【種類別】Webサーバソフトのメリット7つ|Webサーバとは?

Web サーバとは何か
Webサーバとは、ネットワークを通じて他の端末にWebに関するサービスを提供するためのコンピュータのことです。
コンピュータを使用してWebサイトの閲覧などをする際に、サービスの提供を受けるコンピュータのことをクライアントといい、クライアントからサーバーにリクエストを送信します。
リクエストを受けたサーバは、サーバ上にあるWebのページなどのサービスを提供します。
サーバの種類
サーバはさまざまな用途で使用され、多くの種類が存在します。
例えば、自身のネットワーク宛に送られたメールの管理や、メールの送受信サービスなどを提供するメールサーバ、クライアントからのWebブラウザのリクエストに応じて、サービスを提供するWebサーバなどがあります。
ここでは、メールサーバとWebサーバの特徴について詳しく解説していきます。
メールサーバ
メールサーバとは、メールを送受信する際に使用するサーバのことです。
メールサーバは、メールを送信するSMTPサーバと、メールを受信するPOP3サーバから成り立っていて、IPアドレスを割り出すDNSサーバや、サーバ上でメールを管理するIMAPサーバなどと組み合わせて使用します。
作成したメールは、DNSサーバで送信先IPアドレスを取得して、SMTPサーバで送信し、POP3サーバを通して受信されます。
Webサーバ
Webサーバとは、ネットワークを通して他の端末にWebに関するサービスを提供するためのサーバのことです。
Webサーバは、大量の情報を保存していて、クライアントからのリクエストに応じてサービスを提供しています。
普通のパソコンでも、サーバ用のOSをインストールして、外部に提供するためのWebに関するサービスの情報を入れたりして、Webサーバとして稼働させられます。
【種類別】Webサーバソフトのメリット7つ
Webサーバを構築するためのソフトにはさまざまな種類のものがあり、種類ごとにさまざまな特徴やメリットがあります。
例えば、専用サーバ、共用サーバ、パブリッククラウド、VPS、Apache、GoogleWeb Server、IISなどの種類のサーバソフトがあります。
ここでは、Webサーバソフトのメリットについて、種類別に7つ紹介していきます。
Webサーバソフトのメリット1:専用サーバ
1つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、専用サーバです。
専用サーバとは、サーバを貸し出すレンタルサーバの中でも、特定のユーザーがサーバ1台を専有できるようなサーバの種類です。
専用サーバは、個人でも団体でもサーバを専有できるので、他のユーザーの影響を受けずにサーバが本来持つ高いパフォーマンスを発揮でき、本格的なアプリケーション開発や大規模Webサイトの運営ができるようになります。
Webサーバソフトのメリット2:共用サーバ
2つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、共用サーバです。
共用サーバとは、レンタルサーバの中でも、1台のサーバを複数のユーザーでシェアして使用するようなサーバの種類です。
共用サーバは、複数ユーザーでシェアをするので、OSのカスタマイズなどの高度な設定はできませんが、専用サーバよりも利用料金が安くてメンテナンスの必要がなく、初めてサーバを運用する人でも気軽に始められることでしょう。
Webサーバソフトのメリット3:パブリッククラウド
3つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、パブリッククラウドです。
パブリッククラウドとは、クラウドサービスによって利用ができ、必要な時に必要なだけ利用できるようなサーバの種類です。
パブリッククラウドでは、OSなどのあらゆる環境をユーザー全体で共有するので、一定のパフォーマンスを保つサーバを安価で利用でき、システムのメンテナンスをしなくても利用できます。
Webサーバソフトのメリット4:VPS
4つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、VPSです。
VPSとは、仮想専用サーバのことで、1台のサーバを複数のユーザーで共有しながら、仮想的に専用サーバと同じ性能で利用できるような種類のサーバです。
VPSは、専用サーバと共用サーバのメリットを兼ね備えていて、専用サーバと同じようなスペックを安価に利用でき、共用サーバよりも自由度が高く、さまざまな場面で使用できることでしょう。
Webサーバソフトのメリット5:Apache
5つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、Apacheです。
Apacheとは、世界中で高いシェアを誇り、オープンソースで利用できるような種類のサーバソフトです。
Apacheは、パソコンに組み込んで使用できるサーバソフトで、オープンソースとして誰でも無料で利用でき、動作が軽快で安定しており、幅広いOSに対応しているので、気軽に利用できることでしょう。
