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Azure SQL Databaseの料金体系と料金確認手順5|無料使用方法

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Azure SQL Databaseの料金体系と料金確認手順5|無料使用方法
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    Azure SQL Databaseの料金体系ってどのようになっていますか?
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    Azure SQL Databaseの料金体系は細かいです。まずは、大まかな料金体系の仕組みを見ていきましょうか。

    Azure SQL Databaseとは?


    Azure SQL Databaseとは、Azure SQLファミリの一部でクラウド向けに構築されたデータベースサービスです。パフォーマンスと耐久性をより適した状態にするAIを使用した自動機能により、最新の状態を保てるでしょう。

    また、サーバーレスコンピューティングとHyperscaleストレージオプションを使用することで、リソースの管理やストレージの大きさなどを心配する必要がなく、アプリケーションの構築が可能になります。

    Azure SQL Databaseの活用方法

    Azure SQL Databaseでデータベースを作成すると、サービスレベルに関わらず、データベースの可用性が考慮した構成での作成が可能となります。また、Azure SQL Databaseのサービス形態はPaaSです。

    そのため、今後はユーザ側のサーバー運用や保守の手間を省いて、その分の時間を開発に当てるというような活用方法が主流になるでしょう。

    Azure SQL Databaseのメリットとデメリット

    Azure SQL Databaseには、高度なセキュリティやAIによる自動チューニングといったフルマネージドによって、開発コストや時間を抑えられるというメリットがあります。

    その一方で、Azure SQL Databaseにはプランによるデータ通信量の差から、エラーが起きる可能性があるというデメリットもあります。

    何事も一長一短ですので、メリットデメリットの把握はしておきましょう。

    Azure SQL Databaseの料金体系


    Azure SQL Databaseは、利用したサービス分の料金を合算した金額が月ごとに賦課されます。月の途中から利用を開始した場合には、日割り計算されて支払うことになります。

    基本は使った分だけを支払う料金体系で、データベースに関してはその日のピークデータ量が課金対象のデータ量として計算されます。

    Azure SQL Databaseの料金計算ツールとは?


    Azure SQL Databaseには、料金を見積もりするためのツールがあります。

    何台使うのか、どれほど使うのか(時間・日数・月から選択できます)、どういったオプションで契約するのかなど、様々な条件から自分に合った使用料の計算をすることができます。

    また、Azure SQL Database以外のAzure製品の使用を検討している場合は、それも含めて見積もりをすることができるので、ぜひ活用してみてください。

    Azure SQL Databaseの料金を確認する手順5つ


    ここでは、Azure SQL Databaseの料金ツールの使い方を5つの手順に分けて説明していきます。

    その際に選ぶことになる、リージョン・TYPE・バックアップストレージ・購入モデル・サービスレベル・コンピューティングレベル・ハードウェアの種類・インスタンスの8つの項目についても解説していきます。

    実際にツールを使って料金を確認する際の参考にしてみてください。

    SQL Database料金確認手順1:料金計算ツールを開く

    まずは、Microsoft社が出している料金計算ツールを開きましょう。料金計算ツールAzure製品の構成とコストの見積もりというページが出てきたら正解です。

    たくさん項目があるため、どこを見てよいのか迷うこともあるでしょうが、その点も含めて以下に説明していきます。

    SQL Database料金確認手順2:サービスを選ぶ

    料金計算ツールを開いたら、次はサービスを選んでみましょう。

    Azure SQL Databaseは「おすすめ」あるいは「データベース」の項目内にあります。見つからない場合は、Search productsからAzure SQL Databaseを検索してみてください。

    なお、今回説明するのはAzure SQL Darabaseについてですが、その他にも見積もりをしてみたいものがあれば、それらもあわせて選ぶと良いでしょう。

    SQL Database料金確認手順3:必要項目を入力

    Azure SQL Databaseを選択できたら、次は必要項目の入力です。

    リージョン・TYPE・バックアップストレージ層・購入モデル・サービス レベル・コンピューティング レベル・ハードウェアの種類・インスタンスを必要に応じて組み合わせ、自分にあったAzure SQL Databaseを作り上げてください。

