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システムアーキテクトの仕事内容8つ|試験を取得するメリット2つ

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システムアーキテクトの仕事内容8つ|試験を取得するメリット2つ
この記事でわかること
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    システム
    エンジニア
    システムアーキテクトは、どのような仕事をしているのでしょうか?

    プロジェクト
    マネージャー
    エンジニアとしての仕事だけではなく、ベテランエンジニアの育成など多岐にわたります。

    システムアーキテクトとは

    システムアーキテクトというのは、コンピューターシステムの開発に関わる多くの人が受験する人気の高い資格です。しかし情報処理技術者試験の中ではかなり難易度が高く、そう簡単には合格できないでしょう。システムアーキテクトを取得した場合、情報システム開発の上級工程を主導し情報システムの全体構造を設計すること、また上級エンジニアの育成に携わる業務がメインになるでしょう。

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    システムアーキテクトの仕事内容8つ

    さてここからは、システムアーキテクトを取得した際に課される仕事内容を、8つの側面から詳細に確認していきましょう。先述のようにシステムアーキテクトというのは「情報システム開発」や「情報システムの全体構造の設計」などをメインの仕事とする上で、ITエンジニア関連に就く技師として一定のスキルを保持していることを証明することになります。

    システムアーキテクト仕事内容1:アーキテクチャの検討・設計

    システムアーキテクトとしての基本的な仕事が、情報システムそのものの設計や開発に必要となるツール設計です。システムアーキテクトは従来、システム開発に必要となる要件を定義した上で、その要件を実現する際の「アーキテクチャを設計できる能力」を認定する資格となります。

    システムアーキテクト仕事内容2:コアの実装

    システムアーキテクトでは、主にECサイトや基幹システムそのもののアーキテクチャ設計に加え、そのシステムを作動させるコア部分の実装が行われます。一般に見られるECサイトや基幹システムの業務までを含めた、全ITシステムの分析・設計・実装を受け持つ事になるため、将来的な業務の拡大や拡張が見込まれるアーキテクチャ設計に携わることになります。

    システムアーキテクト仕事内容3:バージョンアップ開発

    システムアーキテクトの仕事では、リグレッションテストプログラムへの機能追加・バージョンアップなどを行います。必要な機能追加がなされているか、バージョンアップとは関係ないプログラムに新たなバグがないかどうかなどを確認する作業を行います。

    システムアーキテクト仕事内容4:開発プレイングマネジメント

    開発プレイングマネジメントというのは、具体的に企画力・交渉力・管理力・教育力・学習力・決断力などの企画力が求められることになります。ビジネス規模を拡大する際には不可欠な役職となるでしょう。顧客ニーズと企業ニーズとの合致を図りつつ、どのようなシステムモデルを開発すれば良いかをリアルタイムで考えていく必要があります。

    システムアーキテクト仕事内容5:社内システムの要件定義

    企業のIT業務を見通すうえで、さまざまな顧客ニーズ・企業ニーズを満たせるようなビジネスモデルを検討する必要があります。そのプランを作成するうえで基準となる根幹がシステムアーキテクトに課されます。また、ビジネスモデルを初めから設計していく中で、企業の将来ビジョンの設計、またそのための段取りが必要となります。つまり、社内システムの要件定義では、それらの課題を現行の作業から組み立てる知識が求められるでしょう。

    システムアーキテクト仕事内容6:新規システム開発

    システムアーキテクトの仕事で重要になるのがこの「新規システム開発」であり、これはその名のとおり新しい企画・商品作成を行う大事な過程となります。その企業に求められるシステム開発をITニーズ・顧客ニーズの両面から把握し、今までの工程を踏まえてどのように開発・発展させていけばよいかを考えます。

    システムアーキテクト仕事内容7:社内の基幹システムの設計・構築

    社内の基幹システムの設計・構築というのは、全IT作業にかかわるシステムモデル設計を指します。そこで組み立てられたITモデルを実際に活用し、その後の企業開発に組み入れていきます。そのため、システムアーキテクトに求められる能力としては、現在の顧客ニーズ・企業ニーズの把握はもとより、将来ビジョンの具体的な構築技術が求められるでしょう。

    システムアーキテクト仕事内容8:企画段階からの参画

    企画段階からの参画とは、その企業の業務全体を把握し、現行モデルから将来モデルへの変遷を含めて請け負うモデル設計をいいます。そのため、どのようなプロジェクトにおいても、その初期段階からすべて把握し、企画段階から携わっておく必要があります。

