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プロジェクトマネージャーに必要なスキル10個|おすすめの資格と適性も紹介

2020年08月17日
SE
プロジェクトマネージャーになるにはどうすればいいのでしょうか。
PM
さまざまなスキルが必要です。どのようなスキルが必要か、ご紹介いたしましょう。

プロジェクトをマネジメントする仕事とは?

プロジェクトをマネジメントする仕事は、一般的にプロジェクトマネージャーと呼ばれているものとなります。期限までにプロジェクトを完成させる為にマネジメントをするというのが仕事内容となります。

具体的にはプロジェクトの計画を立案したり、プロジェクトを進める上でのリスクを洗い出したり、予算の管理、エンジニアやプログラマーの管理をしたりなど、幅広い内容に関しての管理を行なっていくことが求められる立場の仕事です。

プロジェクトをマネジメントする役割

プロジェクトをマネジメントするプロジェクトマネージャーの役割は、プロジェクト全体の管理を行うことです。プロジェクト全体の問題点や課題を見つけ、スムーズに進行し、納品まで行うという役割です。

それとは別に、プロジェクトリーダーという役割が存在します。プロジェクトリーダーは、プロジェクト全体ではなく、現場の管理という役割のポジションですが、この2つは混同されてしまうことがあるので、注意しましょう。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル10個


プロジェクトマネージャーという仕事は、プロジェクト全体のマネジメントを行なっていく役割のため、様々なスキルが必要になってきます。プロジェクトの立案から、最終的に成果物を納品するまでの間には、様々なプロセスを経ることとなります。

また、プロジェクトを完遂するまでの間には、様々な局面に遭遇することもあります。そんな状況で最善の結果を出す為には様々な局面に対応するためのスキルが求められるのです。

1:マネジメントスキル

プロジェクトマネージャーには、様々なマネジメントスキルが求められます。プロジェクト全体の管理をするという仕事の特性上、予算の管理から、メンバーのモチベーションや、進行度の把握など、幅広いマネジメントを行なっていかなければなりません。

ここでは、プロジェクトマネージャーに必要なマネジメントスキルを分かりやすくポイントごとに絞って紹介しているので、是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

予算の管理

プロジェクトマネージャーには、自らが担当するプロジェクトの予算をしっかりと把握し、マネジメントするスキルが求められます。プロジェクトにかかる予算というのは、人件費やシステムの開発費用、必要資材など様々な要因を考慮しなければなりません。

また、プロジェクトが進行していく中で見積り費用などが変わることもあります。そういった変動も把握し、その内容に対して必要に応じて臨機応変にマネジメントするスキルが求められます。

スケジュールの管理

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体のスケジュールを管理するというスキルも求められます。どのような予算、人員でプロジェクトを進行するのかといったことを把握し、現状と擦り合わせ、納期までにプロジェクトを完遂させていきます。

プロジェクトの進行途中に当初の予定とは違った不測の事態が起こったとしても、その都度、プロジェクトを滞りなく進行する為に、スケジュールの調整を行う場面も出てきます。

品質の管理

プロジェクトマネージャーには、クライアントのニーズに応える為の、成果物の品質を管理するスキルも求められます。プロジェクトにおいて、品質とは出来上がった成果物がクライアントのニーズと一致しているかということです。

品質目標を達成するために、計画、保証、管理、改善といったプロセスを処理していくことが必要になってきます。その為にも、クライアントのニーズを全て把握する為のヒアリングも重要になってきます。

2:テクニカルなスキル

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを完遂する為の的確な指示やアドバイスが行えるように携わるプロジェクトについてのテクニカルなスキルも求められます。

プロジェクトマネージャーは担当者やクライアントと接する機会もある為、業務内容や、技術的なことに対しての知識は必要不可欠です。また、予算やスケジュールを組む際にも、テクニカルなスキルがなければ非現実的なマネジメントをしてしまうことになります。

3:コミュニケーションスキル

プロジェクトマネージャーという立場は、コミュニケーションスキルも求められます。クライアントから要望を聞き出したり、担当者からのフィードバックを得たり、問題が生じた際には調整を行う必要があります。

