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【AWS入門編】AWSとは|サービス概要や特徴・おすすめ参考書4つ

2020年10月14日

AWSとは

AWSとは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスのことで、正式名称はAmazon Web Services(アマゾンウェブサービス)です。AWSは世界中のデータセンターから175以上ものフル機能のサービスを提供しており、スタートアップや大企業、政府機関など多数のユーザーが利用しています。なお、クラウドとは簡単に言うと、インターネット経由でユーザーにサービスを提供する形態のことです。

AWSでできること

AWSのアカウントを作成すると、機械学習、IoT、コンテナ、ストレージ、モニタリングなど、用途に応じたさまざまなサービスの利用が可能です。例を挙げると、EC2やストレージサービスのS3、モニタリングサービスのCloudWatch(クラウドウォッチ)などです。これらのサービスを利用すれば、より速く簡単に、かつ低コストで既存のアプリケーションをクラウドに移行し、理想的な環境を構築することができます。

AWS入門で知りたい8つの特徴

AWSの概要を理解できたところで、もう少し具体的な内容に入っていきましょう。ここからは、AWSの利用を始める前に、入門者が知っておきたい8つの特徴をご紹介します。これからAWSを使ってみたいという入門者の方はぜひ一度、目を通してみてください。

AWSの特徴1:ITリソースの最適化

AWSを利用する大きなメリットの1つに、「ITリソースの最適化」があります。「ITリソースの最適化」とは、コンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションなどのITリソースを、インターネット経由で必要なときに必要な量だけ利用できるということです。必要最低限な利用なので、ITリソースにかかる費用を低く抑えることになります。

AWSの特徴2:最先端の技術

AWSの特徴として、革新ペースが非常に速いという点が挙げられます。これは、AWSに最先端の技術が使われていることの表れです。一例を挙げると、AWSは2014年にはAWS Lambdaの発売によって、サーバーレスコンピューティングスペースを開拓しています。AWSを利用することで、最先端の技術によるビジネスの迅速な実験と革新が可能です。

AWSの特徴3:世界中で展開

AWSは日本国内だけでなく、世界中で展開しています。世界中にデータセンターが置かれているため、世界中のさまざまな場所から利用可能です。具体的には、現在AWSは24のregion(リージョン)の、76のAZ(アベイラビリティゾーン)をサポートしています。今後もインドネシア、日本、スペインに、3つのregion(リージョン)と9つのAZ(アベイラビリティゾーン)を追加する計画が立てられています。

AWSの特徴4:立ち上がるまでのスピード

AWSのようなクラウド環境は、立ち上がるまでのスピードが非常に速いのが特徴です。前述の通り、AWSは世界中に複数のregion(リージョン)があるため、わずか数回クリックするだけで世界中にアプリケーションを展開することが可能です。また、リソースの調整やスケールアップ、スケールダウンの実行をわずか数分で行うことが可能です。新しいITリソースの利用にも時間がかかりません。

AWSの特徴5:サーバーレス

AWSには、サーバーレスアプリケーションの構築と実行に使用可能なサービスが用意されています。サーバーレスであることによって俊敏性が強化され、コストを抑えたモダンなアプリケーションを構築することができます。また、他にもサーバーレスの大きなメリットとして、サーバーやランタイムの管理や操作に煩わされないという点が挙げられます。アプリケーション本体にコストや労力を集中させることができます。

AWSの特徴6:高セキュリティ

非常に高セキュリティであるAWSは、顧客データを保存する117のサービスすべてが、そのデータを暗号化する機能を有しています。さらに、軍隊やグローバル銀行など、機密性の高い組織のセキュリティ要件を満たすようにも構築されています。顧客データを管理する必要のあるアプリケーションなどにおいて、セキュリティ面は極めて重要です。その点、AWSを利用すれば、簡単に高セキュリティなアプリケーションを構築可能です。

AWSの特徴7:定期的なコストダウン

AWSでは過去10年間で70回以上もの値下げを実施しています。AWSを利用することで、アプリケーションのサイズを簡単に調整し、大幅な割引価格が適用されるリザーブドインスタンスの活用が可能です。また、管理ツールを使用したコストのモニタリングができるので、いつでも使用量の把握ができます。これらによって、ビジネスに必要なパフォーマンスとキャパシティーを維持しつつ定期的なコストダウンを実現しています。

AWSの特徴8:俊敏なITインフラ

オンプレミス(物理施設)によるインフラの構築は、複雑かつ俊敏性が損なわれがちです。一方で、AWSのクラウドを利用すれば、ワンクリックで新しいインフラを用意でき、わずか数分で必要なITリソースの調達が可能です。この俊敏なITインフラによって、ビジネスチャンスを逃すことなく、ビジネスの流れに即したタイムリーなシステム構築が可能になります。

