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AWSを無料で使用する3つの方法 | 無料期間や注意点も紹介

 
AWSを無料で使用する3つの方法 | 無料期間や注意点も紹介

AWSとは

クラウドサービスとは、クラウドコンピューティングのプラットフォームにインターネット経由でアクセスして、そこにあるアプリケーション、データベース、ストレージなど様々なIT リソースをオンデマンドで利用できるサービスの総称です。

その中で、Amazon社が提供するクラウドサービスをAWS(Amazon Web Services)と言います。

一般的にクラウドサービスは従量課金制ですが、AWSもこれに該当します。

AWSを導入するメリット

AWSを導入することにより、ハードウェア導入に伴う初期投資、人的リソースの調達、メンテナンス、容量の使用計画といったわずらわしい作業がすべて不要になります。

その結果、浮いた分の人的リソースや資金を新しいアイデアの実現に充当することができます。あるいは、その分をIT 部門の運営に必要な人員とシステムに引き当てることも可能です。

その他、インフラの調達期間の縮小、セキュリティの強化、データセンターとの連携効率の向上など、自社サーバーでは難しかった多くの問題をAWSで解決することができます。

AWSを導入するデメリット

上述のように、最初の導入コストは低いAWSですが、毎月のランニングコストは高いというデメリットがあります。しかも、いろんなオプションを追加すると、さらに高額になってしまいます。

また、AWSには保守や運用面で自由度が低いというデメリットもあります。つまり、オンプレミス(情報システムのハードウェアを自社のデータセンター内に設置し、それらを主体的に管理する運用形態)の場合と比べて、カスタマイズできる範囲に制約が生じてしまうのです。

AWSの3つの無料利用枠

上述のようにAWSは従量課金制ですが、アカウントごとに無料で使える枠があります。そして、それによって使用制限がかかるものの、一部のサービスを無料で試すことができます。

AWSの無料利用枠には3種類のサービスがありますが、ここではその3つについて個別に見ていきます。

AWSの無料枠1:12か月間無料

AWSの無料利用枠の1つ目は、12 か月間無料サービスです。

これは、最初にサインアップした日から12ヶ月間、限定的ではあるものの、無料で使用できるというものです。そして、その12ヶ月間の有効期限が切れた後は標準の料金、つまり従量課金制へと移行します。

AWSの無料枠2:無期限無料

AWSの 無料利用枠の2つ目は、無期限無料サービスです。

こちらは期限でなく使用した量または回数で管理されており、AWS アカウントを持っている間は、所定の使用の上限(利用する関数のメモリ割り当て)に達するまで、常に無料で製品を使い続けることができます。

そして、アプリケーションの使用が無料利用枠の上限を超えた場合は、従量課金制で支払うことになります。

AWSの無料枠3:トライアル

AWSの 無料利用枠の3つ目は、トライアルサービスです。

このサービスでは、選択されたサービスに応じて、所定の短期間か1回に限り、製品を無料で使用することができるというものです。

それゆえ、無料利用枠の有効期限が切れた場合、あるいはアプリケーションを使用した量または回数が無料利用枠を超えた場合は、従量課金制の料金が発生します。

AWSの無料枠を使う注意点

前述のように、無料利用枠には上限が設定されていますので、それを超えないように注意しなければなりません。そして、この上限は利用するサービスによって異なります。

例えば、コンピューティングのAmazon EC2は750 時間/月が無料の上限です。しかし、同じコンピューティングでも、AWS Lambdaの場合は、100万リクエスト/月が上限になっています。

同様に、データベースについても、Amazon RDSの上限は750時間/月ですが、Amazon DynamoDBの上限は25GBになっています。

AWSの無料枠を安心して使うコツ

無料利用枠の上限を守り、料金を発生させないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?

AWSには、予算の85%を超えた場合に自動的にアラートをEメールで通知する機能があります。それゆえ、それを使えば、上限を超えないように管理することができます。

AWSの5つの登録手順

AWSを登録して利用するためには、まずアカウントを作成する必要がありますが、その際、クレジットカードが必要になるので、用意しなければなりません。

ここでは、AWSを登録する手順を5つに分けて説明していきます。

AWSの登録手順1:AWSアカウントを作成する

まず、「AWS」でGoogle検索して、AWSのトップページに飛びます。

次に、右上の「今すぐ無料サインナップ」ボタンを押して、「AWS アカウントの作成」画面に入り、そこでEメールアドレスなどの情報を入力します。入力が終わりましたら、「続行」ボタンを押して次に進みます。

既にアカウントがある場合は、「既存の AWS アカウントでログイン」をタップして「サインイン」の画面に入ります。そこで、「ルートユーザー」か「IMAユーザー」のどちらかを選択し、前者を選んだ場合はそのEメールアドレスを入力して、「次へ」ボタンを押します。

AWSの登録手順2:連絡先の情報を登録する

次は「連絡先情報」の画面で入力します。

「アカウントの種類」は「プロフェッショナル」か「パーソナル」の選択ですが、「プロフェッショナル」を選ぶと「会社名」が入れられます。「パーソナル」を選ぶと、「会社名」は非表示になります。

