スピード重視のシステム開発。スピードを上げるにはスクラム開発がおすすめ

スピード重視のシステム開発。スピードを上げるにはスクラム開発がおすすめのアイキャッチイメージ

システム開発においては、品質とスピード、コストのいずれも大切です。
ただ、最近では開発のスピードを重視する企業が増加傾向にあります。
ここでは「企業IT動向調査2019」の結果をもとに最近の傾向を踏まえながら、スクラム開発について紹介します。

システム開発でスピードを重視する企業が増加

日本情報システム・ユーザー協会は「企業IT動向調査2019」の中で、「システム構築時の重要事項」について調査を実施しました。
これは基幹系、業務支援・情報系、Web・フロント系、管理業務系の4つの業務システム分野に分けて、重視する項目の割合を調査したものです。

品質を重視する企業は多く、全体的に高い数値を示しています。
ただ大きな増加は見られず、前回の調査結果と比べてほぼ横ばいの傾向です。

コストを重視する企業は、基幹系と管理業務系で大きく増加しました。

開発スピードを重視する企業に関しては、4つの分野全てで増加しています。
現状の割合は低いですが、スピードを重視する企業が増えていることがうかがえるでしょう。

表1:品質の重要度が高い企業の割合(%)

業務システム分野 2013年度 2018年度
基幹系 76.8 75.8
業務支援・情報系 60.1 59
Web・フロント系 59.3 58.7
管理業務系 76.9 79.5

表2:コストの重要度が高い企業の割合(%)

業務システム分野 2013年度 2018年度
基幹系 41.1 47.1
業務支援・情報系 54.8 54.2
Web・フロント系 53.1 53.4
管理業務系 50.2 53.1

表3:開発スピードの重要度が高い企業の割合(%)

業務システム分野 2013年度 2018年度
基幹系 14.3 17.1
業務支援・情報系 35.9 38.4
Web・フロント系 43.5 47.6
管理業務系 12.3 15.1

開発スピードを上げるスクラム開発とは?

スクラム開発はアジャイル開発の一種です。
スクラム開発の際には、まずスクラムチームを結成します。
スクラムチームは、責任者であるプロダクトオーナーを決めなければなりません。
さらに、作業を行うメンバーである開発チームとそのリーダーとしての役割を担うスクラムマスターで構成されます。

プロジェクト全体はスプリントという1ヶ月以内の短い期間で区切ります。
1つのスプリントの中で達成すべきイベントをスクラムイベントと呼び、スプリント単位で計画を立てて実行していく手法です。

1つのスプリントが完了すると、スプリントレビューを行います。
スプリントレビューというのは、スプリント全体を振り返り、成果物に対して評価し合い問題点を議論するものです。

さらにスプリントレトロスペクティブを行い、ツールや人間関係などの観点からスプリントを評価します。
スプリントレビューやスプリントレトロスペクティブの内容は次のスプリントに活かされ、より効率化が図られる仕組みです。

スクラム開発を取り入れてスピードアップを図ろう

以前まで開発スピードを重視する企業は、品質やコストを重視する企業と比べて少なめでした。
しかし現在スピード重視の傾向が強まっていることから、開発に携わるエンジニアもスピードアップを意識しなければなりません。
そのためにスクラム開発の手法が有用なので、ぜひ取り入れてみてください。

ネットワーク・データベース・クラウド・サーバ案件多数! インフラエンジニアの転職なら「FEnet インフラ」

インフラエンジニア専門の転職サイト「FEnetインフラ」

FEnetインフラはサービス開始から10年以上『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、多くのエンジニアの就業を支援してきました。

転職をお考えの方は気軽にご登録・ご相談ください。