コンパイラ言語の特徴とは?代表的なコンパイラ言語5つも詳しく解説

コンパイラ言語の特徴とは?代表的なコンパイラ言語5つも詳しく解説
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コンパイラ言語とは?


コンパイラ言語とは、プログラミング言語の一種です。有名な言語としてJavaやC、GOなどがあります。

コンパイラ言語とは、ソースコードから、パソコンなどの機械が学習可能な言語に翻訳してから、処理が実行される種類のプログラミング言語の名称です。

コンピュータに対して優しい言語なので、様々な場面で使用されており、特に大規模開発に適しています。

コンパイラ言語の特徴7つ


プログラミング言語にも複数の種類があります。それぞれに特徴があり、使用したい場面によってそれぞれの言語が使い分けられています。

コンパイラ言語の特徴として、手間がかかる代わりにメモリの消費量を少なく抑えられる等が挙げられ、その特徴を7つ解説しながら紹介していきます。

1:機械語に翻訳される

コンパイラ言語は、処理を実行する前に、機械語に翻訳されてから実行されます。機械語に翻訳した結果、処理の内容が書かれているソースファイルとは別に、ソースファイルに書かれている内容の処理を実行するための実行ファイルが作成されます。

よって、文法等を間違えて、機械語に翻訳できないソースを書いてしまうと、エラーとして出力され、実行ファイルは作成されません。

2:歴史が古い

そもそもプログラム可能な最古のコンピュータは、1945年にアメリカで軍事目的に作成された「ENIAC」である、と言うのが通説です。

そのわずか9年後の1954年、同じくアメリカのIBM社のジョン・バッカスが考案したFORTRANが登場しました。誕生からすでに半世紀以上経過しており、コンパイラ言語の歴史はかなり古く、長いものになります。

3:実行速度が速い

コンパイラ言語を使用する際のメリットに、実行速度が速い、という点があります。

この理由としては主に2つが挙げられ、ひとつはプログラムを実行する前に既に機械が理解できる言語への翻訳が完了している事、もうひとつは処理内容が書かれたソースファイルと実際に処理を実行する実行ファイルが分離して管理される事です。

例えるならば、余計な事に気を遣うことも無く必要な事のみに集中できるうえに、指示の内容は機械がすべて理解し頭の中に入っているので、ボタン一つで処理自体は直ぐに開始できる状態となっています。

4:文法エラーを指摘してくれる

コンパイラ言語をコマンドプロンプトでコンパイルしようとした際に、ソースファイルに文法エラーが存在すると、エラーが出力されます。

それだけでなく、どんな種類のエラーなのか、そのエラーの原因となったソースは何行目の部分なのか、といった文法エラーの概要を出力してくれます。

5:実行しながら修正ができない

コンパイラ言語は業務で使用するツールやソフトを使用してプログラミングしない限り、もし文法ミス等があった場合、コンパイルしてみないとわからない事が多いと言えます。

コンパイルをするためには、一度ソースファイルを保存して閉じなければなりません。そのため、プログラムを実行しながら修正できない、というデメリットがコンパイラ言語にはあります。

6:初心者には敷居が高い

コンパイラ言語は初心者には敷居が高いと言えるでしょう。

前述したように一度実行しないとミスを見つけるのが難しく、作成するのに時間がかかりすぎるという点も理由の一つですが、もう一つ大きな理由として、完成図の想像が難しいという事もあげられます。

インタプリンタ言語であれば、想像図を絵などに描いて説明、理解させることができますが、コンパイラ言語では文章ベースの説明になり、頭の中に完成図や設計図を思い浮かべにくいという難点があります。

特に大規模なシステムのソースを修正する場合、修正量は少なくても、ソースのどの部分にどのような修正をすれば良いか、手を加えてはいけない箇所はどこか、という点が理解しにくく、新人が途方に暮れている、と言う場面が多くあります。

7:大規模開発に向いている

前述したように、コンパイラ言語はメモリの消費量が少なく済み、処理速度も速い事から、大規模なシステム開発に適しています。

大規模なシステムは沢山のユーザーが沢山のデータを編集や新規作成をしたり、他のシステムと通信をするので、メモリの使用量を効率的に使わないとメモリが枯渇してシステムが強制終了する恐れもあります。