    それぞれがどのようなものかについては、ここから説明していきます。

    リージョン

    「リージョン」とは、デプロイするリージョンを選択するための項目です。

    もう少し噛み砕いて説明すると、「リージョン」というのはクラウドサービス用のデータセンターを設置してある独立したエリアのことを指します。

    日本で使うのであれば、東日本と西日本で選択が可能なので、できる限り使用場所に近い方を選びましょう。

    なお、海外に行って使うという場合は、一番近い国・地域を探して選択してください。

    TYPE

    「TYPE」とは、OS以外のライセンスが必要なSQLサーバーの種類を選択する項目です。ここでは、「Single Database」か「Elastic Pool」を選べます。

    Single Databaseはデータベース単位でリソースの割り当てができ、Elastic Poolはプール単位でリソースを管理しプール内データベースの共有が可能です。

    データベースを複数作成する場合は後者、それ以外は前者がおすすめです。

    バックアップストレージ層

    バックアップ ストレージ層とは、いわゆる冗長性を選択するための項目です。

    そもそもの冗長の種類としては、LRS(ローカル冗長ストレージ)、ZRS(ゾーン冗長ストレージ)、GRS(ジオ冗長ストレージ)、RA-GRS(読み取りアクセスジオ冗長ストレージ)といったような種類があります。

    その中で、Azure SQL Databaseから選ぶ場合、もれなく「RA-GRS」を選ぶことになります。

    購入モデル

    続いては購入モデルについてです。vCoreとDTUから選ぶことができます。

    vCoreはいわゆる仮想コアモデルであり、処理能力やストレージといったものをユーザ側で個別に選択することのできる柔軟性が備わっています。

    一方のDTUは、処理能力とストレージがセットのサイズを選択することになります。

    より自分に合ったものを選びたい場合はvCore、DTU単位で性能を表示したい場合はDTUを選ぶと良いでしょう。

    サービスレベル

    サービスレベルは購入モデルによって変わります。vCoreモデルで選べるのは3種類です。

    「汎用」はバランスの取れたスケーラブルなオプション、「Business Critical」は最高の耐障害性があるオプション、「ハイパースケール」はストレージの増量も可能な高速かつ動的なオプションです。

    DTUモデルで選べるのも3種類です。「Basic」、「Standard」、「Premium」と、グレードが上がるごとに最大ストレージサイズと最大バックアップ保有期間が増えていきます。

    コンピューティングレベル

    vCoreモデルかつ汎用を選んだ場合、コンピューティングレベルを選ぶことができます。

    プロビジョニング済みは、長期にわたって平均コンピューティング使用率が高い、あるいはより定期的な使用パターン、またはエラスティック プールを使用するパターンの場合におすすめです。

    サーバーレスは、長期にわたる平均コンピューティング使用率が低い、間欠的で予測できない使用パターンの場合におすすめです。

    ハードウェアの種類

    ハードウェアは、「Gen 5」と「Fsv2 シリーズ」が選択できます。Gen 4も選択可能ですが、2023年1月までのサポートですので注意しましょう。

    Gen 5は、Broadwell、Skylake、およびCascade Lakeのプロセッサベースで、多くのリレーショナルデータベースサーバーに適しているでしょう。

    Fsv2 シリーズは、SkyLakeプロセッサベースで、より高いCPUパフォーマンスを必要とするワークロードに最適化されています。

    インスタンス

    SQL Server データベースエンジンの実行単位のことを、「インスタンス」と言います。

    vCore、汎用、プロビジョニング済み、Gen 5あるいはFsv2 シリーズを選択した方はこのインスタンスを選ぶことになります。

    Gen 5は最小で2仮想コア、最大で80仮想コアまで、Fsv2 シリーズは最小で8仮想コア、最大で72仮想コアまで選ぶことができますが、大きければ大きいほど、コストがかかるでしょう。

    SQL Database料金確認手順4:割引のオプションを選ぶ

    ここまでの項目を選び終わったら、割引のオプションを選びましょう。

    従量課金制、1年予約、3年予約から選ぶことで割引を受けることができます。つまり、年単位で契約する予定があれば、そちらの方がお得に使えるということです。また、SQL ライセンスを選択することによる割引もあります。

    ただし、必要項目によっては割引のオプションが対応していない場合もありますので、注意してください。

    SQL Database料金確認手順5:ストレージについての項目を入力

    ここまで来たら、最後にストレージについての項目を入力して終わりです。ストレージは5GBから4TBまでの範囲を、1GB単位ずつで指定することができます。

    しかし、実際のストレージの制限は種類やサービスレベル、インスタンスのサイズ、ハードウェアの世代などに基づいて適用されるため、考えているよりも少ない、もしくは多い範囲になることもあります。