Webサーバソフトのメリット6:GoogleWeb Server
6つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、GoogleWeb Serverです。
GoogleWeb Serverとは、Googleが提供しているWebサーバで、一般に開放されていないので利用はできませんが、高いシェアを誇るWebサーバです。
Googleの提供するサービスとして、GoogleWeb Serverの代わりに、Web Server for Chromeによってサーバを立ち上げられます。
Webサーバソフトのメリット7:IIS
7つめの種類別Webサーバソフトのメリットは、IISです。
IISとは、Microsoftが提供する、無料で利用可能なサーバソフトです。
IISは、Windowsでも使用でき、視覚的に操作ができるので、コマンドを覚える必要がありません。また、開発環境や拡張機能が充実していて、日本語のマニュアルが充実しているので、セキュリティの設定などの操作も、簡単にできることでしょう。
Webサーバを選ぶコツ6つ
Webサーバにはさまざまな種類があり、自分に合ったWebサーバを選ぶためのコツには、さまざまなものがあります。
具体的には、用途に合ったものを選ぶ方法、評価を見る方法、容量で選ぶ方法、料金で選ぶ方法、運用の難しさで選ぶ方法、操作の自由さで選ぶ方法などのコツがあります。
ここでは、自分に合ったWebサーバを選ぶコツを、6つ紹介していきます。
Webサーバを選ぶコツ1:用途に合ったものを選ぶ
1つめのWebサーバを選ぶコツは、用途に合ったものを選ぶ方法です。
Webサーバを利用する目的として、個人でのブログ運営や企業や店舗のWebサイトの運用、ECサイトの運営やWebサービスの展開などがあり、それぞれの目的に合う種類のWebサーバを選ぶのが大切です。
例えば、個人でブログを運営する場合は、比較的安価で初心者でも簡単に利用できる共有サーバを利用する場面が多くあります。
Webサーバを選ぶコツ2:評価を見る
2つめのWebサーバを選ぶコツは、評価を見て選ぶ方法です。
レンタルサーバなどを利用する場合に、ユーザーの評価が高いサーバを選ぶことで、通信障害などのアクシデントが起こった時にサポートをしてくれるような、信頼のできる会社からサーバをレンタルできることでしょう。
また、ユーザからの評価が高いと、サーバを利用するユーザが多くなる傾向があり、Webサーバを選ぶうえで、1つの指標になることでしょう。
Webサーバを選ぶコツ3:容量で選ぶ
3つめのWebサーバを選ぶコツは、容量で選ぶ方法です。
小規模なWebサイトの作成や、大規模なWebサービスの作成など、使用する目的によって必要なサーバの種類と容量は違います。
ブログなどの小規模なWebサイトは、容量の小さなサーバでも運用は可能ですが、大規模で高機能なWebサービスなどの作成には、容量と機能が充実しているサーバを選ぶ必要があります。
Webサーバを選ぶコツ4:料金で選ぶ
4つめのWebサーバを選ぶコツは、料金で選ぶ方法です。
サーバを利用するためには、必要な機材やソフトに必要な初期費用に加えて、サーバの利用料金やドメインの取得費用などがかかります。
サーバの利用料金の支払い方法には、使用時間で支払う方法と月額で支払う方法があり、必要な容量や機能、支払い方法に応じた適切なプランを選ぶことで、経済的な負担を軽減できることでしょう。
Webサーバを選ぶコツ5:運用の難しさで選ぶ
5つめのWebサーバを選ぶコツは、運用の難しさで選ぶ方法です。
Webサーバを運用するためには、サーバの管理やメンテナンスなどの作業が必要です。特に、専用サーバでは、自由にサーバの拡張ができる反面、1からサーバを構築する必要があり、専門的な知識が必要です。
大規模な開発でなければ、共用サーバやVPSなどの種類のサーバを利用することで、簡単にサーバの操作ができることでしょう。
Webサーバを選ぶコツ6:操作の自由さで選ぶ
6つめのWebサーバを選ぶコツは、操作の自由さで選ぶ方法です。
Webサーバを操作してサーバの設定を変更したり、機能を追加したりすることは、サーバの運用において欠かせません。
共用のサーバは安価に利用できる反面、個別のユーザーの都合でサーバの変更などができないので、操作の自由度の高いサーバが必要な場合は、専用サーバやVPSなどの種類のサーバから選びます。
用途に合ったWebサーバを選ぼう
ここまで、サーバの種類や種類別のWebサーバソフトのメリット、Webサーバを選ぶためのコツなどについて紹介してきました。
Webサーバは、Webサービスを展開するために必要なツールで、種類ごとに違った特徴やメリットがあります。
Webサーバの利用を考えている方は、ぜひ用途に合ったWebサーバを選んでみてください。
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