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PHPのフロントエンドとは?PHPで開発するWebシステムのフロントエンドを徹底解説!

2020年08月17日
SE
フロントエンドというWebシステムについて教えてください。
PM
まずPHPというプログラム言語について理解していきましょう。

PHPとは、Webシステムを開発するために開発された、プログラミング言語の一種です。この記事では、PHPで開発するWebシステムの「フロントエンド」について徹底的に解説します。

PHPで開発する場合、Rubyで開発する場合、Pythonで開発する場合、Webシステム開発には様々な言語を用いる場合がありますが、実はフロントエンドはどの場合でもさほど変わりません。

ですから、この記事を読めば、Webシステム開発のフロントエンドについて一通り理解できます。PHPでの特殊な開発形態であるWordPressについても取り上げます。

PHPとは

Webシステム開発に特化した言語、PHP

PHPとは、””PHP:Hypertext Preprocessor””の略です。Hypertextとは、Webシステムの記述言語であるHTML(Hypertext Markup Language)のこと。「HTMLを産出する言語」というような意味合いです。後ほど詳しく触れますが、HTMLはホームページを記述する言語です。

HTMLを産出する言語ということは、PHPはホームページを提供するWebサーバ内で動作して、文字通りHTMLを作ります。PHPは、データベースからデータを取り出して整形したり、絵や写真と文字を合成してHTMLにしたりして、文字通りHTMLを作るのです。

PHPは、Webシステム開発だけのための言語です。他のことはできません。

PHPの利用範囲

PHPは、Webシステムが使われているところ、つまりホームページが使われているところ、全てで使えます。例えばレンタルサーバでは、PHPがデフォルトで使用可能なサーバがほぼ全てです。

プロバイダのホームページ作成スペースだとPHPが使えなかったりする場合もありますが、その場合でも、サーバ内部でPHPが動作していることは珍しくありません。

PHPでは、小さなWebシステムから、大規模なWebシステムまで、ありとあらゆるWebシステムが開発できます。PHPに開発できないWebシステムはありません。Webシステムに限って言えば、PHPは万能です。

代表的なPHPフレームワーク

フレームワークとは、開発がしやすいように「ひな型」を提供するシステムのことです。そのフレームワークの決まりに沿って記述していくだけで、ゼロから全ての機能を開発することなく、開発者は高度な機能を簡易に迅速に開発できるようになっているものです。

PHPにも、たくさんのフレームワークがありますが、ここでは代表的なものを2種紹介します。

Laravel

Laravelは、2011年から開発が開始された比較的新しいフレームワークですが、現在、最も人気のあるフレームワークの一つとなっています。

Laravelを使うと、Webシステムに必須の機能が元から提供されているので、細かな縛りに気を煩わせることなく、そのWebシステム特有の機能の実装のみに集中できます。

こういった理由で、大規模なWebシステムの開発では、PHPの場合Laravelが用いられることが多くなっています。

WordPress

WordPressとは、PHPで作られた、ブログエンジンの一種です。スタイリッシュなブログを簡単に作ることができます。一方で、現在ではブログ以外にも、ECサイトなどに幅広く利用されているCMS(Content Management System)と呼ばれるフレームワークとなっています。

WordPressはPHPで作られているので、細かい動作の制御はPHPでプログラムを書く必要がありますが、様々な部品が流通しており、PHPを知らなくても柔軟なカスタマイズが可能となっています。

こういった理由で、エンジニアのみならず、Webデザイナーでも、WordPressを使ってWebシステムを開発することは可能になっています。

フロントエンドとは?