    その点についてはご注意ください。

    Azure SQL Databaseの料金に関する豆知識3つ


    ここからは、Azure SQL Databaseの料金に関する豆知識を3つご紹介します。

    Azure SQL Databaseの料金や計算ツールについて、Azure SQL Databaseのサブスクリプションなどについても詳しく説明していきます。

    Azure SQL Databaseの料金計算ツールを使って見積もりを出して、いざ契約してみたら思っていたものと違ったということにならないよう、知識を蓄えておきましょう。

    SQL Database豆知識1:料金計算ツールでわかるのは予想金額

    ここまで多くの項目を選んでようやく出した見積もりは、あくまでも予想金額です。

    事前に必要な項目などを選んだ後に、クラウドの停止処理を忘れたりすれば、その分使用時間が増えることになるので、請求額が変わるのは必然と言えるでしょう。

    つまり、料金計算ツールでわかるのは、あくまでその通りに使ったときの予想金額ということです。特に時間単位で計算をしていた場合は、使い過ぎによる割増の可能性に注意しましょう。

    SQL Database豆知識2:課金対象となるプランに注意する

    データベースを利用する際に、契約していない種類のものを利用すると、その分についても課金の対象になってしまいます。

    例えば、Web Editionを含んだサブスクリプションサービスでBusiness Editionのデータベースを利用した場合には、使用したデータ量に対して従量課金されます。

    SQL Database豆知識3:Azureのサブスクリプションについて

    Azure SQL Databaseにはサブスクリプション方式での契約もあります。

    先ほど割引のオプションを選ぶ際にも少し話題に上がりましたが、1年または3年契約で、Azure SQL Databaseの予約容量を購入することができます。

    このAzure SQL Databaseの予約容量のスコープにより、料金の特典で、利用できるサブスクリプションの数と予約の適用方法が決まります。

    Azure SQL Database無料で利用する際のポイント3つ


    これだけの高機能が備わったデータベースサービスを、無料で利用することも可能です。しかしながら、このようなサービスを無料で利用するためには、必然的にそれなりの条件が必要となってきます。

    ここからは、どうすればAzure SQL Databaseを無料で使えるのか、また無料で利用する際のポイントなどをまとめて3つご紹介していきます。

    SQL Database利用のポイント1:12か月分の無料アカウントとは?

    Azure SQL Databaseは12か月間無料で使えるアカウントを作成することができるため、お試しで使用することもできます。

    ただし、利用できるデータ量などに制約があり、これを上回る量を利用するとその分は課金対象であるとみなされてしまうため注意が必要です。

    12か月無料で利用できるものは相当量ありますが、データベースについては250GBまでが無料で利用できるデータ量になります。

    また、最初の30日間で利用できる無料クレジットが22,500円分あり、任意の有料サービスを利用する際に使用可能です。

    SQL Database利用のポイント2:無料クレジットを使い切るコツ

    Azure SQL Databaseに22,500円分の無料クレジットがあることは上記で説明した通りですが、これを上手く使い切るために思い出してほしいのが、料金計算ツールの存在です。

    次の月へ残ったクレジットの持ち越しをすることはできませんが、このクレジットは、Azure SQL Databaseだけでなく、その他のAzureシリーズにも使用することが可能です。

    料金計算ツールで色々なパターンを試算してみると良いでしょう。

    SQL Database利用のポイント3:無料期間が過ぎたら従量課金へ移行

    12か月の無料期間が過ぎた場合、そのアカウントにも基本料金が賦課されます。

    30日間の無料クレジットも同様に、額面を超えるか30日を経過した段階で課金対象となってしまうので注意しましょう。

    システム
    エンジニア
    サービスをいろいろ使っていくと、すぐに課金対象に達してしまいそうですね。
    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。無料分のクレジットも30日間で上手く使い切るために、事前に利用するサービスを選んでおく必要がありそうです。

    Azure SQL Databaseの料金について理解しよう


    Azure SQL Databaseの料金体系は、アカウントの基本料金のほかに各種サービスごとに異なる料金が設定されている仕組みです。

    無料で使える分を上手く活用し、適切なデータ量を把握・予想して運用をしていくと良いでしょう。また、利用開始前にデータベース設計を入念にしておくことで、利用料金を安く抑えることにもつながります。

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