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ASP.NETとは?フレームワーク4つと使用できる言語のご紹介!

2020年07月27日
SE
YouTubeやTwitterのようなWebアプリケーションを作ってみたいのですが、どうすれば作れますか。
PM
マイクロソフト社が提供しているWebアプリケーション開発フレームワークの「ASP.NET」を使うと高機能なWebアプリケーションを開発できます。

ASP.NETとは?

「ASP.NET」は、マイクロソフト社が提供している、Webアプリケーション開発フレームワークです。

特徴として、マイクロソフトが提供しているVisual Studio等の開発環境を利用すると、HTMLやHTTPなどの基本的なWebテクノロジーにあまり知らなくても、高機能なWebアプリケーションを開発できる点があります。

この記事では、ASP.NETに用意されているフレームワークの種類を中心に紹介していきます。

フレームワークの概要

「フレームワーク」は、一般的な意味では何らかの「型」や「枠組み」を意味する用語です。そんなフレームワークは、プログラミング関連で出てくる際には「プログラムなどのひな型」という意味として使われています。

プログラミングでは、土台となるフレームワークに必要な機能を追加し、アプリケーションの開発を進めていくのが一般的で、Webアプリケーションフレームワークやユーティリティ系フレームワークなどの種類があります。

Webアプリとは?

Webアプリとは、Webサーバ上で動いているアプリケーションを指します。Webアプリとよく混同されるものとして、Webサイトがありますが、Webサイトは主に企業の公式ページを指しています。

一方Webアプリは、コメントやデータの加工、商品の購入などができる機能的でインタラクティブなWebサイトを指します。具体的な例としては、YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディアなどがあります。

ASP.NETのフレームワーク4つ

昨今、Webフロントサイドの技術が次々と登場し、フロント業界が目まぐるしく変わる中でも、ASP.NETは業務Webアプリケーションのフレームワークとして柔軟に対応し、第一線で選択されています。

そんなASP.NETには、Webアプリケーションを作成するための「Web Forms」や「MVC」といったフレームワークが用意されています。ここからは、そのフレームワーク4つの詳細を簡単に紹介していきます。

フレームワーク1:Web Forms

Web FormsはASP.NET Webアプリケーションフレームワークの一部で、Visual Studioに含まれています。主に機能や納期を重視したアプリに向いています。

これらのページはHTML、クライアントスクリプト、サーバコントロール、及びサーバコードの組み合わせを使用して記述できます。豊富なWebサーバコントロールを活用した容易なDrag&Drop配置によるUI開発が可能です。

フレームワーク2:MVC

ASP.NET MVCフレームワーク(以下、ASP.NET MVC)は、これまでのWebFormモデルとは違い、テスト駆動に進化したフレームワークとなっています。

ASP.NET MVCはASP.NET特定の機能も利用も可能ですが、実際には別のフレームワークと言っていいほど開発の手法や開発への考え方が異なるため、WebFormモデルで多用していたViewStateなどから離れたアプリケーション構築を行わなければならないという点には注意しましょう。

フレームワーク3:Web API

「ASP.NET Web API」は、ブラウザをはじめデスクトップアプリ、タブレットや携帯電話など様々なデバイスで利用することができる、クライアントにHTTPサービスを提供しているフレームワークです。

往来のフレームワークとASP.NET Web APIの大きな違いは、ASP.NET Web APIがHTTPに準ずるフレームワークであり、単独で複数のクライアントに対応できるということです。

フレームワーク4:Core

ASP.NET Coreは、Windows、macOSまたはLinuxで最新のクラウドベースのWebアプリを構築する、オープンソースのクロスプラットフォームフレームワークです。

ASP.NET CoreはWindowsだけでなくmacOSやLinuxなどのOSでも開発可能となったことにより更に幅広く使いやすくなました。2020年現在macOSのシェアも高くなっていることもあり、更に多くのユーザーに対応することができます。

ASP.NETで使うことができる言語5つ

ASP.NETの特徴のひとつとして、他のフレームワークと違い特定の言語に依存していないというものがあります。

ここで使われる代表的な言語としては、「C#」「VB.NET」「JScript.NET」「F#」「C++」などがあり、それ以外にも.NET Frameworkに対応している言語であれば利用可能です。

ここからは、使用できるこれらの言語5つについて簡単に紹介していきます。

言語1:C#

C#は、タイプセーフ(型に対して一般的に決められている定義と使用パターンを通じて、言語およびクラスが情報を交換できるようにする機能)で、洗練されたオブジェクト指向言語です。

C#を使用することで.NET Frameworkで稼働し、安全で信頼性の高い色々なアプリケーションを構築することができます。 C#は.NET Frameworkの基本言語でもあるので、数ある言語の中でも学習しやすく、実際に多くの人に使われています。