ここでは、フロントエンドについて、フロントエンドの概念、代表的なフロントエンド言語、代表的なフロントエンドのフレームワークを解説します。

バックエンドとフロントエンド

Webシステムを開発する際に、バックエンドとフロントエンドという役割分担、機能分担をします。

バックエンドはPHPなどです。Webサーバで作動し、データベースと連携したりして、Webシステムの根本を産出します。

フロントエンドは、Webサーバからクライアント(ブラウザなど)に送られてきて、クライアントで作動し、表示を調整したり、サーバに送信する前の値のチェックをしたりします。

バックエンドを動的言語、フロントエンドを静的言語と表現する場合もあります。フロントエンドが静的だというのは、Webサーバからしたら「決まったデータをクライアントに送っている」ものだからです。フロントエンドはクライアントのなかで作動します。

フロントエンドの言語

フロントエンドの言語は、主に3種類、HTML、css、JavaScriptで構成されます。このうち、HTMLとcssは厳密にいえば言語ではありません。フロントエンドのプログラミング言語と呼べるのはJavaScriptだけです。

HTML

HTML(Hypertext Markup Language)は、ホームページの文章と構造を記述する言語です。ホームページ自体の情報もHTMLで記述され、ブラウザはHTMLを解釈してホームページの表示の仕方を決めます。

css

cssは、ホームページの装飾を一手に引き受けます。文章(コンテンツ)と表現(装飾)を分離する目的で、HTMLとcssは使い分けられます。一般的には、Webデザイナーの仕事領域となります。

JavaScript

JavaScriptは、サーバを介さない、クライアント内部で出来る処理を一手に引き受け、その処理を記述するプログラミング言語です。JavaScriptは奥が深く、ITエンジニアの中でも、フロントエンドエンジニアと言えばJavaScriptの専門家を指します。

JavaScriptで出来ることは本当に様々なものがあります。HTMLの改変、アニメーション、演算、値のチェック、サーバーからの非同期でのデータのダウンロード、本当に様々です。これらを効率よく開発するため、後述するフレームワークが用いられています。

フロントエンドのフレームワーク

Bootstrap

Bootstrapは、cssのフレームワークです。見栄えの良いホームページを簡単に開発するために用いられます。Bootstrapを使うと、デザインの深い知識がなくても見栄えの良いホームページが簡単に開発できます。

もちろん、デザインの深い知識があるWebデザイナーがBootstrapを使えば、華麗な装飾が効率よくできてしまいます。

React.js

React.jsは、表示のために特化したJavaScriptのフレームワークです。最近用いられることが多くなっています。アニメーションなどが簡単にできます。

Vue.js

Vue.jsは、javaScriptのフレームワークですが、「テンプレート」と考えると理解しやすいです。Vue.jsは、独特の記法を使い、JavaScriptで実現可能な機能をより簡易的に確実に実装できるようにした「テンプレート」です。

PHPで開発するシステムのフロントエンドとは?

フロントエンドの種類は問わない

実は、ここまで読んでくればお分かりかもしれませんが、バックエンドの言語が何であっても、フロントエンドの実装方法の種類は問いません。PHPで開発するWebシステムのフロントエンドは、基本的に何を採用しても構いません。

WordPressの場合

ただ、WordPressの場合、WordPress自体がフロントエンドも含んだフレームワークであるため、フロントエンドもWordPressの作法に従わなければなりません。

例えば、装飾をまとめた「テーマ」などを使ったりします。このため、WordPressを専門にやるエンジニアが存在します。

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの役割分担

では、フロントエンドとバックエンドは、完全に分かれて開発できるのでしょうか。答えは「否」です。

同じシステムです。フロントエンドとバックエンドには、必ずデータの受け渡しがあります。

ですから、バックエンドエンジニアもフロントエンドのことを知っていないといけませんし、フロントエンドエンジニアもバックエンドのことを知っていないといけません。相手を知らなくては、何をお願いすればいいのかも分かりません。

しかし、ここがクリアできれば、誰でもWebシステムのエンジニアとして活躍できます。

あなたも技術を知り、Webシステムのエンジニアとして活躍しましょう。

SE
PHPを理解するといろんなWebシステムに対応できるのですね。
PM
そうですね。Webシステムエンジニアとして必須のプログラム言語だと言えますね。

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