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Entity Frameworkのcode firstとは?できることの紹介

2020年01月20日

アプリケーションの開発を行う時、まずはデータベースの定義を決めてから開発する手法がありますが、定義が決まっていないと開発できないという問題が生じます。
これを解消する機能としてcode firstという機能があるので紹介します。

SE
アプリケーションの開発をする時にデータベースの定義が決まっていないと開発できないのが面倒ですね。
PL
そういう時は、Entity Frameworkのcode firstという機能を利用すると良いですよ。

Entity Frameworkのcode firstとは

code firstとは、データベースの事前準備を意識することなく、コード側で項目を定義することでデータベースを自動生成する機能です。

テーブルの定義が決まっていませんが、テーブルの定義を表すコードとして、Entityクラスを先に実装します。

Entityクラスを実装する際はデータベースの型は意識せずに、アプリケーションの項目に合わせて型や名前を定義していきます。
年齢を扱う変数であればint型、住所を扱う変数であればstring型という具合です。

そして、Entityクラスの実装に基づいてテーブルが自動生成されます。

また、先にテーブル設計を行ってから実装を進めていく際に多く直面する弊害として、テーブル定義の変更が発生した場合が挙げられます。
実装を始めてから、テーブル定義の不備に気付いたり、仕様が変わったりすることがありますが、code firstの場合はアプリケーションに合わせて必要なEntityクラスを実装していくので、柔軟に変更を行うことができます。

Entity Frameworkのcode firstを使ってできること

続いてcode firstでできることを紹介します。

  1. テーブル作成やテーブル定義の変更
  2. 上記に記載しましたが、Entityクラス を実装することで、その実装を基にテーブルの作成や、テーブルの定義を変更することができます。
    作成や変更も専用のコマンドを実行するだけで済み、create文やalter table文などのSQLを記述する必要がありません。

    テーブル作成の際には、カラムの型も自動で判別して作成できます。
    例としてEntityクラスにおいてstring型で定義していた場合は、カラムの型がnvarchar型になるなど、既定の型を自動判別してくれます。不都合な場合は任意で指定することもできます。

  3. テーブル、カラムの様々なオプションも自動で設定できる
  4. 例えばプライマリーキーを設定したい項目には、[Key]という実装をします。

    という具合です。
    [Key]を付けてテーブルを作成すると、指定したカラムにプライマリーキーの定義を自動で付けることができます。

また、NotNull制約を設定したい場合は、[Required]を付けることで、NotNull項目として定義することができます。

このように、テーブル、カラムにオプションを付けたい場合でも簡単にデータベースに反映することができます。

SE
code firstを利用するとテーブルの作成や変更が簡単にできるのですね。
PL
テーブルを自動で作成できたり、オプションを自動で付けたり、様々な面で便利になります。知らなかった方はぜひ使ってみてください。

code firstはテーブルの作成や変更が柔軟にできる

code firstを利用すると、テーブルの作成や定義の変更が柔軟にできるようになります。
また、プライマリーキーやNotNull制約などのオプションを付けたい場合でも、データベースへ反映することが簡単です。
ぜひ、code firstを使ってみてください。


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