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【サンプル付き】VB.NETでファイルの存在チェックをする方法!

公開日時:   更新日時:
【サンプル付き】VB.NETでファイルの存在チェックをする方法!
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「VB.NETでファイルの存在チェックをするには、どうすればいいんだろう……」
「具体的な方法やサンプルコードが知りたいな……」

と思っていませんか?

ファイルを読み込んだり、開いて利用するケースはよくあります。そのため、ファイル操作前の存在チェック方法を知っておくと便利です。

そこで今回は、VB.NETでファイルの存在チェックをする方法について解説します。

PG
VB.NETでファイルの存在チェックをする方法が知りたいです。
SE
ファイルの存在チェック方法だけでなく、フォルダの存在チェック方法も解説しますね!

※この記事は、Visual Basicの16.0で動作確認しました。

VB.NETでファイルの存在チェックをする方法とは?

まず、VB.NETでファイルの存在チェックをする方法について解説します。

方法は、大きく分けて以下の2つです。

・File.Exists
・FileInfo + Exists

1つずつ詳しく解説しますね。

File.Exists

1つ目は、「File.Exists」です。

以下のように書くことで、ファイルの存在チェックができます。

使い方:

戻り値はTrueまたはFalseで返ってくるため、IF文の条件式に直接組み込むことが可能です。具体的な書き方については、後ほどサンプルコードとともに解説しますね。

FileInfo + Exists

2つ目は、「FileInfo + Exists」です。

以下のように書くことで、ファイルの存在チェックができます。

使い方:

File.Existsの違いは、最初にファイル操作用の変数宣言をする点です。その後、「ファイル操作用の変数名.Exists()」のように書いて、結果をチェックしています。

具体的な書き方については、後ほど解説しますね。

VB.NETでファイルの存在チェックをするサンプルコード

ここからは、VB.NETでファイルの存在チェックをする2つの方法について、サンプルコードを元に解説します。

サンプルコードは、以下のとおりです。

実行結果:

どちらも結果がTrueになっていますよね。このように、簡単にファイルの存在チェックができます。

ファイルの有無によって処理を分ける方法とは?

ファイルの存在チェックができたら、ファイルの有無によって処理を分けるのがおすすめです。

具体的に言うと、以下のようにIF文を使って処理を分けると良いでしょう。

実行結果:

今回は、ファイルが存在しないパスを指定しています。「If boolFile_Exists = False Then ~ End If」の処理で、ファイルが存在しなかった時に「処理終了」のメッセージを表示し、処理終了するコードを書いています。

実行結果が「処理終了」のみ表示されており、以降の処理が実行されていないですよね。このように、ファイルの有無によって処理を分けることができるのです。

ファイル操作時はIF文でのエラー処理が重要なので、覚えておくと良いでしょう。

合わせて覚えておくと便利なフォルダの存在チェック方法

ここまで、「ファイルの存在チェック方法」について解説しました。ファイルを読み込む前のチェックであれば、これだけ覚えておけばよいかもしれません。

ただ、「ファイルを保存する処理」を作る場合は、「フォルダの存在チェック」が必要です。そのため、合わせてフォルダの存在チェック方法を覚えておくのがおすすめです。

フォルダの存在チェックは、「Directory.Existsメソッド」で簡単にできます。ファイルの存在チェックと使い方が似ているので、サンプルコードと共に使い方を覚えていきましょう。

実行結果:

上記サンプルでは、ファイルの存在チェックで利用したパスをフォルダパスに変更し、チェックしています。結果がTrueになっていますよね。

このように、簡単にフォルダの存在チェックもできます。合わせて覚えておくと便利なので、おすすめです。

まとめ

今回は、VB.NETでファイルの存在チェックをする方法について解説しました。

ファイルの存在チェックができると、ファイルを読み込む際にエラーが起こるのを防げます。また、フォルダの存在チェックまでカバーができると、ファイル操作が楽になるので覚えておくと良いでしょう。

ぜひ、実際にコードを書いて動かしてみてくださいね!


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