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VB.NETをおすすめする3つの理由とは?VBAとの違いや勉強方法を解説

2019年12月21日
SE
VB.NETの特徴を知りたいけど、難しくないかな...。
PM
VB.NETは初心者でもわかりやすいし、大丈夫だよ!1つずつ解説していくね。

VB.NETの特徴


VB.NETは、Microsftが開発したプログラミング言語です。.NET系のアプリ開発ができ、初めてでも学びやすいのが最大の特徴です。

画面を使ったアプリも簡単に作れるので、学習の難易度 + 作れるアプリの汎用性で考えると、とてもおすすめの言語と言えるでしょう。

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VB.NETの歴史

次に、VB.NETの歴史について解説します。VB.NETは最初から開発されたわけでなく、以下の流れで改良されて開発されました。

製品名 内部バージョン リリース
Visual Basic 1.0 1 1991年
Visual Basic for MS-DOS 1 1992年
Visual Basic 2.0 2 1992年
Visual Basic 3.0 3 1993年
Visual Basic 4.0 4 1995年
Visual Basic 5.0 CCE 5
Visual Basic 5.0 5 1997年
Visual Basic 6.0 6 1998年
Visual Basic .NET 7 2002年
Visual Basic .NET 2003 7.1 2003年
Visual Basic 2005 8 2005年
Visual Basic 2008 9 2007年
Visual Basic 2010 10 2010年
Visual Basic 2012 11 2012年
Visual Basic 2013 12 2013年
Visual Basic 2015 14 2015年
Visual Basic 2017 15 2017年

参考:Visual Basic https://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Basic
参考:Visual Basic .NET https://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Basic_.NET

2002年になるまでは、VB(Visual Basic)という名前では以下の対応をしていませんでした。

・オブジェクト指向への対応
・「.NET」環境の利用

VB.NETはVBの時代から「学びやすさ」と「使いやすさ」を重視して改良されてきた言語なので、とても学びやすいです。歴史も長いので、情報が調べやすいのも魅力的ですね。

ただ、歴史が長くて始めやすさが売りのプログラミング言語は、多いです。そこで次に、VB.NETがおすすめできる理由について解説します。

VB.NETをおすすめする3つの理由


次に、VB.NETをおすすめできる理由は、以下の3つです。

1. 画面を使ったアプリが簡単に作れる
2. コード入力の手間が少なく書きやすい
3. 無料で使える

1つずつ詳しく解説します。

1:画面を使ったアプリが簡単に作れる

VB.NETでは、フォームを使って画面ありのアプリを簡単に作れます。

ツールボックスから部品(テキストボックスやボタンなど)を選び、ドラッグ&ドロップするだけで簡単に画面が作れるのです。デザインに試行錯誤する必要がないため、機能を作ることに集中できます。

2:コード入力の手間が少なく書きやすい

VB.NETでは、コードの入力の手間が少なくなる、以下仕組みがあります。

・With文が使える
・IF文の丸括弧が不要
・構文終わりのセミコロン(;)が不要

1つずつ詳しく解説します。

With文が使える

With文は、以下のように同じ指定の書き方を、一括でまとめる方法です。

・Withを使わないサンプルコード

サンプルコードVisual Basic

・Withを使うサンプルコード

サンプルコードVisual Basic

「btnRegist」がWith文でまとめられてスッキリしましたよね。このように、オブジェクトの指定をまとめることができるのです。

IF文の丸括弧が不要

IF文の丸括弧が不要
他のプログラミング言語でIF文を使う場合、以下のように丸括弧を使用するケースがあります。

他のプログラミング言語のIF文の書き方:

サンプルコードVisual Basic

サンプルコードVisual Basic

ちょっとした違いかもしれませんが、丸括弧がない分コードが書きやすくなります。

構文終わりのセミコロン(;)が不要

VB.NETでは、構文終わりのセミコロン(;)が不要です。

構文ごとに1文字文コード数が減るので、入力の手間を減らせます。また、入力忘れによるエラーを引き起こす心配もないので、エラーにかかる手間も減らせるのです。

プログラミング初心者の場合は特に、エラーの原因がわからず時間を書けてしまう人が多いです。ちょっとしたエラーが出るリスクが少ないのも、嬉しいものです。

3:無料で使える

VB.NETには、開発環境の構築を無料でできるといったメリットがあります。Microsoft社が開発しているVisual Studioを使用して無料で開発環境が構築できるのです。

