LinuxとUbuntuの違いは?ディストリビューション7選もご紹介!

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LinuxとUbuntuの違いを知ろう

Linuxについて調べているとUbuntuという名前もよく出てきます。一体どのようなものなのか、またLinuxとはどういう違いがあるのかなどと疑問に思う方もいることでしょう。

本記事ではLinuxとUbuntuの違いについて説明し、ほかにもおすすめのディストリビューションや、Linuxで使えるアプリケーションについてもご紹介していきます。

違い1:Ubuntuはディストリビューションの1つ

実は、UbuntuはLinuxディストリビューションの1つなのです。

本来LinuxとはLinuxカーネルのことを指し、カーネルだけではOSとして手軽に扱えません。そこで、扱いやすいようにアプリケーションなどをパッケージにしてすぐ使える状態にしたものを「ディストリビューション」といい、Ubuntuもその1つになります。

違い2:Linuxはディストリビューションで変化する

Linuxはオープンソースのため多くの開発者が、Ubuntuのようにディストリビューションを作りました。そのためディストリビューションごとにさまざまな特徴があります。

例えば、普通のパソコンとして使えるようなもの、大規模サーバー向けのものや膨大なアプリケーションが入っているものなどがあります。

このことから、ディストリビューションを選ぶ際は用途と照らし合わせて選ぶのがよいでしょう。

Ubuntuの特徴3つ

Ubuntuは、普通のパソコンとしてLinuxOSを使うというときに、まず挙げられるディストリビューションであり、ユーザーフレンドリーを標榜しています。

特徴として、「Debian系」「deb+apt」「ほとんどがデスクトップエディション」であるということです。下記では、このUbuntuの3つの特徴について詳しく解説していきます。

Ubuntuの特徴1:Debian系

Linuxディストリビューションには大きく分けて3つの系統があり、その1つがDebian系です。

Debianはボランティアが中心となり開発が進められているディストリビューションで、基本的なツール群やアプリケーションソフトウェアまでも含み100%無料となっています。

また、さまざまなCPU上での動作サポートと数万にも及ぶ膨大なアプリケーション数を誇り、Debian系のOSはこれらの属性を持っています。

Ubuntuの特徴2:deb+apt

deb+aptとは、debパッケージをapt系コマンドで管理することです。

パッケージとはLinuxが採用しているアプリケーションの配布形態のこと(Windowsでいうインストーラー)で、コマンドとはLinuxへ何かを実行させる命令文を指します。

aptはパッケージ管理システムのことなので、Ubuntuではapt系コマンドによってdebパッケージを迅速かつ的確に管理することができるのです。

Ubuntuの特徴3:ほとんどがデスクトップエディション

Ubuntuは、ほとんどがデスクトップエディションのため、誰にでも操作しやすいものとなっています。LinuxとなるとCUIが多くキーボードの操作が基本となりますが、UbuntuはGUIなのでインストールから日常操作など、ほとんどの操作がマウスで完結が可能です。

ほかにサーバーエディションも存在していて、そちらはインストールから設定まで全てCUIとなっています。

Linuxの他のディストリビューション7選

上記でも説明した通り、ディストリビューションを選ぶ際は自分の目的などと照らし合わせることが重要です。

ディストリビューションは種類も多く、特徴もさまざまです。ここからは、Ubuntu以外のLinuxのディストリビューションについて、それぞれの特徴や目的について詳しくご紹介していきます。

また、各項目の下部に公式サイトへのリンクも貼ってありますので、直接飛んでインストールすることも可能です。

Linuxの他のディストリビューション1:Linux Mint

Linux Mintは、Windows、mac OS、Ubuntuに続いて世界で4番目に広く使われている無償の家庭用OSです。

最新で、洗練されて、簡単に使える、強力で使いやすいOSを制作することを目的に掲げており、30000を超えるソフトウェアが無料で、公式リポジトリから入手できるためセキュリティ性も高くなっています。

また難しい設定がなく簡単に使え、Office系に似たアプリケーションを持っています。

Linuxの他のディストリビューション2:CentOS

CentOSはディストリビューションの1つRHELのクローンOSです。基本的にサーバー用途に向いており、「長期間にわたるセキュリティフィックスサポート」がついていて、有償のRHELのクローンでありながら無償で提供されています。

またCentOSは、スタンダードとして企業やサーバー構築参考書でもよく使われています。

Linuxの他のディストリビューション3:Arch Linux

Arch Linuxは、独立したディストリビューションであり、シンプルで軽量、最小構築からシステムを構築が可能です。

また、公式リポジトリなどから、大抵のソフトウェアはインストールできるので、さまざまな目的や信念のシステムも簡単に構築することができます。

また、UbuntuやLinux Mintのようなユーザーフレンドリーではなく、ユーザー中心であり、貢献している人のニーズを満たすことを目的としています。

Linuxの他のディストリビューション4:Elementary OS

Elementary OSはUbuntuベースのディストリビューションでシンプルなデザインと動作の軽さが特徴的です。

価格は自分で決めることができ、カスタムを選択すれば0円で購入することもできます。また、最初に必要最低限のソフトウェアしか入っておらず、後から自分でインストールできるようになっており、オープンソースのため改変なども可能です。