また、1つ当たりの処理速度が速くないと、システム全体の処理速度が落ちてしまい、タスクをさばききる事ができず、更に処理速度が落ちてしまう、という悪循環に陥る可能性もあります。

代表的なコンパイラ言語の種類5つ


コンパイラ言語と一口に言っても、その中には何種類もプログラミング言語があり、多種多様な用途があります。

ほかの言語に比べれば比較的容易な言語もありますが、基本的にはどの言語も一朝一夕に覚えられるものではないでしょう。

従って、もしプログラミングを仕事にする際は、まずはどれか一つを選んで集中的に学習するのが効率的な勉強方法になります。

1:C

コンパイラ言語の1つであるCは、C言語とも呼ばれています。特徴としてあげられるのが、処理速度の速さで、処理速度はプログラミング言語の中で最速を誇ります。

物をインターネットの空間と紐づけるIoTのように大量のデータを分析、処理するようなシステムや機能に対して最適なプログラミング言語となります。

2:C++

C++とはCを拡張したバージョンのコンパイラ言語で、Cとの互換性も備えています。C++は高い保守性を誇り、システムの修正や更新がCと比較して容易になっています。その分、Cに比べて処理速度は落ちています。

ただ、文法自体はCと対して変わらないので、Cの経験者が学ぶとより多くのシステムや案件に対応可能になり、仕事の幅が大幅に広がります。

3:C#

C#はマイクロソフト社が開発したプログラミング言語です。よって必然的にMSNやBingなどのマイクロソフト社のサービスや製品に多く使われています。また、小規模なアプリケーションや機能であれば、プログラマー1人で比較的簡単に作成できます。

その他の特徴として、Javaと文法が似ている事から、Javaの経験者であれば言語の取得が容易になる事が挙げられます。

4:Java

Javaはサンマイクロシステムズ社が開発し、現在はOracle社が管理しているコンパイラ言語で、世界的にも非常に多くのシステムやアプリケーションに利用されています。

JavaはOracle社が管理していることもあり、Oracle社の製品であるOracleDataBaseとの相性が非常に良く、データベースの操作を簡単にプログラミングできます。

5:Go

GoはGoogleで開発されたコンパイラ言語です。2009年に開発された、非常に新しい言語ですが、シンプルで書きやすいという事もあり、近年人気が急激に上昇しているコンパイラ言語です。

LinuxやMacOSだけでなく、Windowsにも対応している事から、幅広いシステムや案件に対応する事ができます。

コンパイラ言語とインタプリタ言語・スクリプト言語の比較


プログラミング言語は大きく3つに分けるとコンパイラ言語の他に、PHPやPython等のインタプリンタ言語やスクリプト言語があります。ここからは、インタプリンタ言語とスクリプト言語の特徴やメリット等を紹介していきます。それぞれコンパイラ言語には無い物を持っています。

インタプリタ言語の特徴と種類

インタプリンタ言語は、ソースコードの内容を機械に理解可能な機械語に変換しながら処理を実行するタイプのプログラミング言語です。

コンパイラ言語とは真逆な特徴を持っており、処理速度とメモリ消費量の大きさと引き換えに、コンパイルという余計な手間を省いた分素早く実行する事ができ、プログラムを実行しながらソースの修正ができる事から、初心者にも扱いやすい言語になります。

スクリプト言語の特徴と種類

スクリプト言語はコンパイラ言語やインタプリンタ言語と違い、明確な定義がありません。

インタプリンタ言語として定義されているRubyやPythonも、スクリプト言語として定義する場合もあります。習得が比較的容易な、初心者向けのプログラミング言語の事をスクリプト言語と呼ぶこともあり、非常に曖昧な枠組みの中にある言語と言えるでしょう。

高速に実行できるコンパイラ言語を習得しよう


高速で実行可能なコンパイル言語を取得すると大きなメリットが幾つもあります。取得が難しい分、より大きな恩恵を受けられます。

まず、ITエンジニアとしての仕事に困らなくなること、もう一つは高収入が期待できることです。

大規模な社内システムやWebアプリケーションには、コンパイラ言語が使用されているケースが多く、もしコンパイラ言語を習得すれば、それらの開発案件や改修案件に参画する事ができます。

また、IT業界は慢性的に人手不足となっています。人材の供給が需要に追いついておらず、人件費の高騰が続いています。コンパイラ言語を取得すれば日本人の平均所得を超える事は容易となるでしょう。

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