ダウンロードしてインストールすれば、時間をかけず簡単にVB.NETを使用することができます。

VBを学ぶ時によくある5つの質問


いざVB.NETを学ぼうと思って調べてみると、以下のようにな疑問を持つ方も多いです。

1. VB・VBA・VBScriptとの違いは?
2. VB.NETではどんなアプリが作れるの?
3. VB.NETを学べばエンジニアに転職できる?案件数は?
4. VB.NETを学べばエンジニアに転職できる?案件数は?
5. VB.NETでプログラムを作るときのイメージ・流れは?

事前に知っておくと悩みが減らせるので、1つずつ詳しく解説します。

1:VBA・VBScriptとの違いは?

VB、VBA、VBScriptはどれもVB.NETの仲間です。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

言語 概要
VB ・VB.NET以前に開発された、Microsoftのプログラミング言語
・現在は改良されたVB.NETが主流となっている
VBA ・ExcelなどのOffice製品を操作するためのプログラミング言語
・Visual Basicの簡易版を用いてプログラムが作れる
VBScript ・Visual Basic風のスクリプト言語
・スクリプト言語のため書いて実行するまでが簡単
VBはVB.NETの前身となった言語で、VBAとVBScriptはそれぞれ用途に合わせて改良された言語です。

たとえばVBAを使えば、Excel業務を効率化するツールが作れます。簡単なツールだけでなく、大規模なアプリも作れるので、より活用の幅が広がるでしょう。

1つ学べば横に広げやすいので、まずはVB.NETを学んでいきます。

2:マクロとの違いは?

Excelのマクロとは、作業手順をコンピュータに記録し、ボタンを押すと記録した作業手順を自動処理する機能のことです。つまり、Excelの機能のひとつを指しています。

VBとはVisual Basicの略字で、MicrosoftがBASIC言語をもとに開発したプログラミング言語とその開発と実行環境のことを指しています。Microsoftが自社のソフトウェアのために開発し、初心者にも扱いやすい設計と言われています。

3:VB.NETではどんなアプリが作れるの?

VB.NETでは、以下のようなアプリが作れます。

・Webアプリ
・Windowsアプリ
・スマホアプリ

VBは.NETアプリが作れるので、ASP.NETを利用したWebアプリやWindowsアプリが作れます。

それだけでなくスマホアプリも作れるので、使いこなせば応用の幅はとても広いです。

他のプログラミングだと、C#でも同じような開発ができます。ただ、C#は学習の難易度がVBよりも高いため、初めての場合はVB.NETがおすすめです。

4:VB.NETを学べばエンジニアに転職できる?案件数は?

VB.NETを学んで、エンジニアに転職することも可能です。また、未経験からエンジニアを目指すときにも、VB.NETは初心者向けのためおすすめの言語です。

高収入、一番人気の言語ではありませんが、以下理由から今後も一定の需要は見込めます。

・Windowsアプリはこれからも需要がある
・業務系システムで根強い人気がある

また、VB.NETで「.NET」系の開発に慣れてから、C#を学んでステップアップする道もあります。

「.NET」の開発に慣れているので、言語特有の書き方を学んでいくだけです。以下のように、年収に開きがあります。

言語 最高年収 平均年収 最低年収
VB 720万円 660万円 480万円
C# 912万円 780万円 660万円
参考:フリーランスエンジニア100人に聞いた年収調査【相場グラフつき】

最低年収で比較しても、180万円程年収に差があります。また、いきなりC#を学んで転職することは難しいかもしれませんが、VB.NETを学んでいたら別プロジェクトでC#案件を任せてもらえる可能性もあります。

始める敷居が低く将来性もあるので、VB.NETはとてもおすすめです。

5:VB.NETでプログラムを作るときのイメージ・流れは?