Linuxの他のディストリビューション5:Fedora

Fedoraは、世界中にいるコミュニティのメンバーによって構築されているオープンソースのRed Hat系ディストリビューションで、その大きな特徴は最新技術を積極的に取り入れているところです。

最新技術を積極的に取り入れる理由は、Red Hat社が企業向け商用有償ディストリビューションRHELのフィードバックという目的があります。

これらの理由から中級者やチャレンジャー向けのディストリビューションと言えます。

Linuxの他のディストリビューション6:Manjaro

Manjaroは、Arch Linuxベースで作られたユーザーフレンドリーなディストリビューションです。Arch Linuxは、中級者や上級者向けなのに対して、Manjaroは初心者にも使えるように作られています。

そしてArch Linuxのシンプルさもありながら、GUI環境やシステムを断続的に更新するローリング・リリース方式、パッケージ管理システムpacmanがGUIで使えるところも特徴です。

Linuxの他のディストリビューション7:Debian

Debianは上記でも説明したように、ボランティアによって作られているフリーディストリビューションです。そして、サポート体制が充実しているユーザーフレンドリーなディストリビューションでもあります。

また、強みの1つとして安定性が挙げられ、安定性が重要であるサーバー・オフィス利用に適しているため、多くの企業で採用されています。

Linuxのおすすめアプリケーション5つ

続いて、これからLinuxOSを利用しようと考えている人におすすめするアプリケーションを5つご紹介していきます。

ここまで、さまざまなディストリビューションがありましたが、中には必要最低限のアプリケーションしか入っておらずOSをインストールしただけでは始まりません。

そんなときのために、あると嬉しいアプリケーションのご紹介をしていきますので、参考にしてください。

Linuxのおすすめアプリケーション1:Evolution

Evolutionは、GNOMEデスクトップ環境で使える個人情報管理ツールです。

主な機能として、電子メール、カレンダー、アドレス管理機能やタスク管理機能などがあり、WindowsでいうOutlookのようなものと言われることが多くあります。

また検索機能があり、繰り返し使う検索結果は検索フォルダに保存され、繰り返し利用できるため役に立つでしょう。

Linuxのおすすめアプリケーション2:LibreOffice

LibreOfficeは、オープンソースのさまざまなオフィス系アプリケーションを含むソフトです。

含まれるアプリケーションには、Writer(ワードプロセッサ)、Calc(表計算)、(Impress-プレゼンテーション)、Draw(ドローイング及びフローチャート)、Base(データベース)、Math(数式編集)があります。

また、MicrosoftのWordなどと互換性があり、拡張機能により追加機能を実装することも可能です。

Linuxのおすすめアプリケーション3:The GIMP

The GIMPは、オープンソースの無料画像編集ソフトで、Linuxだけでなく、ほかのOSやWindowsでも使用することができます。

また、スクリプト機能「Script-fu」を実装しており、PythonやRubyなどのプログラミング言語との統合を通して拡張性を提供しています。そのため、自分でソースコードを変更したり、さらに変更したものを再分配することも可能です。

Linuxのおすすめアプリケーション4:Firefox

Firefoxは、強化型トラッキング防止機能が魅力の無料Webブラウザーです。

ほかの企業のデータ侵害に自分のデータが含まれていた場合、Firefox Monitorが警告してくれるなど、しっかりしたセキュリティサポートがあります。

また、セキュリティの強さ以外にも豊富なアドオン機能が特徴で、5000以上のアドオン機能が無料で提供されているため、自分好みのインターネット環境をカスタマイズすることが可能です。

Linuxのおすすめアプリケーション5:Audacity

Audacityは、ボランティアによって開発されているオープンソースの無料音声編集ソフトです。

マルチトラックオーディオに対応しており、リバーブ、エコー、ノイズ除去などのエフェクト機能やマイクでの録音、ミキシングやトリミングなどもできます。

また、ファイルとして音源をインポートし編集や、ほかのファイル音源とつなげてそのファイルを外へ持ち出すことも可能です。

LinuxとUbuntuの違いを知ろう

Linuxとは、オープンソースOSであり、多くの開発者がLinuxをベースにさまざまなディストリビューションを世に放っている中の1つがUbuntuです。

Ubuntuは、ユーザーフレンドリーなOSであり初心者でも比較的扱いやすいディストリビューションとなっており、また上記で紹介してきたようにさまざまなディストリビューションがあります。

本記事を参考に自分の用途と照らし合わせ、魅力あるLinuxOSを試してみましょう。

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