Wi-FiやBluetoothなどの近距離無線通信について仕組みや違いをご紹介

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データを送受信する際に、ケーブルを用いて行う方法と無線で行う方法があります。
そして無線通信の技術が我々の生活を便利にしている側面が強いです。
ここでは近距離無線通信の種類と仕組みについて比較し、紹介していきます。

近距離無線通信の比較

近距離無線通信は、主にWi-FiとBluetooth、EnOcean、特定小電力の4種類です。

Wi-Fi

Wi-Fiはもっとも普及している無線通信で、2.4GHzと5.0GHzの周波数帯を使用しています。
100メートル程度までの距離での通信に対応しており、転送速度が速いことが特徴です。
使用する端末やルーターにより転送速度がやや異なりますが、遅いものでも11Mbps程度に対応しています。

Bluetooth

Bluetoothも一般家庭での利用が多い近距離無線通信であり、2.4GHzの周波数を使用しています。
Wi-Fiと違い通信距離は10メートル程度までと短く、転送速度も1Mbps程度でWi-Fiほど速くはありません。

EnOcean

EnOceanは200メートル程度までの距離で利用できる無線通信で、地域によって使用する周波数が異なるのが特徴です。
日本の場合には315MHzと928MHzの周波数を使用します。
転送速度はWi-FiやBluetoothと比べると遅めで、125Kbps程度です。

特定小電力

特定小電力は狭帯域と広帯域のWi-SUNに分かれます。
いずれも通信可能な距離は1キロ程度までと、近距離無線通信の中では長めなのが特徴です。
狭帯域は426MHz、Wi-SUNは900MHzの周波数を使用します。
狭帯域だと転送速度が遅めで9,600bps程度までしか出ませんが、Wi-SUNなら50kbps以上に対応しています。

それぞれの仕組みや使用例

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上で紹介した4種類の無線通信の中でも、Wi-Fiは一般家庭においても幅広く使用されています。
ルーターで、ノートパソコンやタブレット端末をインターネットに繋いでいる場合に使用している無線通信は、ほとんどがWi-Fiです。
コンビニやカフェなどにある公衆無線LANもWi-Fiの無線通信を利用しています。

Bluetoothは、無線のイヤホンやスピーカー、ゲームコントローラーなどが代表的な使用例です。
タブレット端末用のキーボードなどでも、Bluetoothを利用して接続するタイプのものがあります。

EnOceanは自然界の光や僅かな温度差などを利用しているのが特徴です。
そのため電源を必要としません。
主にドアセンサーや温度センサー、無線スイッチなどに利用されます。
ただ、現在のところまだ使用例はあまり多くありません。

Wi-SUNは東京電力でスマートメーター通信に利用されています。
近くのメーター同士をWi-SUNで繋ぐマルチホップ方式の通信方式が採用されており、住宅密集地での利用に適しています。

我々の生活を便利にしてくれる近距離無線通信

Wi-FiやBluetoothなどの近距離無線通信の普及により、我々の生活はかなり便利になりました。
一般家庭でもWi-FiやBluetoothの使用例は多いです。
さらにEnOceanやWi-SUNなどの技術開発が進められています。
エンジニアとして活躍するなら、こうした近距離無線通信の仕組みをしっかりと理解しておきましょう。

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