.NETエンジニア・プログラマ向けの技術情報・業界ニュースをお届けします。

  1. FEnet.NETナビ
  2. .NETコラム
  3. クラウド
  4. WindowsからAzure VMにSSH接続を行う方法

WindowsからAzure VMにSSH接続を行う方法

  • クラウド
公開日時:   更新日時:
WindowsからAzure VMにSSH接続を行う方法
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>
    最新情報や関心のある情報を毎日お届け。 FEnetメールマガジン メルマガ登録はこちらから>>

    SSHについて、普段からセキュリティに関する仕事に携わっているエンジニアの方は理解されているでしょうが、他はあまり意識されていない方も多いと思います。ここでは、SSH公開キーの作成方法とAzure VMにSSH接続する方法を紹介します。SSHについて一緒に確認していきましょう。

    プログラマー
    そもそもSSHってどのような技術のことなのでしょうか?
    プロジェクト
    マネージャー
    SSHというのは、セキュリティで保護された状態で接続することを可能にする暗号化プロトコルの一種のことですね。このSSH接続を行うことで、安全にリモートコンピュータと通信できることになります。

    SSH keyを作成して仮想マシンに設定する

    まずは、SSH接続に必要な公開キーの作成をクライアント側で行います。
    下記のコマンドを実行しましょう。

    公開鍵の作成

    ~/.ssh ディレクトリに id_rsa と id_rsa.pub ファイルが作成されています。

    公開鍵ファイル

      • ◆id_rsaのファイルの内容

    id_rsaのファイルの内容

      • ◆id_rsa.pubのファイルの内容

    id_rsa.pubのファイルの内容

    次にAzureポータルから仮想マシンを作成します。その時に、パスワード認証もしくはSSH公開キーを選択することが可能です。ここで「SSH公開キー」を選択しましょう。
    公開キーの入力項目にて、先ほど作成したid_rsa.pubファイルの内容をコピー&ペーストします。ペーストする際にはuser名は除外しましょう。あとは他の項目も入力すれば仮想マシンが出来上がります。

    仮想マシンの作成

    Tera Termを使用してAzure VMにSSH接続する

    Windows環境にて、Tera Termを使用してのAzure VMにSSH接続する一例を提示します。ご参考ください。

      1. IPアドレスの確認を行いましょう。

    Azureポータルの管理画面から「Virtual Machines」を選択してください。
    仮想マシン名→概要→パブリックIPアドレスが確認できますので、メモ帳などに控えておくことをおすすめします。また、IPアドレスはVMの再起動や停止などを行うと変わってしまうので、そのたびにIPアドレスを再度確認する必要があります。(静的IPアドレスを割り当てているとIPアドレスは固定になります)

      1. WindowsからSSH接続を行う際はTera Termを利用することが多いです。

    Tera Termをインストール後、ホストに先ほど確認したIPアドレスを入力します。
    IPアドレスを入力

      1. セキュリティ警告画面では気にせず続行を押下します。

    セキュリティ警告

      1. 仮想マシンで設定済みのユーザ名とパスワードを入力し、OKボタンを押下します。

    ユーザーとパスワード入力

      1. 最後に接続できたことを確認しましょう。

    接続の確認

    プログラマー
    SSH接続はツールを利用すればWindowsからでも簡単にできるのですね。この方法でやってみます。
    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。ただSSH接続ってどういったことなのかをきちんと理解して行いましょうね。ただ何となくセキュリティ保護の観点からやっていてもエンジニアとしてのスキルは向上されませんからね!

    SSHを理解してセキュリティのスキルを上げましょう

    セキュリティに関して、厳格なルールを取り決めてシステム運用を行うことを求める企業は多々あります。エンドユーザーでSSH接続を明確に理解されている方はとても少ないです。より一層、エンドユーザーからの信頼を得るためにも、このようなセキュリティに関する知識は多く備えておくことをおすすめします。

    FEnet.NETナビ・.NETコラムは株式会社オープンアップシステムが運営しています。
    株式会社オープンアップシステムロゴ

    株式会社オープンアップシステムはこんな会社です

    秋葉原オフィスには株式会社オープンアップシステムをはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで開発案件多数。システムエンジニア・プログラマーとしての多彩なキャリアパスがあります。

    • 充実した研修制度

      充実した研修制度

      毎年、IT技術のトレンドや社員の要望に合わせて、カリキュラムを刷新し展開しています。社内講師の丁寧なサポートを受けながら、自分のペースで学ぶことができます。

    • 資格取得を応援

      資格取得を応援

      スキルアップしたい社員を応援するために資格取得一時金制度を設けています。受験料(実費)と合わせて資格レベルに合わせた最大10万円の一時金も支給しています。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      オープンアップシステムは東証プライム上場「株式会社オープンアップグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    株式会社オープンアップシステムに興味を持った方へ

    株式会社オープンアップシステムでは、開発系エンジニア・プログラマを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    まずは話だけでも聞いてみたい場合もOK。お気軽にご登録ください。

    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓
    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓

    Azure新着案件New Job