Azureの料金計算ツールの6つの使い方|メリットやその他のサービスも紹介

Azureの料金計算ツールの6つの使い方|メリットやその他のサービスも紹介のアイキャッチイメージ

Azureとは?


Microsoft Azureとはマイクロソフト社が提供するクラウドプラットフォームのことです。AmazonのAWSやGoogleのGCPと比較されることの多い人気のクラウドサービスです。

2010年に「Windows Azure」としてリリースされました。

クラウドのサービス形態3つ


インターネットを介して提供されるさまざまなサービスのことを「クラウドサービス」という言葉でまとめていますが、実際には提供される範囲によって「IaaS」「Paas」「Saas」などの種類にわかれています。

ここではクラウドのサービス形態3つをご紹介します。

1:IaaS

IaaSという名称は「Infrastructure as a Service」という言葉の頭文字を取ったものです。インターネット上でネットワークや仮想サーバーなどのインフラ環境を提供するサービスです。

2:Paas

PaaSという名称は「Platform as a Service」という言葉の頭文字を取ったものです。インターネット上でOSなどのアプリケーションシステムが動作するプラットフォームを提供するサービスです。

3:Saas

SaaSという名称は「Software as a Service」という言葉の頭文字を取ったものです。インターネット上でOSなどのアプリケーションシステムが動作するプラットフォームを提供するサービスです。

Microsoft Azureの料金計算ツールの使い方6選


Azure料金計算ツールはAzureのサービス利用料金を計算するためのツールで、公式サイトで提供されています。

Webブラウザから料金計算ツールをアクセスすれば、どなたでも利用できます。

Azureのサービスは基本従量課金制のため、予め見積もりを立て費用を試算することが大切です。

1:データベースサービス

データベースサービスの料金計算にはどのような項目が必要になるのか、実際に具体例を挙げてご紹介します。

ここではPaaSで使用可能なAzure SQL Databaseを例に挙げます。

算出に必要な項目は、「リージョン」「TYPE」「購入モデル」「サービスレベル」「コンピューティングレベル」「世代」「インスタンス」「長期的な保有期間」「保有ポリシー」「ストレージ(5GBから4TB)」です。

2:ストレージサービス

Azureでは多様なクラウドストレージサービスを提供しているためストレージ アカウントを例に挙げてご紹介します。

算出に必要な項目は、「リージョン」「TYPE」「パフォーマンスレベル」「ストレージアカウントの種類」「冗長性」「アクセス層」「容量」「書き込み操作」「List、Create Container操作」「読み取り操作」「その他すべての操作」です。

3:コンピューティングサービス

コンピューティングサービスでは代表的な仮想マシンサービスを例に挙げてご紹介します。

算出に必要な項目は、「リージョン」「オペレーティングシステム」「TYPE」「レベル」「インスタンス」「VIRTUAL MACHINES」「Managed Disks」「AL MACHINES」「Managed Disks」「ストレージ トランザクション」です。

4:バックアップサービス

料金計算ツールのページの管理とガバナンスからAzure Backupを選択できます。

算出に必要な項目は、「リージョン」「TYPE」「バックアップが必要な平均VMのサイズ」「バックアップポリシー(毎日・毎週・毎月の保持期間)」「バックアップ ストレージデータの特性」です。

5:ネットワークサービス

Azureはオンプレミス環境とAzureを結ぶことを一つの強みとしています。それを叶えるのがVPN GatewayとAzure ExpressRouteです。ここではVPNを例に挙げます。

算出に必要な項目は、「リージョン」「TYPE」「ゲートウェイの種類」「ゲートウェイ時間」
「VPN Gatewayの種類」です。

6:運用サービス

運用サービスでは代表的なサービスでもご紹介したAzure Cognitive Serviceを例に挙げてご紹介します。
料金計算ツールのAI+機械学習の項目から選択できます。

算出に必要な項目は、「API」「リージョン」「インスタンス」です。

Azureのメリット5つ


近年ではクラウドサービスが普及してきたことにより、Azureの導入を検討している企業も多いです。それでは、Azureを導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここではAzureのメリット5つをご紹介しますので、導入の参考にしてみてください。

1:セキュリティ対策が強固

マイクロソフト社が提供しているだけあって、クラウドコンピューティングサービスの中でも特にAzureはセキュリティが強固という特徴があります。

また、導入時の初期設定によってよりセキュリティ効率を向上させることも可能です。そのため、セキュリティ対策のために利用するのもおすすめです。

2:バックボーンネットワークが強大

Azureはマイクロソフト社が保有している世界有数の強大なバックポーンネットワークを利用しています。このバックポーンネットワークでは、世界中165,000マイル以上という距離でデータセンターとユーザーとを繋いでいます。

