【Macで.NETを使う】Xamarinをインストールする方法
.NET FrameworkはWindows開発専用と思われていますが、MacOSやiOS、AndroidなどWindows以外の開発環境でも利用することが可能です。その際に活躍するのが、Xamarinとなります。ここではXamarinを利用してMacOSで.NET Frameworkをインストールする方法などを紹介します。
- PG
- Xamarinってそもそも何でしょう?Macでも使えるんですか?
- PM
- Xamarinを利用すれば異なる環境だとしても、C#でそれぞれの環境で動作するアプリを開発できます。いわばクロスプラットフォームの開発ツールということになります。
Mac環境でXamarinを利用するには?
かつてXamarinで開発を行う場合は、ライセンス料の高さから敷居が高い印象が拭えませんでした。しかし、現在はマイクロソフトの傘下に入り、無料でXamarinを使用することが可能です。誰でも簡単にスマホアプリなどをC#で開発することができるようになりました。
WindowsでVisual Studioを使った開発経験がある方であれば、すんなり開発に入れますが、「Objective-C」という開発言語は少なくとも理解する必要があります。macOSでの開発に取り組む場合は、Objective-Cで記載されている参考情報を読み解く必要があるでしょう。
Mac環境にXamarinをインストールする手順
Windows環境でC#を活用する場合は、「Visual Studio」を使用しますが、Mac環境では「Xamarin Studio」という統合開発環境を使用することになります。
※現在は、Mac環境でも「Visual Studio 2019 for Mac」を導入することでXamarinを使用することが可能です。
- 一番左の「Download」を押下します。
- 必要な情報を入力して、インストーラをダウンロードしましょう。
- インストーラを実行し、同意事項にチェックをしましょう。
- 開発したいものにチェックを入れます。
- 「Continue」を押下します。
- Android SDKの使用許諾契約(「使用許諾契約」)に同意しましょう。
- 同意後、インストールが開始します。
- インストールが完了しました。Mac環境でC#を開発していきましょう。
- PG
- WindowsでVisual Studioを使用してのC#開発の経験があるので、そのノウハウを活用してXamarin Studioでも開発していきます!
- PM
- いいですね。C#でコーティングができることは、これから様々なプラットフォームの現場で活躍できるエンジニアになることが可能だと思いますよ。
Xamarinはますますニーズが増える
昨今はスマホアプリを開発するニーズが増えています。これに合わせてXamarinを使用できる開発者の求人も増えています。「C#といえばWindows」という時代も終わり、macOS、iOS、Android、はたまたUnityなど様々なプラットフォームで活用できる時代に突入しています。今からでもC#を自分のものにできるよう勉強していきましょう。
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