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【Azure DevOpsの使い方講座2】Gitリポジトリを指定する
2020年04月16日
開発の現場では、プロジェクトメンバー全員でソースコードの共有やバージョン管理を行う時によく使用されるのがGitHubです。GitHubは今では世界中で利用されていますし、Azure DevOpsでも活用することが可能です。ここでは、AzureにおけるGitHubの活用方法を紹介します。
- PG
- GitHubって聞いたことがあります。世界中のどこからでもソースコードを閲覧できるリポジトリですよね?
- PL
- そうですね。限られたメンバーにだけ公開したい場合に利用するPrivateリポジトリも利用できます。また、マイクロソフト社がGitHubを買収したので、Azure DevOpsでGitHubを使用する現場も増えてくると思いますよ。
目次
GitHub リポジトリをAzure DevOpsプロジェクトと連携する手順
スムーズな開発・運用を行う上で、ソースの修正や修正履歴を管理することはとても大切な要素です。誰がいつどのような修正を行ったかを一元管理できるGitHubはソース管理システムの代表格です。GitHubは、Azure DevOpsと連携することが可能なため、ここで連携方法の手順を確認していきましょう。
- Azureにログイン後、「リソースの作成」をクリックします。
- 検索ボックスに「DevOps project」と入力します。
- 「作成」ボタンを押下します。
- 「Bring your own code」→「Next」と押下します。
- 保存場所に「GitHub」を選択し、アカウント認証のためにAuthorizeを押下します。
- GitHubにサインインします。サインインできるIDがなければ各自作成しましょう。
- リポジトリやアカウント権限を確認します。「Authorize Azure」を押下します。
- 連携するリポジトリとブランチの情報を確認します。「Next」を押下します。
- 今後のテストのために「is app Dockerized」の箇所で「Yes」を選択し、「Next」を押下します。
- Application Settingsで「Dockerfile path」と「Path to Chart folder」を設定後、「Kubanetes Service」を選択し、「Next」を押下します。
- 最後に必要情報を入力して、「Done」を押下します。
- デプロイが完了しましたが出力されれば完了です。
その他の外部Gitリポジトリについて
GitHubのほかによく利用されるのがGitLabです。GitHubのIDからもログインすることが可能で、GitHubを利用したことがある方なら、手間取らずにAzure DevOpsでリポジトリを作成できることでしょう。
GitHubと違う点を挙げるとするならば、GitLabはプライベートリポジトリを無償で持つことができる点です。そのため、社内向けの開発案件ではGitLabを利用するところもあるでしょう。
- PG
- Azure DevOpsからでも簡単にGitHubと連携できそうですね。まだ、GitHubのサインインできるIDを持っていないので、早速作ってきます。
- PL
- まずはIDを作成しましょう。GitHubのIDは持っていて損はないですよ。いろいろなソースを閲覧できますから、プログラミングの勉強には最適な環境です。
GitHubを活用しましょう
マイクロソフト社がGitHubを買収し、ますますAzure DevOpsでもGitHubは活用されていくのではないでしょうか。オープンソースの開発を行う上では、GitHubは欠かすことのできないアイテムになります。今のうちからGitHubの使い方などの理解は深めておいても良いかもしれません。