また、世界中のユーザーによって何兆ものアクセスがあっても、Azureでは即時応答できるようになっています。

3:OSSとの親和性が高い

AzureはOSS(オープンソースソフトウェア)と高い親和性を持っています。昔はオープンソースと相容れないこともあったマイクロソフト社ですが、現在ではさまざまなオープン技術に対してAzureは対応する技術を有しています。

4:オンプレミスとの連携が可能

Azureではオンプレミス環境とシームレスに連携するサービスが提供されています。

Azureのサービスを利用することで、クラウド上にオンプレミスと同じシステムを構築したり、必要なシステムのみをAzure上に構築してオンプレミスで利用を継続するシステムと連携したりすることも可能です。

5:日本での利用がしやすい

Azureでは日本にデータセンターがあるため、日本で利用しやすいクラウドコンピューティングサービスとなっています。特に日本は災害が多いことから、東京、埼玉、大坂の3か所にある免震性の高い建物内でデータセンターの設備を設けてあります。

料金計算ツール以外のMicrosoft Azureのサービス9選


Azureではデータベースや仮想マシンなどのさまざまな便利なサービスをクラウド上で提供しています。ここでは最後にMicrosoft Azureのサービス9選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:Azure SQL Database

「Azure SQL Database」はAzureが提供するデータベースサービスで、SQL Serverをベースにクラウド版データベースとして開発されたものです。サーバーレスやハイパースケールストレージなどの機能を備えたフルマネージドなデータベースエンジンです。

2:Azure VM

「Azure VM(Virtual Machine)」はAzureが提供する仮想マシンサービスです。リモートデスクトップなどでWindowsやLinux、OSSなどのさまざまなマシンイメージを利用することができます。

3:Azure Kubernetes Service

「Azure Kubernetes Service」はAzureが提供するKubernetes 管理を容易にするサービスです。すでに運用できる準備が整ったKubernetesクラスターを短い時間でAzureにデプロイできます。

4:Azure Cosmos DB

「Azure Cosmos DB」はマイクロソフト社独自のグローバル分散マルチモデルデータベースです。スケーラブルかつ高パフォーマンスな最先端のアプリケーション開発に対応できるフルマネージドのNoSQLデータベースです。

5:Azure Blockchain Service

「Azure Blockchain Service」はフルマネージドのブロックチェーンサービスです。ブロックチェーンアプリケーションを開発する際に、Azure Blockchain Serviceを利用することでエンジニアはアプリ開発に専念することができます。

6:Azure Functions

「Azure Functions」はアプリケーション実行時に必要なインフラスト楽者やリソースを提供するサービスです。Azure Functionsによってビルドやメッセージキューの管理、データベースの変更への応答が自動で行えるため、エンジニアはプログラミングに専念することができます。

7:Windows Virtual Desktop

「Windows Virtual Desktop」はクラウドで仮想的なデスクトップ環境を提供するフルマネージドサービスです。Azureの仮想マシン上でWindowsやさまざまなアプリケーションを実行し、リモートデスクトップで利用することができます。

8:App Service

「Azure App Service」はアプリ開発のための統合クラウドアプリケーションサービスです。Azure App Serviceを利用することで、フルマネージドなプラットフォーム上でWebサイトやWebアプリケーションを構築、デプロイ、スケーリングすることが可能です。

9:Cognitive Services

「Azure Cognitive Services」は人の認知機能をWEB APIとして利用できるAI関連サービスです。「Cognitive 」とは「認知」を意味する言葉で、Cognitive Servicesを利用することで簡単にAIをAPIとして利用できるようになります。

Microsoft Azureの使い方をマスターしよう


Azureはさまざまなサービスを提供するクラウドプラットフォームです。

ぜひこの記事でご紹介したAzureの料金計算ツールの使い方やAzureのメリット、Microsoft Azureのサービス9選などを参考に、多くの便利な機能を提供しているAzureの使い方をマスターしてAzureを活用してみてはいかがでしょうか。

インフラエンジニア専門の転職サイト「FEnetインフラ」

FEnetインフラはサービス開始から10年以上『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、多くのエンジニアの就業を支援してきました。

転職をお考えの方は気軽にご登録・ご相談ください。