また、メンバーのモチベーション管理も、プロジェクトを計画通りに進める上で、重要なポイントとなってくるので、コミュニケーションスキルはプロジェクトをマネジメントする上で必要不可欠なスキルとなっています。

リーダーシップ

プロジェクトメンバーのモチベーションやチームワークは、プロジェクトの品質やスケジュールの進行度に直結します。その為、プロジェクトリーダーにはプロジェクト全体をまとめ上げ、引っ張っていくリーダーシップも必要なスキルとなってきます。

システムの開発などを行うプログラマーなどと比べて、プロジェクトマネージャーは、仕事の特性上、様々な人と接する機会があります。その為、全体をマネジメントする立場として責任を持ち、リーダーシップを発揮することが求められるのです。

メンバーを指導するスキル

メンバーを指導するスキルというのも、プロジェクトマネージャーにとっては必要不可欠なスキルです。プロジェクトを完遂する為には、方針や意図といった考えをメンバー全体に共有しなければなりません。

一方的なコミュニケーションでは、指導はうまくいかないことが多く、適切な成果を上げる為には、メンバーの話をしっかりと聴き、目的を達成するために必要な説明を分かりやすく行うことが重要になってきます。

4:分析・問題解決能力

プロジェクトを進める中で、様々な問題が生じます。プロジェクト全体をマネジメントするプロジェクトマネージャーには、そういった状況を分析し、問題を解決するというスキルが求められます。

このままでは、納期に間に合わないといった場面では、冷静に原因を解明して要因を排除したり、予算をオーバーしそうといった場面では人員を削減したり、問題発見から、分析、対処までを一貫してマネジメントする為のスキルが必要になってきます。

5:柔軟な対応力

プロジェクトマネージャーには、柔軟な対応力が求められます。言い換えれば、例外をマネジメントするスキルとも言えます。理由としては、プロジェクトというものは、進行過程で当初の予定を変更せざるを得ない場面に度々遭遇するからです。

例えば、クライアントがプロジェクトの進行中に要望を変更したり、メンバーの体調不良などによってスケジュール変更をしたりすることが強いられる場合があります。そのような急な変更にも対応するスキルが必要です。

6:ビジネススキル

プロジェクトマネージャーにはビジネススキルも求められてきます。特に重要なのが交渉力とチームの統括力です。

クライアントの要望をヒアリングし、メンバーの能力や予算といったものを擦り合わせて、再度フィードバックを行うなど、様々な場面で橋渡し的な業務を行う場面があります。

そういった場面で、互いが不満に思うことなくプロジェクトの完遂を目指す為には、交渉力とチームを統括するといったビジネススキルは必要不可欠になってきます。

7:情報収集スキル

IT業界などは情報のスピードが早い為、プロジェクトマネージャーには業界に関する情報収集スキルも必要になってきます。プロジェクトの代表者として、クライアントと接する機会も多いプロジェクトマネージャーは、日々の業界動向を押さえておく必要があります。

業界の専門メディアなどに目を通し、情報を分かりやすく説明できるようにしておきましょう。代表者がしっかりと知識を持っているかどうかは、クライアントからの信用にもつながってきます。

8:ヒアリングスキル

プロジェクトマネージャーは、クライアントのニーズを引き出すために、ヒアリング能力が必要です。ヒアリングの能力が高ければ、クライアントが本当に求めているものを理解できます。クライアントがニーズをうまく伝えられていないときは、出来上がった商品に対してのクライアントの満足度は、低くなります。

また、プロジェクトメンバーに対しても、進み具合や問題点を把握する上でヒアリングスキルが重要です。表向きは順調であっても問題点が隠れているケースなどでは、後々問題になることがあります。ヒアリングスキルがあれば、隠れている問題点を見つけだせるでしょう。

ヒアリングは目に見えるスキルではないため、日々の仕事で磨いていくことが大切です。

9:ネゴシエーションスキル

ネゴシエーションスキルとは、予算、条件をクライアントと交渉する能力や、プロジェクトメンバー各々の考えを一つにまとめあげてプロジェクトを遂行させる能力です。クライアントの要求とチームの要求とのバランスがとれなければ、プロジェクトを円滑に進められません。

