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RubyとPHPの将来性は?それぞれの将来性と懸念されている点を解説

2020年05月27日

SE
PHPには、需要や将来性があるのでしょうか?

PM
他のプログラミング言語より求人数が多く、習得もしやすいのでおすすめのプログラミング言語です。

そもそもRubyとPHPの違いとは?


RubyもPHPもどちらもプログラミング言語ですが、Rubyは日本人が開発した楽しくプログラミングするための言語、PHPはWebサイトやWebアプリケーションを開発するための言語という違いがあります。

そのため、プログラミング言語として開発された経緯などには違いがあります。ただし、RubyもWeb開発に広く活用されていることから、近い分野で利用されている言語であると言えます。

RubyとPHP将来性があるのはどっち?


RubyとPHPはどちらもWeb開発に採用されているなどの理由から、しばしば比較される言語です。プログラミング言語を学ぶ場合は言語としての将来性も重要なポイントになりますが、RubyとPHPではどちらの方が将来性があると言えるでしょうか。

ここではRubyとPHPそれぞれの将来性について解説していきます。

現時点でのそれぞれの需要

案件数で比較すると、RubyよりもPHPの案件の方が数は多いです。そのため、数で言えばPHPの方が需要が高いと言えますが、Rubyも案件が少ないというわけではありません。

また、年収で比較するとRubyの案件の方が年収水準は高い傾向にあるため、どちらも現時点での需要の面では問題ないと言えるでしょう。

Pythonと比較した時のRuby・PHPの将来性

PythonはAI開発や機械学習で注目されている言語で、近年日本での需要も拡大してきています。そのため、特にAIやデータ分析などの分野ではPythonは高い将来性があると言えるでしょう。

また、PythonはWeb開発でも採用されることがあるため、今後はRubyやPHPの将来性にも影響を与える可能性があります。

PHPに将来性があるとされる6つの理由


WebアプリケーションやWebサイトなどWeb周りの開発に特化しているPHPですが、どのような理由から将来性があると言えるのでしょうか。ここではPHPに将来性があるとされる6つの理由をご紹介していきます。

1:習得が比較的易しい

将来性のある理由として、まず比較的習得が易しいという点が挙げられます。

PHPの記述法は英語に近いため、コンピューターについての特別な知識がない初心者が学習を始めるのにも抵抗が少ないと言われています。

2:インターネットから情報を収集できる

将来性のある理由の2つ目は、インターネットから情報を収集しやすいという点です。PHPを扱うエンジニアは多く、そのためインターネットでも多くの情報が共有されています。

独学で学んでいて分からない点が出てきた時も、インターネットで気軽に説明を求めることができるでしょう。検索すれば、ネット上にたくさんの情報が見つかります。

多くのエンジニアが利用している言語だけに、メリットも大きいでしょう。

3:他のプログラミング言語より求人数が多い

将来性のある理由の3つ目は、求人数が多いということです。PHPは多くのWebアプリ開発に使われており、利用している企業も多いため、求人数も多いのではないかと思われます。

保守点検にもエンジニアが必要なため、今PHPを使ったサイトを持っている企業は、今後もPHPエンジニアを求めると考えられます。

4:他の言語に応用がきく

PHPの構文はC言語に似ています。

C言語は、プログラミングでまず習得すべき言語という印象があります。そのため、プログラミングを学んでいる人の中には、C言語を習得している人は多く、C言語を学んでいることで、その構文の知識をPHPで応用しながら、効率良く学習することができます。

また、PHPの持つ大きな特徴として、HTMLの中にPHPコードを埋め込めるということがあります。これらのことからも、PHPが他の言語といろいろな形で応用が利くということが分かるでしょう。

5:WordPressで採用されている

WordPressは人気の高いブログシステムで、ネット上にあるWebサイトの多くがWordPressを使って作られていると言われています。

そのWordPressの開発言語はPHPです。そのため、PHPを習得していれば、多くのWordPress関係の案件を獲得することができます。

PHPが開発されたのは1995年と、少し古めのプログラム言語となりますが、WordPress関連の案件で活躍でき、バージョンアップも繰り返されているので将来性の面で安定しています。

6:シェア率が高い

PHPはWordPressの開発言語となっていて、そのWordPressを使ってネット上の多くのWebサイトが作られています。

PHPはWebサイトを作る際に使用されるサーバーサイドのプログラミング言語として、80%前後という高いシェア率を誇っています。

もちろん、年々新しいプログラミング言語が登場して注目されることもありますが、圧倒的なシェア率の高さがPHPの将来性がある理由の1つとして挙げられます。

Rubyに将来性があるとされる6つの理由


ここまでPHPに将来性があるとされる理由についてご紹介してきましたが、Rubyの場合はどのような理由から将来性があると言われているのでしょうか。

ここではRubyに将来性があるとされる6つの理由についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:アジャイル開発で使われる事が多い

Rubyはコードが短くシンプルという特徴を持っていることから、アジャイル開発にも適した言語です。アジャイル開発とは短い期間で工程を区切り、優先度が高い機能から開発していくという開発手法で近年注目されています。

アジャイル開発は従来よりも短期間で納品できるなどのメリットがあるため、Rubyは今後も需要が高いと言えるでしょう。

2:初心者でも習得しやすい環境が整っている

Rubyは日本発の言語と言うこともあり、日本語の情報が豊富にあります。また、コードもシンプルでわかりやすく、Rubyを教えてくれるプログラミングスクールや無料の学習サイトも多いことから、プログラミング初心者でも勉強しやすい言語となっています。

