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PHPの将来性は?PHPの需要3つと将来性がある理由・懸念される理由

2020年05月27日

SE
PHPには、需要や将来性があるのでしょうか?

PM
他のプログラミング言語より求人数が多く、習得もしやすいのでおすすめのプログラミング言語です。

PHPとは?

PHPは1990年代中頃に登場したプログラミング言語です。ソフトウェアを開発するために使われるコンピューター言語をスクリプト言語といいますが、PHPは代表的なスクリプト言語であると言えます。PHPは比較的学習が容易とされているため、初心者にも人気のプログラミング言語です。PHPを扱うことができるエンジニアも多く、開発の場面では欠かせない言語と言えるでしょう。

PHP: PHP の歴史と関連するプロジェクト – Manual

PHPはどんなことができる?

PHPは主に、Webサービスの開発に使われます。現在Web上にはPHPを使って作られたものが数多くあります。例えば、簡単にブログを作ることができると人気のWordPress(ワードプレス)やTwitter、FacebookといったSNSもPHPで開発されています。ショッピングサイトやログインサイトもPHPで作成することが可能です。

PHPの需要3つ

Webのさまざまなところで使われているPHPですが、どのようなサービスで需要があるのでしょうか。PHPは、特に動的なWebサイトの作成に適していると言われています。「予約システム」「SNS」「ECサイト」という、代表的な3つの例をご紹介します。

需要1:予約システムの開発

PHPを使ったシステムのひとつが、予約システムです。顧客がWeb上の予約サイトにアクセスすると空き状況を知ることができ、都合のいい日時に予約が入れられるようになっています。日本では多くの宿泊施設や美容院、レストランなどの予約システムにPHPが使われています。

需要2:SNSの開発

PHPはSNSの開発にも適しています。世界中で使われているTwitterやFacebookなどもPHPで開発されています。SNSで重要なのは、ユーザー同士のメッセージの送受信や写真などの投稿の管理ですが、それらの機能をPHPで開発することができます。また、ブログ作成にもPHPが多く使われていますが、その顕著な例がWordPressの開発といえます。

需要3:ECサイトの開発

ECサイトのECとは「Electronic Commerce」の頭文字で、Web上で商品を販売するサイトのことを指します。PHPはこのECサイトの開発にも多く使われています。ECサイトでは商品管理や顧客管理が重要といえます。またオンライン決済の処理などの機能も欠かせません。日本では大小さまざまなECサイトでPHPが採用されています。

PHPに将来性がある理由3つ

現在PHPで作成されているサイトはかなり多く、特にWordPressで利用されていることは大きいでしょう。今後PHPの需要はどうなっていくのでしょうか。PHPの将来性について、3つの点から考えてみましょう。

将来性のある理由1:習得が比較的易しい

将来性のある理由として、まず比較的習得が易しいという点が挙げられます。PHPの記述法は英語に近いため、コンピューターについての特別な知識がない初心者が学習を始めるのにも抵抗が少ないと言われています。

将来性のある理由2:インターネットから情報を収集できる

将来性のある理由の2つ目は、インターネットから情報を収集しやすいという点です。PHPを扱うエンジニアは多く、そのためインターネットでも多くの情報が共有されています。独学で学んでいてわからない点が出てきた時も、インターネットで気軽に説明を求めることができるでしょう。検索すれば、ネット上にたくさんの情報が見つかります。多くのエンジニアが利用している言語だけに、メリットも大きいでしょう。

将来性のある理由3:他のプログラミング言語より求人数が多い

将来性のある理由の3つ目は、求人数が多いということです。PHPは多くのWebアプリ開発に使われており、利用している企業も多いため、求人数も多いのではないかと思われます。保守点検にもエンジニアが必要なため、今PHPを使ったサイトを持っている企業は、今後もPHPエンジニアを求めると考えられます。

