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SQL Serverで統計情報を更新する。UPDATE STATISTICSの使い方

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SQL Serverで統計情報を更新する。UPDATE STATISTICSの使い方
この記事でわかること
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    普段からSQL Serverを利用しているシステムエンジニアの方でも、統計情報を理解して、活用している方は少ないのではないでしょうか。統計情報は知っていると、とても活用しがいのある情報です。ここでは、SQL Serverの統計情報についての基本的な事柄と、統計情報を更新する方法についてまとめましたので、現場で活用してみたいと考えている方はぜひご一読ください。

    システム
    エンジニア
    先輩から、クエリのパフォーマンスが低下しているから、統計情報を更新するようにと指示を受けました。どうやって更新するのでしょうか?
    プロジェクト
    リーダー
    SQL Serverを利用しているのならば、「UPDATE STATISTICS」コマンド、または「sp_updatestats」ストアドプロシージャを利用して更新できますよ。ここでこの2パターンの更新方法を確認していきましょう。

    実行環境
    ・SQL Server 2017

    統計情報の更新とは? 統計情報を更新するタイミング

    SQL Serverにおける統計情報とは、テーブルやインデックス内で、どのような値が、どのぐらいの頻度で出現するのか(カーディナリティ)をまとめた情報のことを指します。
    この統計情報からデータベース内では、どのような操作を行えば効率的に処理を実行できるか統計学の考え方を用いて推測してくれます。

    この統計情報は、テーブルのデータが更新されるたびに更新されるものではありません。ある程度のデータ更新量がたまってから自動で更新されます。諸々条件はありますが、大まかに20%以上のデータ変動があった場合に自動更新されるといわれています。また、統計情報の明示的な更新を行いたい場合には、「UPDATE STATISTICS」を実行します。

    レコード検索を行うには、テーブルに存在するデータを全てみて検索する方法(スキャン)と、索引(インデックス)を活用して検索する方法(シーク)の2パターンが存在します。

    例えば、社員マスタテーブルがあり、このマスタテーブルから社員番号が100番以上のレコードを取得するシチュエーションがあるとします。すべての社員番号の中で、100番以上の社員番号が占める割合が大きければ、インデックスを使わずに取得するスキャンの方が早いですし、少なければインデックスを使った方がより効率的です。

    このように統計情報を利用することで、どの方法で検索するべきかを選択できるようになります。

    UPDATE STATISTICSによる統計情報の更新

    それでは早速、UPDATE STATISTICSコマンドを使用して、明示的に統計情報を更新してみましょう。以下、サンプルプログラムです。

    実行結果
    UPDATE STATISTICの結果

    sp_updatestatsによる統計情報の更新

    sp_updatestatsは標準でSQL Serverに備えられているストアドプロシージャです。このsp_updatestatsを活用して更新する方法もありますので、サンプルプログラムを見て確認してみましょう。

    実行結果
    sp_updatestatsの結果

    システム
    エンジニア
    統計情報ってはじめて知りました。これからクエリのパフォーマンスが低下しているなと感じた際には、教えていただいた更新方法2通りを使って、統計情報を更新していきます。
    プロジェクト
    リーダー
    統計情報は活用していきましょう!SQL Serverには様々な情報や機能が搭載されています。効果的に活用できるようSQL Server本体の勉強も行っていきましょう。

    クエリのパフォーマンスが低下した場合には、統計情報の更新を

    統計情報の更新と聞くと、とても難しそうなイメージを持たれるかもしれません。しかし、SQL Serverで用意されているコマンド、ストアドプロシージャを上手に使いこなすだけです。リリース当時よりもクエリのパフォーマンスが低下することはよくあることです。そのような場合には、ここで解説した統計情報の更新を行い、パフォーマンスの低下はなるべく避けていきましょう。

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