たとえば、クライアントの要求する納期がチームの求める日数より大幅に少ない場合、メンバーに無理をさせることになります。最悪のケースでは納期に間に合わなくなり、現場にも不満の声が出るでしょう。

ですから、プロジェクトマネージャーは顧客と現場の両方を考慮して、プロジェクトを最適な方向にマネジメントする能力が求められます。

10:プレゼンテーションスキル

プロジェクトマネージャーは、物事をわかりやすく説明し、理解させるプレゼンテーションスキルを必要とします。

なぜなら、クライアントに契約してもらうためには、自社の製品をわかりやすく、なおかつ魅力的にアピールしなければならないからです。

たとえば、クライアントが抱える問題の解決方法を、わかりやすく説明できれば「この人に任せて大丈夫だ」と思ってもらえるでしょう。そこから信頼感が生まれ契約につながる可能性があります。論理的なプレゼンテーションスキルを身につけるといいでしょう。

プロジェクトマネージャーになるには?


プロジェクトマネージャーという仕事は、プロジェクトの成功に関わるとても重要な役割を担っています。様々なスキルも必要になってくるため、経験の無い新人がこの立場になることはなかなかありません。

基本的なキャリアパスとしては、まずプログラマーとして経験を積み、次にシステムエンジニア、プロジェクトリーダーを経て、最終的にプロジェクトマネージャーになるという流れが一般的です。

プログラマーやSEとしての経験が必要

プロジェクトマネージャーになるには、プログラマーやSEとしての経験が必要となってきます。プログラマーとして基本的な知識を身につけた後は、システムエンジニアとなり、システムの設計や顧客折衝などの経験を積む必要があります。

システムエンジニアとなることで、開発チームのマネジメントを任されることがあるので、その経験がプロジェクトマネージャーになる上で重要なポイントになってきます。

ITスペシャリストからプロジェクトマネージャーになれる

ITスペシャリストや、アーキテクトといった職業からプロジェクトマネージャーになるというキャリアパスも存在します。ITスペシャリストやアーキテクトになる為に、プロジェクトマネージャー試験といった資格の取得が推奨されています。

文字通りプロジェクト全体に関わるマネジメント能力を証明する資格ですので、それらを取得しているITスペシャリストやアーキテクトの方は、プロジェクトマネージャーへ進むという選択も考えられます。

プロジェクトマネージャーにおすすめの資格3つ


プロジェクトマネージャーになるためには、特別な資格はいりません。しかし、プロジェクトマネージャーとして働いているたくさんの方が、資格を取得しています。なぜなら資格を取得することで得られるメリットがあるからです。

たとえば、転職の際にプロジェクトマネージャーの資格があれば、目に見える形で自分のスキルを証明できます。また、企業によっては資格を持っていることで、収入アップができるのです。ここでは、プロジェクトマネージャーの代表的な資格を3つ紹介します。

1:PMP(Project Management Professional)

PMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)とは、PMI(プロジェクトマネジメント協会)が認定している国際資格です。法的な資格や免許ではありませんが、IT業界ではプロジェクトマネジメントのスキルを証明する資格として認められています。国際資格のPMPは、日本語での受験が可能です。

プロジェクトマネージャーの経験やスキルに関係なく、PMPに合格した人の準備時間は35時間以上と言われています。PMP資格を取りたい方は、試験に受かるために勉強時間の確保が必要になるでしょう。

2:プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験(略称はPM、プロマネ)は経済産業省認定の国家資格です。年1回の試験で、例年の合格者は全体の約15%です。このように難易度は高く、実務経験者であっても難しい試験と言われています。

IT業界や建設業界では、持っているとメリットが高い資格です。具体的なメリットとして、仕事の幅が広がり、任せてもらえる仕事が増えます。たとえば、新規の仕事でプロジェクトマネージャーを選ぶ場合、PM資格を持っている人と持っていない人では、PM資格を持った人にプロジェクトを任せる可能性が高まるでしょう。

難易度は高いですがIT業界や建設業界において、多くのメリットが得られる資格です。

出典:プロジェクトマネージャー試験(PM)|独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

3:P2M資格試験

日本プロジェクトマネジメント協会が認定するP2M資格は、さまざまな業種で活用されています。主にIT業界や建設業界、製造業の管理者が受験する資格です。

P2M資格は、PMS資格、PMC資格、PMR資格の3種類になります。3種類の資格はスキルのレベルにより区別されていて、PMC、PMS、PMRの順で難易度が上がります。

