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ダウンロード機能

ASP.NETでファイルのダウンロード機能を実装する方法

2020年09月25日

ASP.NETとは、C#やVB.NETで開発できるWebアプリケーションのフレームワークです。Webアプリを作成する際に、よく使う機能にファイルのダウンロードがあります。サーバサイドで実装して、ユーザーが使うクライアントに出力するので、少し難しく感じるかもしれませんが、サーバサイドで、HttpResponseを使うとこの機能は比較的簡単に実装できます。ここではこのダウンロードをする方法について解説していきます。

SE
ASP.NETを利用して、Webアプリを開発中です。仕様書にファイルのダウンロードをするように明記されているのですが、どうやってコーディングを行えば良いのでしょうか?
PM
ファイルのダウンロードを行う場合には、HttpResponseを使って実装します。簡単なサンプルプログラムを提供しますので、確認してみましょう。

実行環境
・Visual Studio Community 2017

ASP.NETを使ってファイルダウンロードを実装する

それでは早速ですが、ASP.NETを活用してのファイルのダウンロードを行う方法を、サンプルプログラムをもとに解説していきます。

実行結果
◆ダウンロードボタンを押下する
ダウンロードボタン

◆ダウンロード成功
ダウンロード成功

上記のプログラミングで大事なポイントは、Content-Typeに何を指定するかです。今回はテキストファイルを出力するためのContent-Typeとしてtext/plainを指定しました。他のファイルを出力するためのContent-Typeも多数そろえられていますので、ここでは代表的なContent-Typeの種類を確認しておきましょう。

■Content-Typeの種類

Content-Type 出力ファイル様式
text/plain テキストファイル
text/csv CSVファイル
text/html HTMLファイル
application/octet-stream EXEファイルなどの実行ファイル
application/pdf PDFファイル
application/vnd.ms-excel EXCELファイル 拡張子が.xlsのもの
application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet EXCELファイル 拡張子が.xlsxのもの
image/jpeg JPEGファイル
image/bmp Bitmapファイル
application/zip Zipファイル

ファイル名が文字化けする際の対策

ダウンロードする際に、ファイル名に日本語を使用すると、文字化けや意図しないファイル名が表示されることがあります。
Webアプリケーションからクライアントサイドへの応答返信時、Content-Disposition ヘッダに、”attachment; filename=xxx” というコーディングを行うと、クライアントサイドへのファイルのダウンロード処理が行われます。

ダウンロードを行うファイル名は、このヘッダの filename=xxx に設定しますが、xxxの箇所に日本語のようなマルチバイトの文字列を指定すると、文字化けが発生する恐れがあります。

これを回避させるためには、 ヘッダを常に UTF-8 で送信するようにしましょう。ファイル名を Server.UrlEncode()で囲むことで解決できます。しかし、使用しているブラウザによっては、解決できない場合もありますので、注意が必要です。

SE
ファイル名を指定する際には、UTF-8で送信することを心がけます。ファイルのダウンロード処理が実装できれば、作業の幅も広がりそうです。自分でもコーディングしてみます!
PM
Webアプリケーションを開発するならば、ファイルのアップロードとダウンロードは行えるようにしておきたいところです。早く自分でも実装できるように、積極的にコーディング方法は覚えていきましょう!

ファイルのダウンロード機能の実装は共通モジュールで

ASP.NETでファイルのダウンロードを行う方法は、今回解説したやり方をマスターできれば、他でも応用できます。サーバサイドで、このファイルダウンロード処理を共通モジュール化しておけば、どこからでも呼び出すことができ、1箇所の実装で済むはずです。

ダウンロード機能などは、プロジェクトではじめに共通化する箇所でありますので、早めに実装方法は理解し、プロジェクトメンバー全員が使えるダウンロード機能を実装していきましょう。

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