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PHPの将来性が不安視される3つの理由

PHPは上記で記述したように、将来性があるプログラミング言語だと言えます。しかし、不安材料もないわけではありません。次はPHPの将来性がどのような点で不安視されるのか、3つの点から考えてみます。

将来性が不安視される理由1:セキュリティ面の不安

将来性が不安視される理由のひとつは、PHPがセキュリティに弱いと言われていることです。PHPは不完全なコードでも動作することがあり、セキュリティに問題を抱えたまま公開されてしまうことがあるようです。アップデートにきちんと対応し、最新のプログラムを利用することが必要な対策となっています。

将来性が不安視される理由2:プログラミング言語としての完成度

将来性が不安視される理由の2つ目は、プログラミング言語としての完成度が低いことです。PHPもスマホアプリの開発は可能ですが、プログラミング言語としては完成度が低いことから予期せぬエラーが発生することがあり、プログラマーの技量に左右されるとも言われています。

将来性が不安視される理由3:PythonやRubyなどにシェアをとられる可能性

将来性が不安視される理由の3つ目は、PythonやRubyにシェアを奪われる可能性があるという点です。Pythonは、ディープラーニングやAIの分野での導入が進んでいます。RubyもWeb開発のさまざまなところでシェアを伸ばしています。現在PHPの需要は高いですが、他のプログラミング言語におされる可能性を完全には否定できないでしょう。

将来性のあるPHPエンジニアになるために身につけるべきスキル

将来にわたって求められるPHPエンジニアになるにはどのようなスキルを身につければいいのでしょうか。「プログラミング能力」「サーバーやデータベースの関する知識」「業務推進力」「マネジメント能力」の4つについて考えてみましょう。

プログラミングのスキル

まず、プログラミングスキルはエンジニアにとって欠かせないものだと言えるでしょう。例えばプログラマーは、仕様書に基づいてコーディングしていきますが、何を求められているのか仕様書を解釈する能力も必要なため、経験が求められる仕事だと言えます。また、複数のプログラミング言語をよく理解しておくのも良いでしょう。その上で、スキルを日常的にブラッシュアップしていくことで将来性につながっていくといえるでしょう。

サーバーやデータベースの知識

今後も求められるエンジニアになるには、サーバーやデータベースの知識も必要になるでしょう。エンジニアにはプログラムの知識は必須ですが、それ以外の、全体を俯瞰して見る能力もあわせ持っておいたほうが将来的にも安心と言えます。PHPの周辺を把握しておくことで、評価も高くなるのではないでしょうか。

業務推進力

プログラマーの仕事は個々で成し遂げるというイメージが強いですが、実際はチームで動くことが多いでしょう。そこで求められるのが業務推進力です。ある程度の経験を積むと、個別の作業をこなすことだけでなく、プロジェクトを進めていく業務推進力が求められるようになります。リーダーとして周りをまとめ、クライアントの依頼にいかに応えるか、指示を待つことなく実現していく積極性が評価されるでしょう。

マネジメントスキル

マネジメントは、組織が成果を上げるために必要な能力です。それぞれのエンジニアが持っている能力を生かして、よい結果を出すためにまとめていくのがマネジメント能力です。例えば、業務の優先順位を考えて調整することや、各メンバーの作業を管理することが求められます。チームの作業を円滑に回していくために、エンジニアとしてのスキルだけでなく、コミュニケーション能力なども必要になってくるでしょう。

SE
PHPのスキルを活かすためには、ほかのスキルも身に付けておくべきなのですね。

PM
そうですね。PHPの将来性や需要だけではなく、自分自身の市場価値のアップも同時に行いましょう!

今後のPHPの将来性に期待しよう

PHPは現在でも幅広く使われている言語であるため、今後も需要は途切れないと考えられます。習得が比較的容易だという点も、PHPが廃れない理由として挙げられるでしょう。しかし、不安な材料がないわけではありません。エンジニアは日々スキルをブラッシュアップしていく必要があると言われています。今後も求められていくPHPのエンジニアとして、付加価値を身につけていく必要があるでしょう。


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