ApacheとPHPはどういうもの?基本的な構成方法を紹介

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ApacheとPHPとは?

ApacheとPHPは、どちらもwebサーバーに関するものの1種です。PHP言語を使うことにより、C言語に似たプログラミング方法でwebページを作成することが可能です。本記事では、ApacheとPHPの基本的な内容から、構築手順、動作確認の方法についてご紹介致します。

Apacheとは?

Apache HTTPサーバー( “httpd”)は1995年にリリースされ、1996年4月以来インターネット上で人気のあるWebサーバーです。2020年2月にプロジェクトとして25周年を迎えました。

web言語について

PHP環境を構築する前に、まずは基本的な用語と役割を覚えましょう。まずは、webページを作成するための言語である「PHP」サーバーについてご紹介いたします。

PHPとは?

PHPは、汎用のスクリプト言語で、特にWeb開発に適した言語です。サーバー側でプログラムが実行されるため、クライアントに負荷をかけることなく処理が可能です。また、プログラムソースはユーザーには表示されないためセキュリティ面でも評価されています。プログラムの処理は高速、柔軟かつ実用的であり、ブログのページ作成から、世界でも知名度の高いWebサイトまで、あらゆるものをサポートします。

ApacheとPHPのそれぞれの役割

上記で紹介したことを簡潔にまとめると、「Apache」はwebサーバー(web言語で記載したプログラムを置くことでwebページを表示させるサービス)、「PHP」はwebページに記載するプログラムコード(言語)です。サービスとプログラムを合わせることによりwebページが完成します。

PHPのサンプルプログラム

phpのサンプルページを作成します。test.phpというファイルを作成し、以下のプログラムを記載してみましょう。プログラムのページは、/var/www/html/の配下に保存します。root@linux# cd /var/www/html/root@linux# vim test.php(「a」を入力し、vimエディターを入力モードに切り替えます。)(「Esc」→「:wq」と入力し、記載した内容を保存し、vimエディターを終了します。)※C言語と異なり、コンパイルは不要です。プログラムに問題がなければ、webページを表示させることが可能です。ブラウザのURLに、「localhost/test.php」と入力し、phpinfoのページが表示されれば成功です。

htmlでは実現不可?

if(条件分岐)、ループといった処理は通常のHTML言語では実現することが不可能です。HTMLでほかの言語を使い実現しようとすると、JavaScript等を使う必要があります。しかし、JavaScriptはプログラムの書き方がC言語と大きく変わっているため、慣れるまで多くの勉強が必要です。使いやすい言語でwebページを作成してみましょう。

Apache と PHPで環境の構築

Linuxのサーバー(ディストリビューションはDebian)に「PHP」と「Apache」を構築する手順をご紹介します。

ApacheとPHPのインストール

Linuxサーバーが構築済みの場合、簡単にApacheとPHPのサービスをインストールすることが可能です。まずはサービスをインストールする権限(root権限)に昇格します。user@linux# su – root(rootのパスワードを入力)その後ルート権限で以下のコマンドを入力します。root@linux# apt-get install apache2 php7.3※PHPのバージョンはLinuxサーバーのバージョンによりインストール可能なバージョンが変更している可能性もあります。2020年5月現在は、PHPのバージョンは7.4が最新ですので、表示されるバージョン、もしくは最新の7.4のパッケージをダウンロードしインストールしてください。インストールの途中で同意文が表示されますので、「Y」を入力し進めます。以上のコマンド1行でそれぞれのサービスがインストールされます。以上でApacheとPHPのインストールが完了です。

Apacheの起動確認

任意のブラウザを起動し、URLに「localhost」と入力します。すると、「Apache2 Debian Default Page」が表示されればApacheのインストールは成功です。

PHPの起動確認

PHPが問題なくインストールされたことを確認します。以下のコマンドを入力し、PHPのバージョンを表示させましょう。root@linux# php -vPHP 5.4.4-14+deb7u2 (cli) (built: Jun 5 2013 07:56:44) Copyright (c) 1997-2012 The PHP GroupZend Engine v2.4.0, Copyright (c) 1998-2012 Zend Technologies上記のように表示されれば、問題なくインストールされていますので、環境の構築は完了です。

PHPの基本的な構成方法

PHPは、基本的にHTML言語と組み合わせて利用します。C言語のような処理をさせたい部分はPHP、その他の部分はHTMLで記載するようにします。今回は、HTMLとPHPのサンプルコードをご紹介します。

PHPで重要なGETとPOSTについて

PHPでは、よくPOSTとGETが使われます。それぞれの役割を覚えましょう。GET:ページ間でやり取りしたいデータを「URL」で利用POST:ページ間でやり取りしたいデータを「変数」で利用上記のように、変数(プログラム内)で使うのか、URLに表示させて使うのかにより用途が変わります。

HTMLの基本コード

一般的なHTMLのページでは、以下のように記載します。別途作成したPHPのページをHTMLで表示させる方法をご紹介します。test.htmlの内容#!DOCTYPE html> #html lang = “ja”> #head> #meta charset = “UFT-8”> #title>タイトル #/head> #body> #h1>テキストボックスに入力した値をほかのページに渡す

#form action = “test.php” method = “get”> #input type = “text” name =“word“>
#input type = “submit” value =“送信“> #/form> #/body>#/html>”※表示の都合上、「<」を「#」に変換しています。上記のようなプログラムを記載し、ブラウザのURLへ「localhost/test.php」と入力します。すると、文字の入力(テキストボックス)と「送信」ボタンが表示されます。任意の文字列(例えば「phpテスト」)を入力し、「送信」ボタンをクリックすると、URLの表記が「localhost/test.php?word=phpテスト」のように変更されます。このように、URLに直接入力した文字列等が表示されてしまうため、パスワードなど秘密の情報を使ったやり取りには向きませんが、例えばページ数やブログタイトルなど、表示されると分かりやすいものに使うことが多くあります。

PHPとApacheの環境を使いwebページを作成しよう!

PHPとApacheの基本的な内容は理解できましたでしょうか。PHP言語はC言語に似たようなプログラミング方法でプログラミング初心者の方に向いている言語です。サーバー側でプログラムが処理されるため、アクセスが集中する高負荷なページの作成には向きませんが、通常のブログ作成や商品販売のページを作成するのであれば簡単にできます。基本的なことが分かったら、PHP言語について学習し、どのような記載方法なのか、どういった処理ができるのかということも学んでいきましょう。

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