言語2:VB.NET

VB.NETはMicrosftが開発元のプログラミング言語です。Net系のアプリ開発ができ、初めてでも学びやすいのが最大の特徴です。VB.NETは、C#と並んで多くの人に使われている言語で、フォームを使って画面ありのアプリを簡単に作れます。

他にも、With文が使える、IF文の丸括弧が不要、構文終わりのセミコロン(;)が不要などの機能があり、コード入力の手間が少なく書きやすいなどの特徴もあります。

言語3:JScript.NET

JScript.NETは、多様なアプリケーションを備えた最新のスクリプト言語です。本格的なオブジェクト指向言語ながら、スクリプトとしての感覚を維持しているのが大きな特徴です。

JScriptの非常に強力な機能を継承しており、ASP.NETや完全な.NETアプリケーションの開発に使用することができます。しかし、Visual Studioにおけるサポートがないので注意が必要です。

言語4:F#

F#はOCamlという言語をベースに開発された2プログラミング言語で、C#の速度やクラスプラットフォーム性や開発環境、Rustのツールチェイン、コンパイル時型生成といった要素を兼ね備えています。

構文が非常に軽量で、型推論がよく効くため、アノテーションをほとんど書かなくていいことも特徴で、バグの少ないプログラムを書くための機能が充実していると同時に、コード量が少なく済むため開発者にも高く評価されています。

言語5:C++

C++言語は、C言語の機能拡張したプログラミング言語です。C言語のようにハードウェアを直接操作が可能なので、Javaや他の言語のようにプラットフォームを活用したGUIのアプリケーションやモバイルアプリなど幅広い範囲のプログラムを作成できます。

C++言語の一番の強みは処理速度です。C++言語は機械語にほとんど近い実行ファイルを生成して実行するため、他の言語に比べ高速での処理が行えます。

ASP.NETを学ぶ際に役立つサイト・参考書3選

ここまで、ASP.NET及び、.NET Frameworkについて紹介していきました。最後に、ASP.NETをもっと知りたい、学びたいという方におすすめのサイトや参考書を紹介します。

ASP.NETで開発を行う場合、.NET Frameworkの知識が必要不可欠です。そんな .NET Frameworkも一から学べる、初心者にもわかりやすい入門書・サイトをこれから見ていきましょう。

サイト・参考書1:Microsoft DocsのASP.NETドキュメント

Microsoft Docsは、エンドユーザーや開発者向けにMicrosoftが公開しているドキュメントのライブラリです。

このサイトでは、技術仕様、概念記事、チュートリアル、ガイド、APIリファレンス、コードサンプル、及びMicrosoftソフトウェアとWebサービスに関連するその他の情報を提供しています。ここでは、ASP.NETの概要や基礎、無料で提供されている様々な教材をみることができます。

テクニカル ドキュメント、API、コード サンプル | Microsoft Docs

サイト・参考書2:一週間で身につくC#言語の基本

これからプログラミングを始めてみたい学生や社会人のための、C#言語の基礎から学べるプログラミング教育の参考資料のサイトです。

このほか、Udemyにて音声・画像による解説やダウンロード可能なソースコードもついた「一週間でわかるC#言語」のオンライン講座コースも販売されています。

このサイトでは、C#言語の文法だけでなくサンプルや練習問題を通して応用範囲の広いプログラミングの基礎も身に着けることができます。

一週間で身につくC#言語の基本|トップページ~C#言語の初心者でも、簡単にプログラミングが気軽に学習できるサイトです。

サイト・参考書3:ASP.NETの技術書や参考書

ASP.NETについて書かれた書籍は数多くありますが、中でも入門者向けなどのわかりやすい本をおすすめしているサイトです。ASP.NET及びプログラミング経験者が紹介しているので、見る側と同じような観点からわかりやすく紹介されています。

ASP.NETのほかにも、C#言語や.NET Coreについても学べる本も紹介しているので、その辺りも学んでみたい方にもおすすめのサイトです。

SE
ASP.NETにはさまざまなフレームワークが用意されているのですね。
PM
そうですね。サイトや参考書でさらに勉強して、アプリ開発にチャレンジしてみてください。

ASP.NETを利用してWebアプリを作ってみよう

この記事では、「ASP.NET」について紹介してきました。

上記でも書いた通り、大きくまとめるとASP.NETは機能が豊富でスピードも速く、開発コストが低く小回りが利くというのが大きな特徴でした。

また、Webアプリの開発であれば、どのパターンにおいても利用しやすいことがASP.NETをおすすめできる理由です。

プログラミング経験者の方もこれからプログラミングを学ぶ方も、今後のアプリ開発に活用してみてはいかがでしょうか。


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