    システムアーキテクトに必要な能力5つ

    さてここからは、システムアーキテクトに求められる能力や技術を5つの側面から具体的に検証していきましょう。システムアーキテクトに求められる能力・スキルは、プログラミング言語の知識、各種システムに関わる知識と活用、開発対象の業種や業務に対する知識、他部署や同部署内の社員とのコミュニケーション力、プレゼンテーション能力などです。

    システムアーキテクト必要な能力1:プログラミング言語

    コンピューター設計・システムモデルの開発の基礎となる「プログラミング言語」の知識は必須でしょう。さまざまなWebアプリを作成する際にも必ずプログラミング言語が用いられますし、サイト構築をする上では、プログラミング言語の活用や作成ツールの知識など、その関連知識も必要になってきます。

    システムアーキテクト必要な能力2:各システムに関わる知識

    システムの設計には、さまざまなコンピューターツール・Webアプリが必要です。それぞれのシステムの知識に精通することが、システムアーキテクトには求められます。現在から将来にかけて必要となる情報システムを作成するためには、この点も必須となるでしょう。

    システムアーキテクト必要な能力3:開発対象の業種・業務に対する知識

    システムアーキテクトに求められるのは技術や能力だけでなく、全体的な把握能力・俯瞰力などもあります。物事を単一的に把握するのではなく、システム設計に必要なすべての分野に精通する必要があります。そのため、開発対象となる業種や業務への理解を深めておき、その後の開発に必要な作業分析・整理が必要となるでしょう。

    システムアーキテクト必要な能力4:コミュニケーション

    これはIT関連の業務には多く求められる能力ですが、1人のエンジニアが業務内容を理解していても意味がなく、その内容や作業を、別の人や他部署に対して説明できる能力が必要となります。システムアーキテクトは、コミュニケーション能力も伸ばしておきましょう。

    システムアーキテクト必要な能力5:プレゼンテーション

    先述のコミュニケーション能力につながる内容になりますが、システムアーキテクトに求められる能力で見落とされがちなのがこの「プレゼンテーション能力」や「コミュニケーション能力」です。重要な役職に就けば、プレゼンテーションやコミュニケーションがより仕事内容の比率として大きくなっていきます。システム開発によって導入される新たなビジネスモデルを説明する場合に、説得力のある具体的なプレゼンテーションをするスキルが求められます。

    システムアーキテクト試験を取得するメリット2つ

    さてここでは、システムアーキテクト試験を取得しておくことのメリットを、2つの観点から確認しておきましょう。現代においては、やはりITエンジニア、Webデザイナーやディレクターなどといった、IT関連に精通している人材の確保が重要です。その中でも、システムアーキテクトはかなり需要があると言えるでしょう。

    取得するメリット1:企業に重宝される

    システムアーキテクトは、スキルレベルの高さを証明するものであり、コンピューターシステムを担う役職の中でもかなり需要があるといわれています。つまり、多くの企業で重宝されるでしょう。

    取得するメリット2:他の資格試験を一部免除される

    システムアーキテクトの資格というのは、非常に需要の高い資格とされています。また、提示された条件を満たせば他の関連資格が免除されます。資格を取得しているシステムアーキテクトは、企業からのニーズもかなり高いものとなるでしょう。

    システムアーキテクトの試験の概要

    情報処理技術者試験とは、知識や技能が一定水準以上の情報処理技術者であることを認定している国家試験です。特にシステムアーキテクトは公式サイトによると「高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者」が認められます。試験内容は、システム構成要素・データベース・ネットワーク・情報セキュリティ・ソフトウェア開発管理技術・システム戦略などがあります。

    システム
    エンジニア
    システムアーキテクトになるには、まずは視覚の取得が必要なのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。システムエンジニアの中でも高度なスキルとリーダーシップが求められるので、企業から求められる人材になれるはずですよ。

    試験を受けてシステムアーキテクトになろう

    いかがでしたか、今回は「システムアーキテクトの仕事内容」をはじめ、その際に資格を取得するメリット2つをご紹介しました。システムアーキテクトはかなり上級の資格となるので、あらゆるIT企業から重宝されるでしょう。ぜひ、資格取得を目指しましょう。

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