Visual Studio 2019が使いやすくなる!知られざる便利機能とは

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Visual Studio 2019が使いやすくなる!知られざる便利機能とは
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2019年4月にリリースされたVisual Studio 2019。メモリ使用量が4分の1に激減したり、AIによる支援機能が搭載されたりと、Visual Studio 2017と比較しても進歩しています。このままでも十分便利ですが、実はさらに使いやすくなる方法があります。今回は、Visual Studio 2019が使いやすくなる便利なショートカットキーや機能を紹介していきます。ぜひ、活用していただければ幸いです。

PG
Visual Studioが便利になる機能って何ですか?早く知りたいです!
PM
Visual Studioの便利機能を使いこなせれば、仕事の効率がグンと上がりますよ。ここでしっかり紹介しますね。

Ctrl + .|Visual Studio2019が使いやすくなる便利なショートカット

はじめに、一番おすすめしたいショートカット「Ctrl + .」について解説します。「Ctrl + .」とは、クイックフィックスを起動するショートカットです。
↓このマークをクリックするのと同じ動作です。

クイックフィックス

具体的には以下のようなことが一瞬でできます。

  • ・変数名やクラス名の変更
  • ・コンストラクタの生成
  • ・必要なusingの追加・不要なusingの削除
  • ・インターフェースの実装
  • ・存在しないメソッドの生成

上記に記載してあるとおり「Alt + Enter」でもいいのですが、個人的には「Ctrl + .」の方が操作しやすいと感じました。

Visual Studio 2019でぜひ使ってほしい便利な機能

次にVisual Studio 2019の新機能でもある、便利な機能を2つご紹介します。

便利な機能1|IntelliCode

IntelliCode とはAI支援機能のことです。クラス名やオブジェクト変数名の直後に「.(ピリオド)」を入力すると、文脈に合わせて入力候補を示してくれます。この機能は、GitHub上にある2000以上のオープンソース(すべて100個以上の星付き)をトレーニングしているとされています。Visual Studio 2019ではデフォルトでインストールされているため、特に設定は必要ありません。

もし「無効」になっているのであれば、「有効化」をクリックしてください。

IntelliCode

IntelliCode有効化

このように、IntelliCodeの提案事項が示されていれば使用可能です。

便利な機能2|Live Share

Live Shareは、ソースコードを複数人で共有できる機能です。リモートで編集やデバッグを行うことができるため、チーム内での開発に活用できます。こちらもVisual Studio 2019でサポートされているワークロード(ASP.NET、.NET Core、C++、Python、Node.jsなど)と同時にインストールされるため、特に設定は必要ありません。
※Visual Studio 2017を利用している方は、マーケットプレイスから「Visual Studio Live Share」の拡張機能をインストールしてください。

Live Share

↑上記画面(検索ボックスで「Live Share」と検索もしくはアイコンをクリック)が表示されれば、後は招待リンクをコピーしチーム内に共有するだけです。

PG
Visual StudioにAIが搭載されているとは、驚きました。あと、「Ctrl + .」をすぐに使ってみたくなりました!
PM
ここで紹介した3つの便利機能を使いこなすだけでも、開発がうんと楽になるはずです!ぜひ活用してみてくださいね。

便利なショートカットと機能を活用し仕事の効率を上げよう

今回は、Visual Studio 2019が使いやすくなる便利なショートカットと機能を紹介しました。最後に、もう一度まとめておきましょう。

  • ・「Ctrl + .」:クイックフィックスを起動するショートカット
  • ・「IntelliCode 」:AI支援で入力ミスがなくなる
  • ・「Live Share」:複数人でソースコードを共有、リモートでソースコードの編集やデバッグができる

一度覚えてしまえば、ショートカット一つで様々な操作ができるようになり、仕事の効率が上がります。ぜひ覚えて活用できるようにしましょう。


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