エンジニアへの転職におすすめのプログラミング言語8選|年収の違いとは?

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エンジニアへの転職におすすめのプログラミング言語8選|年収の違いとは?
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SE
プログラムを開発するエンジニアに転職しようと思うのですが、どのようなプログラミング言語がおすすめですか。
PM
Web開発やゲーム開発・アプリ開発の3つのうち、どの分野を目指すかで学習するプログラミング言語が異なります。さまざまなプログラミング言語と、それぞれの年収についてもご紹介しましょう。

初心者でもプログラミング言語を覚えて転職は可能?


「初心者でもプログラミング言語を覚えてエンジニアに転職は可能なの?」

このように疑問に思われる方も多いと思いますが、十分可能です。しかし、プログラミング言語の基礎だけを学習しただけでは、エンジニアへ転職するのは難しく、ある程度の実務レベルまでは習得しておくべきです。

大体の目安としてプログラミング言語を用いて、何かオリジナルサービスの開発を一人でできる程度のスキルがあれば、エンジニアへ転職することが可能です。

多くのエンジニア転職の求人の応募条件として、開発経験があることを条件にしている求人が多いですが、教育制度が整っている会社では未経験可の求人も多数存在します。

エンジニアへの転職におすすめのプログラミング言語8選


エンジニアへ転職するためにプログラミング言語を学習する場合、ニーズの高いプログラミング言語を学習していくほど転職に有利となります。

ここからは、転職市場でニーズがあるPHP、JavaScript、Java、Ruby、Kotlin、Go、Python、Swiftの8種類のプログラミング言語について解説します。

1:PHP

まず始めに、エンジニアへの転職におすすめのプログラミング言語としてPHP(ピーエイチピー)が上げられます。PHPはサーバーサイドのプログラミング言語として利用されており、主にWebアプリケーション開発や、ECサイトなどによく用いられています。

全世界のWebサイトの約30%がWordPressと呼ばれるPHPで開発されたCMS(コンテンツマネジメントシステム)を用いて開発されており、PHPを習得することで、Webサイトの領域で活躍することができます。

2:JavaScript

次にエンジニアへの転職におすすめのプログラム言語には、JavaScript(ジャバスクリプト)が上げられます。

JavaScriptは、フロントエンドの言語と言われていますが、サーバーサイドなどの活用方法が幅広くなっているため、Webページ上でアラート表示させたり文字自体を動かしたりといった、フロントエンドからサーバーサイドまでの一貫した開発が可能になっています。

スマホに対応したWebページ作成の案件が増えている中、JavaScriptによるスマホアプリ用プラットフォームが開発されていて、JavaScriptエンジニアの需要が高まっています。

3:Java

次におすすめのプログラミング言語がJava(ジャバ)です。Javaは先ほどご紹介した、tiobeの調査では1位で非常に人気の高いプログラミング言語です。

Javaはさまざまな開発で使用されており、

・Webアプリケーション
・業務用システム
・ゲーム
・デスクトップアプリケーション
・Androidアプリ

このように、幅広く開発できるプログラミング言語です。PHPやRubyと比べると習得難易度は高いですが、その分希少価値が高いので、習得しておいて損はないでしょう。

4:Ruby

次に、おすすめのプログラミング言語は、Ruby(ルビー)です。Rubyは先ほどもご紹介したように、日本人によって開発されたプログラミング言語であり、多くの日本企業で用いられているプログラミング言語です。

日本人が開発したこともあり、日本語の解説記事や、参考書籍が多く、初心者でも簡単に学習できるのがポイントです。また、Rubyは記述方法が非常にシンプルで、少ない記述量でシステムを開発できるのが魅力です。

5:Kotlin

次にエンジニアへ転職のおすすめのプログラミング言語は、Kotlin(コトリン)です。Kotlinは、Java VM上で動作し、Javaよりはるかに簡潔に記述できるうえに、スクリプト言語のように書いたそばから実行できるという特徴があります。

Kotlinは、Android上で動作するプログラミング言語です。Android用スマホアプリの開発が増加しているため、Kotlinエンジニアの需要が増えています。

6:Go

次にエンジニアへ転職のおすすめのプログラミング言語は、Go(ゴー)です。

Goは、Googleがリリースした新しい言語で、最初はLinuxとmacOSのみをサポートしていましたが、現在はWindowsに対応できるようになりました。シンプルな構文で記述しやすいため、人気が急上昇しています。