入力は、基本アルファベットです。それゆえ、日本語で入力すると「連絡先情報は、半角英数字で入力する必要があります。」というアラートが出ます。もし、住所の記載がわからなければ、Google翻訳で住所を英語に変換して、ローマ字入力することも可能です。

AWSの登録手順3:支払い情報を登録する

次は「支払情報」の画面で入力します。

ここではクレジットカードかデビットカードの情報を入力します。「クレジット/デビットカード番号」、「カード保有者の氏名」、「有効期限日」を入力し、「請求先住所」を選択したら、「検証して追加する」ボタンを押します。

AWSの登録手順4:アカウントを認証する

次は「本人確認」の画面で入力します。

「検証コードをどのように受け取りますか?」は、「テキストメッセージ(SMS)」か「音声通話」のどちらかを選びます。「国またはリージョンコード」をドロップダウンリストから選択し、「携帯電話番号」を入力します。

さらに、ロボットでないことを証明する「セキュリティチェック」を入力し、「SMSを送信する」ボタンを押すと、自分のスマホに4桁の数字が届きます。その数字を時間内に「2.認証コードの入力」の画面で入力し、「コードの検証」ボタンを押します。

その結果、認証コードの入力にパスすると「本人確認が終了しました」と表示されますので、「続行」ボタンを押して次に進みます。

AWSの登録手順5:AWSサポートプランを選ぶ

「サポートプランの選択」の画面で選択します。

AWS はサポートプランとして、無料の「ベーシックプラン」、月額29USDの「開発者プラン」、月額100USDの「ビジネスプラン」を用意しています。今回は「無料」ボタンを押して、「ベーシックプラン」を選びます。

以上の手続きが終了すると、「アマゾン ウェブ サービスへようこそ」の画面に飛び、入力したメールアドレスに通知が届けば、AWS アカウントの作成は完了です。

AWSの5つの利用手順

AWSの登録後は「コンソールにサインイン」ボタンを押し、「AWSマネジメントコンソール」の画面にログインします。最初はメニューバーのリージョンが日本以外(オハイオ)になっているので、それを「アジアパシフィック (東京)ap-northeast-1」に変更します。

それから、サーバーを作っていきます。「サービスを検索する」に「EC2」と入れて検索します。そうして出てきた「リソース」画面の中程にある「インスタンスを起動」ボタンを押します。この後のASMを利用するための手順については、以下に説明します。

AWSの利用手順1:AMIを選択する

「ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)」の画面でAMIを選択します。LinuxやWindowsなどのOSのイメージを選択することができます。ここでは「無料利用枠の対象」になっているイメージの中から1つを選び、「選択」ボタンを押します。

AWSの利用手順2:インスタンスタイプを選択する

「ステップ2: インスタンスタイプの選択」の画面では、「無料利用枠の対象」が1つしかないのでそれを選び、「次のステップ:インスタンスの詳細設定」ボタンを押します。ちなみに、インスタンスとは、アプリケーションを実行できる仮想サーバーのことです。

次の「ステップ3: インスタンスの詳細の設定」の画面では、用途に応じて細かい設定ができます。しかし、今回はすべて初期値のままにして、下にある「次のステップ:ストレージを追加する」ボタンを押します。

AWSの利用手順3:ストレージを追加する

「ステップ4: ストレージの追加」の画面では、ストレージを追加することができます。「無料利用枠の対象」を選んだ場合、30GBまでのEBS汎用 (SSD) ストレージまたはマグネティックストレージの取得が可能です。

今回は、初期値の「汎用 SSD(gp2)」にしたまま、下にある「次のステップ:タグの追加」ボタンを押します。

AWSの利用手順4:タグを追加する

「ステップ5: タグの追加」の画面では、「別のタグの追加」ボタンを押して最大50個のタグを追加することができます。タグは「キー」と「値」のペアで構成され、例えば「キー」に組織名、「値」にサーバー名を入力してタグを定義することができます。

しかし、今回は「キー」に名称のみを入力して、「次のステップ:セキュリティグループの設定」ボタンを押します。

AWSの利用手順5:セキュリティグループを設定する

セキュリティグループとは、インスタンスのトラフィックを制御するファイアウォールの一連のルールのことです。そして、「ステップ6: セキュリティグループの設定」の画面では、特定のトラフィックに対してインスタンスへの到達を許可するルールを追加できます。

セキュリティグループのルールを設定して、既知の IP アドレスからのみアクセスできるようにするのがおすすめです。

AWSを無料枠で使ってみよう

ここまでAWSの無料枠を軸に、それを使う際の注意点、登録や利用の手順について見てきました。AWSには上で述べたメリット以外にも、固定の償却コストが変動コストに変わるため、柔軟な運用ができるどのメリットがあります。

もちろん、無料枠には制限がありますが、多くのメリットを無料で享受できますので、是非使用されてみてはいかがでしょうか。


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