようになります。
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path/to/file.txt to/file.txt file.txt |
このように、JavaではPathオブジェクトからサブPathを取得できます。
- システム
エンジニア - JavaでのPathクラスの使い方について、よく理解できました。
- プロジェクト
マネージャー - Pathオブジェクトの生成、Pathの連結などの使い方を理解して、実際にソースコードで指定してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。JavaでのPathクラスの使い方について説明しました。
ここでは、Pathオブジェクトの生成、Pathの連結、ファイル名などの取得、Pathの比較、Pathの判定、要素の分解、サブPathの取得について紹介しました。
ぜひご自身でソースコードを書いて、理解を深めてください。
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