Windowsにおけるdirコマンドとdirコマンドのよく使うオプション

Windowsにおけるdirコマンドとdirコマンドのよく使うオプションのアイキャッチイメージ

Windowsにおけるdirコマンドについて


この記事では、Windowsにおけるコマンド、特にdirコマンドについて説明していきます。

Windowsでコマンドを利用したいと考えている方や、dirコマンドについて詳しく知りたいという方は、ぜひご覧ください。

dirコマンドとは?

Windowsの場合、コマンドは一般的に「コマンド プロンプト」というアプリから実行します。その中で用いることのできるコマンドの1つが、dirコマンドです。

dirコマンドは、ファイルとフォルダの一覧を取得するためのコマンドです。最も簡単な使い方は、次のとおりです。

これをコマンド プロンプトへ入力し、実行すると、現在開いているフォルダ(カレントディレクトリ)にあるファイルやフォルダの最終更新日時、ファイルの大きさ、名前などが表示されます。

dirコマンドの読み方

デフォルトのdirコマンドの読み方をここで紹介しておきます。なお、ここで紹介する読み方はあくまでもデフォルトの状態であり、オプションを付け加えることで、表示方法を変更することも出来ます。

さて、dirコマンドを実行すると、例えば次のように表示されます。

dirコマンドを実行すると、表のように、1行につき1つのファイルやフォルダに関する情報が表示されます。最も左に表示されているエリアが、ファイルやフォルダの最終更新日とその曜日、時刻です。

その隣には、フォルダの場合だけ<DIR>と表示されます。その隣、左から3つ目のエリアにはファイルの場合のみ、ファイルサイズ(バイト単位)が表示されます。最も右側にあるのは、ファイルまたはフォルダの名前です。

「.」や「..」という見覚えのないフォルダも表示されていると思います。これはWindowsが自動的に追加しているフォルダであり、「.」は自身のフォルダ、「..」は親フォルダ(1つ上の階層のフォルダ)を示しています。

なお、デフォルトでは、この表の他に「ヘッダー」「フッター」と呼ばれる、ボリューム ラベルや空き容量などの追加の情報が表示されます。

dirコマンドのよく使うオプション

ここからはWindowsにおける、dirコマンドのオプションを見ていきたいと思います。dirコマンドには、様々なコマンドオプションがありますが、ここではよく用いる4つを詳しく解説していきます。

dir /a

ファイルやフォルダの属性でフィルタリングするオプションです。後ろにコロン(:)を付け、その後にフィルタリングする属性を指定します。

例えば、このようにコマンドを入力すると、カレントディレクトリにあるフォルダだけが、フィルタリングされて表示されます。表示結果は以下のようになります。

コロンの後に指定できる文字は、d(フォルダ)、h(隠しファイル)、s(システムファイル)、r(読み取り専用ファイル)、a(アーカイブの準備ができているファイル)などがあります。これらは複数指定することも出来、またハイフン(-)を用いてnotを示すことも出来ます。

このようなコマンドを実行すると、フォルダで隠しファイル、かつシステムファイルでは無いフォルダの一覧が表示されます。

dir /b

/b オプションを指定すると、ヘッダーやフッターを含む、様々な情報が非表示になり、ファイルまたはフォルダの名前のみを表示します。

このコマンドを実行すると、以下のような表示になります。

単純に、ファイルやフォルダの名前のみが欲しい、と言う時には /b オプションを用いると良いでしょう。

dir /o

並べ替えを行うオプションです。デフォルトでは、ファイルまたはフォルダの名前が、アルファベット順に並べられて表示されます。これを変更するには、コロン(:)の後に順序を指定します。

このようなコマンドを実行すると、以下のように、フォルダが先頭に集められ、ファイルがサイズ順に並び替えられて、表示されます。

コロンの後に指定できる文字は、n(名前のアルファベット順)、e(拡張子ごとにまとめる)、g(フォルダを先頭に表示させる)、s(サイズの小さい順)、d(作成日時の古い順)などがあります。これらは複数組み合わせることも出来、またハイフン(-)を用いて逆順にすることも出来ます。

このようなコマンドを実行すると、フォルダは先頭にまとめられた上で、アルファベット順と逆に並べ替えられます。

dir /s

このオプションは再帰的にサブフォルダ内でも同じコマンドを実行します。

これにより、サブフォルダ(フォルダの中のフォルダ)の内容や、サブフォルダのサブフォルダにあるファイルやフォルダといったものも確認できるようになります。

dirコマンドのその他のオプション

dirコマンドの構文は、以下のようになっています。

dirコマンドには、/pオプション(1画面ごとに分けて表示)や/wオプション(ワイド形式で表示)、/-cオプション(ファイルサイズの桁数の区切り文字を削除して表示)などのオプションがあります。

ここで詳しく取り上げなかったオプションについて、確認したい場合は以下のコマンドを実行して、ヘルプを表示すると良いでしょう。

dirコマンドを活用しよう

いかがでしたでしょうか。この記事では、dirコマンドのオプションについて、よく使うものを中心にまとめてきました。

Windowsにおけるコマンドは使いこなせれば、より効率的に作業を進められます。dirコマンドも例外ではなく、うまく活用できれば便利なコマンドであると言えます。

ぜひ、dirコマンドを活用してみてください。

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