3:汎用性が高い

RubyはWeb開発以外にもSNSやゲーム開発、スクレイピングなど、さまざまな開発現場で用いられている汎用性の高い言語です。RubyはさまざまなOSで動作でき、メタプログラミングも可能といった特徴を持っていることから、多くの現場で汎用的に用いられています。

4:高収入で条件提示される事が多くなっている

Rubyを開発言語に採用する企業が増えてきているのと同時に、Rubyエンジニアの需要も近年高まり続けています。そのため、Rubyを扱うエンジニアは高収入での入社条件を提示されるケースも増えてきています。

5:Rubyを採用する企業が増加傾向にある

Rubyには「Ruby on Rails」というWebアプリケーション開発に便利なフレームワークが用意されており、Rubyでの開発を行う場合はほとんどの場合Ruby on Railsを利用します。

Ruby on Railsを利用することでスピード感のあるWeb開発が実現できることから、近年ではRubyを採用する企業も増えてきています。

6:世界規模で安定して活用されている言語である

Rubyは世界的に多くの企業で幅広く採用されている言語です。ベンチャーから大企業まで安定した需要があり、特に「Ruby on Rails」が活用されるようになってからは注目度も上がってきています。

そのため、Rubyは今後も世界的に安定した需要が見込めるでしょう。

PHPの将来性が懸念されている点3つ


ここまでPHPとRubyの将来性がある理由についてご紹介してきましたが、一方でどちらのプログラミング言語にも将来性が懸念されている点があります。ここでは、まずはPHPの将来性が懸念されている点3つをご紹介していきます。

1:Webアプリケーション・サービス等に特化している

本記事でもご紹介しているとおり、PHPはWebアプリケーションやWebサービスなどのWeb開発に特化した言語です。そのため、PHPではPC上で動作するアプリやスマホアプリの開発などには適していません。

このような汎用性の低さはPHPの懸念点だと言えます。

2:新しい言語の習得がしづらい

PHPは他のプログラミング言語と比較しても学習コストが非常に低いです。また、もともとプログラミング言語として開発されていないため他の言語と異なる特徴があることから、PHPから習得してしまうと他の言語の習得が難しくなるというリスクがあります。

3:Pythonなどの言語にシェアを奪われる可能性がある

近年、日本でもPythonなどの注目の言語のニーズが高まってきています。現在はPHPの需要は高い状態にありますが、今後Pythonなどの他言語のニーズの高まりにより、将来的に他の言語にシェアを奪われる可能性もあります。

Rubyの将来性が懸念されている点4つ


PHPの懸念点についてご紹介してきましたが、Rubyには具体的にどのような懸念点があるのでしょうか。ここからはRubyの将来性が懸念されている点4つをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

1:データサイエンスの現場で活用できない

Rubyは統計解析に適した環境がないことから、データサイエンスの分野では利用できません。そのため、近年注目されているAI開発や機械学習などの分野でRubyが採用されるようになることは難しいでしょう。

2:Webアプリケーション開発でLAMPが採用される事が多い

LAMPとは、「Linux」「Apache」「MySQL」「Perl、PHP、Python」の頭文字をとった言葉で、オープンソースで利用できるソフトウェアの組み合わせのことです。

Webアプリケーション開発ではLAMPが利用されるケースが多いことから、Rubyにとっては強力なライバルだと言えます。

3:今後Pythonの方が需要が高まる可能性がある

PHPの懸念点でもPythonにシェアを奪われる可能性がある点をご紹介しましたが、Pythonは近年非常に人気が高まってきている言語なので、将来的にはRubyよりもPythonの需要が上回る可能性があります。

PythonはRubyと同様にコードがシンプルで短く、どちらの言語も初心者が学びやすい言語である点がその理由だと言えます。

4:処理速度が遅い

Rubyはインタプリタ型の言語であるなどの理由から、他の言語に比べて処理速度が遅いです。同じインタプリタ型言語であるPythonと比べても遅いですが、特にコンパイル型言語のC言語やJavaと比較すると非常に遅く感じるでしょう。

RubyとPHPの平均年収は?


求人サイトによっても差がありますが、Rubyの平均年収は約550万円程度、PHPの平均年収は約400万円~600万円程度となっています。どちらもWeb開発に用いられるケースが多いですが、PHPの場合はデザイナーよりなのかエンジニアよりなのかによっても年収に差が出ています。

RubyとPHPはどっちを習得すべき?


RubyとPHPはどちらもWeb開発に適した言語ですが、本記事でもご紹介してきたとおり、それぞれ異なる特徴を持っています。そのため、プログラミングを習得する目的に合わせてどちらを学ぶのか決めると良いでしょう。

たとえば、ベンチャー企業でゼロから開発をしたい場合はRuby、既存のWebアプリやWebサイトの保守を含めて安定した仕事をしたい場合はPHPがおすすめです。

SE
PHPのスキルを活かすためには、ほかのスキルも身に付けておくべきなのですね。

PM
そうですね。PHPの将来性や需要だけではなく、自分自身の市場価値のアップも同時に行いましょう!

RubyとPHPの将来性に期待しよう!


RubyとPHPは今後も将来性が期待されている言語です。ぜひ本記事でご紹介したRubyとPHPの違いやそれぞれの将来性などを参考に、自分の目的に合わせてRubyやPHPの習得を目指してみてはいかがでしょうか。


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