.NETエンジニア・プログラマ向けの技術情報・業界ニュースをお届けします。

  1. FEnet.NETナビ
  2. .NETコラム
  3. クラウド
  4. Azure Portalでログインする方法!モバイルアプリも使える?

Azure Portalでログインする方法!モバイルアプリも使える?

  • クラウド
公開日時:   更新日時:
Azure Portalでログインする方法!モバイルアプリも使える?
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>
    最新情報や関心のある情報を毎日お届け。 FEnetメールマガジン メルマガ登録はこちらから>>

    Azureは、マイクロソフト社が提供するクラウドサービスです。PaaS(Platform as a Service)型のサービスに強みがあり、サーバなどのインフラ管理を気にせず、柔軟に素早くアプリケーション開発ができます。
    世界各地に拠点(データセンター)があり、利用者は信頼性の高いサービスを気軽に利用できることから、世界の一流企業からスタートアップまで、多くの企業がAzureを利用しています。
    この記事では、Azureのリソースやコストを一元管理できる「Azure Portal」の概要や、Azure Portalにサインインする方法について解説します。

    プログラマー
    Azureを使い始めたいのですが、まずは何をすれば良いのですか?
    プロジェクト
    リーダー
    Azure Portalを使ってリソースを一元管理して開発・運用を行います。まずは、Azure Portalにサインインしましょう!

    Azure Portalの概要とできること

    AzureにはWebアプリ・データベース・AI・仮想マシンなど、数多くのサービスが存在し、目的に合わせてサービスを組み合わせてリソースを作成し、1つのアプリケーションを作ります。
    規模が大きいシステムや、複数のプロジェクトでAzureを利用すると、管理対象となるリソースが数百以上になることも珍しくありません。

    Azure Portalは、Azureのリソースを構築、管理、監視するWebベースの総合管理ツールです。 システム管理者は、ブラウザを使ってサーバなどの稼働状況を監視したり、使用料金などを一元的に管理したりできます。

    Azure Portalにログイン(サインイン)する方法

    Azure Portalを利用するには、マイクロソフトアカウントまたは、GitHubアカウントが必要です。アカウントの作成自体は無料なので、まだ持っていない方は事前に作成しておきましょう。
    まずは、Azure Portalにログイン(サインイン)してみましょう。
    ブラウザを起動しAzure Portalにアクセスして、アカウントのサインアップ時に登録したメールアドレスを入力します。

    「アカウントお持ちでない場合、作成できます。」のリンク部分をクリックすると、新規にアカウントを作成することもできます。

    Azureサインイン

    次に、サインアップ時に登録したパスワードを入力して「サインイン」ボタンをクリックします。

    パスワード入力

    サインインに成功した場合、次のようなAzure Portalのホーム画面にアクセスできます。

    Azure Portalのホーム画面

    2要素認証が有効になっている場合のサインイン

    セキュリティの強化を目的に、管理者によってAzure Portalのサインイン時に「2要素認証」を求める設定ができます。2要素認証が設定されている環境では、サインイン時に追加で以下の作業が必要です。
    例えば、SMSによる2要素認証が設定されている場合、パスワード入力後、次のようなコード入力画面が表示され、スマートフォンなどに送信されたSMSの認証コードを画面に入力してログインします。

    SMSによる2要素認証

    SMSによる認証以外にも、Authenticator アプリを使った通知や、登録した電話番号への呼び出しを行う2要素認証もAzureでは設定可能です。

    Azure Mobile App

    マイクロソフト社は、2018年5月にiOSとAndroid向けの「Azure Mobile App」をリリースしました。
    モバイル版のアプリでは、iPhoneやAndroidスマートフォンなどのモバイルデバイスからAzure Portalにアクセスでき、外出先からAzureのリソース状態を確認できます。

    モバイルアプリでできること

    モバイル版のアプリでは、主に次のようなことができます。
    1. Azure リソースの正常性や状態を監視
    VM(仮想マシン)やWebアプリ、データベースなど、モバイルアプリでAzureリソースの監視ができます。Webブラウザ版と同様に、リソースのメトリックをグラフなどで視覚的に確認できます。

    モバイルアプリ画面

    2. アラートで問題を診断
    アラート確認し、システムに発生した問題を事前に検知し問題の診断ができます。モバイルアプリでは、仮想マシンの再起動もできるため、マシンの再起動で修復できる問題であれば、モバイルデバイスのみで問題の対処が可能です。

    3. 管理用コマンドの実行
    モバイルデバイスから、Azure CLI または PowerShell コマンドを実行できます。
    Webブラウザ版のAzure Portalとは異なり、GUIでリソースの新規作成やスケールアップなどの構成変更はできませんが、Azure CLI または PowerShellを使えば、モバイルデバイスからでもリソースの操作が可能です。

    モバイルアプリのダウンロード

    Azure Mobile Appは、各OSのアプリストアから「Azure」などと検索するか、公式ページに各アプリストア用のリンクがあるため、そこからダウンロードできます

    ダウンロードページ

    プログラマー
    Azure Portalは見やすいデザインで、これならリソースの管理がしやすいですね。
    プロジェクト
    リーダー
    モバイルアプリは外出先でもPC不要でリソースの状態が確認できるので、外出が多いシステム管理者にも嬉しいサービスです。

    今後も進化するAzureでクラウド開発

    Azure Portalにログインする方法や、スマホアプリのAzure Mobile Appについて解説しました。
    Azureは、AWS(Amazon Web Service)に次ぐ人気のクラウドサービスで、最初の頃はAWSの一強状態でしたが、徐々にAzureがシェアを伸ばしている状況です。
    進化を続けるAzureでエンジニアとしての知識を身につけるべく、クラウド開発していきましょう。

    >>>Azureの案件を探すならFEnet .NET Navi

    FEnet.NETナビ・.NETコラムは株式会社オープンアップシステムが運営しています。
    株式会社オープンアップシステムロゴ

    株式会社オープンアップシステムはこんな会社です

    秋葉原オフィスには株式会社オープンアップシステムをはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで開発案件多数。システムエンジニア・プログラマーとしての多彩なキャリアパスがあります。

    • 充実した研修制度

      充実した研修制度

      毎年、IT技術のトレンドや社員の要望に合わせて、カリキュラムを刷新し展開しています。社内講師の丁寧なサポートを受けながら、自分のペースで学ぶことができます。

    • 資格取得を応援

      資格取得を応援

      スキルアップしたい社員を応援するために資格取得一時金制度を設けています。受験料(実費)と合わせて資格レベルに合わせた最大10万円の一時金も支給しています。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      オープンアップシステムは東証プライム上場「株式会社オープンアップグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    株式会社オープンアップシステムに興味を持った方へ

    株式会社オープンアップシステムでは、開発系エンジニア・プログラマを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    まずは話だけでも聞いてみたい場合もOK。お気軽にご登録ください。

    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓
    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓

    新着案件New Job