AWS入門前に覚えておきたい用語4つ

AWSに入門する際、最初にぶつかる壁は専門用語の多さでしょう。公式サイトにアクセスすると、AWSのサービス一覧が載っています。ここからは、AWSに入門する前に覚えておきたい用語を4つ解説いたします。これらはAWSを利用しているとよく目にする用語なので、これを機にぜひ覚えておきましょう。

覚えておきたい用語1:VPC

覚えておきたい用語1つ目は、「VPC」です。VPCは、入門者の多くの方が戸惑う用語でしょう。VPCの正式名称はVIrtual Private Cloud(バーチャルプライベートクラウド)で、簡単に言うとAWSのクラウド内にある広大な土地のようなものです。ユーザーはこの広大な土地の中から自分のIPアドレス範囲を選択します。そして、サブネットの作成やルートテーブル、ネットワークゲートウェイの設定などを通じて仮想ネットワーキング環境を構築します。

覚えておきたい用語2:EC2

覚えておきたい用語2つ目は、「EC2」です。EC2はAWSのクラウド内において、サイズ変更可能なコンピューティング性能を提供するサービスのことです。なお、正式名称はElastic Compute Cloud(イラスティックコンピュートクラウド)です。EC2を利用することによって、ハードウェアに事前投資することなく、アプリケーションをより速く開発し、デプロイすることができます。なお、EC2はインターネット経由でインフラを提供するIaaSの一種です。

覚えておきたい用語3:AZ

覚えておきたい用語3つ目は、「AZ」です。AZの正式名称はAvailability Zone(アベイラビリティーゾーン)で、冗長性のある電力源、ネットワーク、接続機能を備えているデータセンターのことです。AWSの1つのRegion(リージョン)内でそれぞれ切り離されているため、単一のデータセンターでは実現できないような高い可用性、耐障害性、拡張性を備えています。入門者の方はぜひ覚えておきましょう。

覚えておきたい用語4:Region(リージョン)

覚えておきたい用語4つ目は、「Region」です。Region(リージョン)とは、世界中にあるデータセンターが集積されている物理的ロケーションのことです。1つのRegion(リージョン)は物理的に分離された複数のAZで構成されています。各Region(リージョン)は「us-east-1」や「us-west-2」といったコードで表現されており、AWSのアカウントによって利用できるRegion(リージョン)が決まります。

AWS入門におすすめの参考書4選

ここまでAWSの覚えておきたい用語について解説してきましたが、いかがでしょうか。AWSに本格的に入門したい方には、体系的な知識が得られる参考書がおすすめです。ここではAWSの入門におすすめの参考書を4つご紹介します。参考書を選ぶ際の参考にしてみてください。

1:Amazon Web Servicesネットワーク入門

おすすめの参考書1つ目は、「Amazon Web Servicesネットワーク入門」です。AWSを初めて利用する入門者の方に向けた参考書です。VPCをはじめとして、パブリックIPの割り当てやセキュリティグループなどについても解説されています。AWSについて一から勉強したい、既存のオンプレミスのシステムからAWSへ移行したいといった方におすすめです。

2:Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド

おすすめの参考書2つ目は、「Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド」です。社内システムのクラウド化を目指す方に向けたAWS入門書です。管理方針や移行計画といった、全体設計・アカウント管理や権限付与など、入門よりも一歩前に踏み込んだ非常に実践的な内容となっています。一般的な企業にAWSを導入する際のベストプラクティスを知りたい入門者の方は、ぜひ購入を検討してみましょう。

3:Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版

おすすめの参考書3つ目は、「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版」です。サーバーやネットワークを自分で構築することを目的としたAWS入門書です。ネットワークの学習においては、単なる知識のインプットではなく、実際に手を動かしながら学ぶハンズオン形式の方が、効率よくスキルを身につけられます。本書はネットワーク技術のハンズオン教材として、期待以上の役割を果たしてくれるでしょう。

4:ゼロからわかるAmazon Web Services超入門 はじめてのクラウド

おすすめの参考書4つ目は、「ゼロからわかるAmazon Web Services超入門 はじめてのクラウド」です。多数のAWSサービスの中から、特に重要なものを厳選して解説した入門書です。クラウドは初心者に難しい、AWSの機能一覧を見てもどれを使えばよいかわからない、といった入門者の方にぜひおすすめしたい一冊です。

AWSの特徴を理解し効率よく学習をしよう

ここまでAWSの特徴や覚えておきたい用語、おすすめの参考書などについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか。AWSには60を超えるサービスに無料利用枠があるので、入門する際は実際に手を動かしながら学ぶことを強くおすすめします。無料枠については、無期限のものから、「アカウントを作成した日から12ヶ月間無料」という期限が定められたものまで、さまざまな形式があります。ぜひ学習してみてください。


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