ここからは、VB.NETでプログラムを作るための「環境構築方法」と「初めてのコードを作る流れ」について解説します。

環境構築の大きな流れは、以下のとおりです

1. Visual Studio Community(無料)をダウンロード
2. Visual Studio Community(無料)をインストール

Visual Studio Communityをダウンロードしてインストールするだけで、無料で簡単に環境構築ができます。

環境ができたら、以下手順でプログラムを作っていきます。

1. Visual Studioを開き、「新しいプロジェクトの作成」をクリック
2. 言語を「Visual Basic」に設定し、「コンソール アプリ(.NET Core)」を選択し、「次へ」をクリック
3. プロジェクト名を入力し、「作成」をクリック
4. プロジェクトタブの「モジュールの追加」をクリック
5. モジュールの名前を入力し、「追加」をクリック
6. 左側のコードウィンドウに、「メッセージをログに表示する簡単なコード」を入力
7. デバックタブから「デバックの開始」を選択し、コードを実行

VBAを学ぶためのコツ4つ


VBAとはプログラム言語のひとつで、Microsoft Officeのアプリケーションソフトに搭載されています。VBAのプログラムによって、アプリケーションソフトの一部動作の変更をしたり決まった作業を繰り返す処理を自動化したりすることができます。

VBAで手順が決まっている作業や複雑な処理を自動化することにより作業の効率化を図ることができるでしょう。

1:学習サイトを活用する

VBAを独学する方のために無料で勉強できる学習サイトがあります。学習サイトのメリットは無料であることと、利用用途に応じた様々なサイトがあることでしょう。

例を挙げるなら、「VBAの解説を見つつVBAのコードを実行できるサイト」や「辞書のようにやりたいことを逆引きで探せるサイト」などがあります。

また、時間や場所を選ばず自分のスケジュールで気軽に利用できるところもメリットの1つでしょう。

2:書籍を活用する

VBAを最初から腰を据えて勉強したいなら、書籍を購入して独学することも選択肢のひとつでしょう。書籍で独学することのメリットは、テーマに沿った内容を詳しく学習できることにあります。

また、VBAの知識を体系的に学習できるといったメリットがあり、書籍を手もとに置いておけば、いつでも参考書として使えるので便利です。

3:動画サイトを活用する

ちょっとした手まち時間を有効活用して、VBAの動画で勉強することもできます。動画での学習はスマートフォンがあれば、場所を選ばずに勉強できることがメリットでしょう。

動画にはExcelの操作方法とともにVBAの基礎知識を紹介したコンテンツが公開されています。無料でVBAの基礎を勉強できますので、これからVBAについて勉強しようとする初学者に有効でしょう。

4:VBAエキスパート取得を目指す

VBAエキスパートとは、Microsoft OfficeのアプリケーションソフトであるExcelとAccessについてマクロとVBAのスキルを証明する資格です。ベーシックとスタンダードの2つのレベルがあります。

試験では実務で使用される機能やプログラムコードを重視した内容が問われるので、試験対策の勉強がマクロとVBAのスキル向上につながると言えるでしょう。マクロとVBAを使い作業の自動化や大量のデータの一括処理を行うことで作業効率を高めることができるのです。

SE
VB.NETは簡単にアプリを作れるのに、無料で使えるなら、勉強してみようと思います。
PM
そうですね。VB.NETは初心者でもわかりやすくて、使いやすいのでおすすめのプログラミング言語です。

VBについて理解しよう


ここまで解説した内容を、最後にまとめます。

・VB.NETは初心者でも始めやすく汎用性の高いプログラミング言語
・VB時代から「わかりやすさ」「使いやすさ」が改良され続けている
・無料の環境が簡単に作れるため初めてでも簡単に開始できる
・エンジニアに転職する道もあり「.NET」系列のC#を学んでさらに収入も上げやすい

VB.NETは、Visual Studio Communityをダウンロードして、無料ですぐに始められます。学習の難易度も低いため、初めてプログラミングを学ぶ方にもおすすめです。

また、VB.NETの案件も根強い人気があり、エンジニア転職を目指している人にもおすすめです。ぜひ、簡単なプログラミングコードからでいいので、始めてみてください。


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