PMC資格を受験するには、日本プロジェクトマネジメント協会のPMC講習会の受講が必要です。PMS資格は受験に必要な条件はなく、誰でも受験できます。PMR資格の対象はPMS資格3年以上の実務経験者です。

プロジェクトマネージャーに向いている5つの適性


プロジェクトすべての責任を負い、数多くの仕事をマネジメントするのがプロジェクトマネージャーです。そのため、豊富な経験やスキルを持っているだけでは、プロジェクトマネージャーとして十分ではありません。

プロジェクトマネージャーの仕事は、人柄や思考力など、その人のパーソナルな部分の適正も重要になります。ここでは、どのような人がプロジェクトマネージャーに向いているのかを紹介します。

1:論理的な思考力を持っている

プロジェクトでは、様々な問題が発生します。そのような問題を、限られた時間で解決するには、論理的な思考力が役立ちます。論理的思考は物事を体系的にとらえるので、物事がわかりやすくなります。そのため、直感的に考えるより素早く解決策を見つけられるのです。

また、プロジェクトマネージャーはプレゼンテーションなどの機会が多くなります。論理的なプレゼンテーションは、相手に納得感を与えます。論理的思考は、仕事をスムーズにマネジメントする上で大きな武器になります。

2:クライアント目線から考えることができる

プロジェクトマネージャーは、クライアントとプロジェクトメンバーの橋渡し役です。そのため両方の視点から物事を捉える必要があります。

しかし、プロジェクトマネージャーはメンバー側であるために、物事をメンバー目線で考えがちになります。クライアント目線を持ち合わせていないと、クライアントが求めているニーズを的確に汲み取れません。

クライアント目線から物事を考えると、クライアントが真に求めているニーズが見えてきます。

3:責任感が強い

最終的にプロジェクトの責任は、プロジェクトマネージャーが背負います。そのため責任感が強い人でなければ務まらない役職です。

「すべての仕事を自分が請け負っている」と考えると責任感が出るでしょう。たとえば、メンバーがミスしたとき、「その仕事を振ったのは自分なので、責任は自分にある」と捉えれば、責任感を持ってミスに対応できます。

ミスをしたメンバーに対しても、やみくもに怒るのではなく、優しさを持って対応しましょう。そこからメンバーとの間に信頼関係が生まれます。責任感の強さは、チームをマネジメントする上で大事な要素になります。

4:人間関係の構築が得意

プロジェクトを円滑に進めるには、クライアントやプロジェクトメンバーとの人間関係が大切です。クライアントとの関係が良好であれば交渉も円滑になり、クライアントの求めているニーズを的確に聞き出せるでしょう。

チームがトラブルや困難に見舞われても、メンバーに信頼関係があれば団結して問題に取り組めます。プロジェクトマネージャーは、良好な人間関係を築ける人柄が必要になります。人間関係もマネジメントできなくてはいけません。

5:様々なことを柔軟に対応できる

プロジェクトには修正や変更がたびたび起こります。また想定外の出来事が起こる可能性もあるでしょう。そのような事態をマネジメントするには、対応力が重要になります。

柔軟に対応する能力があれば、トラブルが起こっても落ち着いて対処できます。プロジェクトは思い通りにいかないことが多いため、柔軟なマネジメント能力はプロジェクトマネージャーにとって、大事な資質です。

SE
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの成功に関わるとてもやりがいのある仕事なのですね。
PM
ご紹介したように様々なスキルが必要ですが、プロジェクトを成功させるための重要な仕事なので、この機会にマネジメントスキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。

プロジェクトをマネジメントするスキルを身につけよう


ここまで、プロジェクトマネージャーには、様々な種類のプロジェクトをマネジメントする為のスキルが必要であることを紹介しました。技術職とは業務内容が大きく違うにも関わらず、一定以上の経験や技術的な知識も必要となることが分かりました。

しかし、プロジェクトをマネジメントすることはプロジェクト全体の成功に直結する重要な要素なので、この機会にプロジェクトをマネジメントするスキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。


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