Goは、文法が分かりやすく、学習しやすいため、新人などのプログラミング初心者におすすめです。

7:Python

次にエンジニアへ転職のおすすめのプログラミング言語は、Python(パイソン)です。

Pythonは、構文がシンプルで覚えることが少なく多くの処理を1行で記述可能であったり、言語に多くの機能があることやPython向けの外部ライブラリが豊富なこと等の特徴から、Webアプリ開発に広く使われている転職に有利なプログラミング言語です。

8:Swift

最後に紹介するプログラミング言語は、Swift(スウィフト)です。Swiftは、Apple社がiPhone、Macなどのアプリを開発するために発表したプログラミング言語です。iPhone以外のスマホには搭載されていないOSで、Androidに比べると非常にシンプルな構造をしています。

現在は、iPhone用のアプリを開発している企業でのSwiftエンジニアの需要が増えています。

プログラミング言語による年収の違いとは?


エンジニアへ転職の際に気になるのは、年収のことでしょう。プログラマーには、エンジニアとして経験の豊富な方だけでなく、新入社員もいます。新人から経験豊富な方までのプログラマーの年収を平均すると、平均年収が低くなる傾向にあります。

プログラミング言語により平均年収が異なると言われていますが、実際にはどの程度の差があるのでしょうか。

Scala、Python、Kotlinは人気があるプログラミング言語なため、需要が多く、平均年収も高い傾向にあります。初心者からエンジニアを目指す際は、人気があり需要の多いプログラミング言語を学習しておくほうが転職に有利です。

転職に活かせるプログラミング言語の選び方3つ


転職を目指してプログラミング言語を学習するときは、Web開発やゲーム開発・アプリ開発の3つのうち、どの分野を目指すかで学習するプログラミング言語を変える必要があります。

Web開発を目指すときにはWeb開発用プログラミング言語、ゲーム開発を目指すときはゲーム開発用プログラミング言語、アプリ開発を目指すときはアプリ開発用プログラミング言語を学習するようにしましょう。

ここからは、転職に活かせるプログラミング言語の選び方を3つ紹介していきます。

1:Web開発の場合

Web開発のエンジニアへの転職に活かせるプログラミング言語は、開発の目的や仕様によって異なります。小規模から中規模のアプリではPHPやRuby、中規模から大規模なアプリはJavaを使うことが多いです。

小規模なWeb開発は、文法が比較的簡単でライブラリの豊富な点でRuby、大規模なWeb開発には、安定性を考慮して開発実績の多いJavaが用いられているため、この2つの言語の取得が推奨されています。

2:ゲーム開発の場合

ゲーム開発のエンジニアへの転職に活かせるプログラミング言語は、ゲーム開発でよく使われるC#、C++、JavaScript、Swift、Rubyなどです。特に、C#は、ゲーム開発によく使用されています。C++はコンシューマーゲーム開発で使用されることが多いです。

JavaScriptはプラウザゲーム開発、SwiftはiPhoneやiPad・MacPCなどのモバイルゲーム開発、Rubyは、主にソーシャルゲームやモバイルゲームの開発に使用されています。

3:アプリ開発の場合

アプリ開発のエンジニアへの転職に活かせるプログラミング言語は、Webアプリの場合はJava・Ruby・PHP・Pythonなど、スマホアプリの場合はAndroid端末用はJava、iPhone端末用はSwiftです。

アプリ開発で転職したい場合には、Webアプリかスマホアプリのどちらで転職したいかを決めてから取得するプログラミング言語を選択するようにしましょう。

SE
何を開発するかによって、学習するプログラミング言語が異なるのですね。
PM
そうですね。まずは自分が何を開発したいのかをはっきりさせてから、勉強するプログラミング言語を選ぶといいでしょう。

プログラミング言語を取得してエンジニアへの転職を目指そう


プログラムを開発できるエンジニアは、転職市場での需要が増えています。プログラム言語を使用する開発力があると、転職に有利です。プログラミング言語でのアプリ開発の経験があれば、即戦力のエンジニアとして採用されます。

アプリ開発の経験がなくても、入社後の教育制度が整っている企業もあるため、積極的に応募するようにしましょう。

今回は、転職におすすめのプログラミング言語8種類やプログラミング言語による平均年収、Web開発やゲーム開発・アプリ開発の際に活かせるプログラミング言語について解説してきました。

開発分野を決めてから活かせるプログラミング言語を習得し、エンジニアへの転職を目指しましょう。


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