【C#クラスの基礎】C#のクラスの概要と宣言方法

クラスはプログラムを作成するにあたってメインとなる部分です。
アプリケーションを作成するにはクラスを理解することが重要になりますので、この記事では概要や使い方を紹介します。
- PG
- C#のクラスは、どのように利用するのでしょうか?
- PL
- クラスの概要を理解して、クラスをどのように利用するのか、内容を一緒に確認しましょう。
C#のクラスとは
C#でプログラムを作成する場合、クラスを実装することになります。
クラスはプログラムの骨格部分です。
プログラムが動く際は、必要なデータがあってそのデータを処理していくことになりますが、そのデータや処理をクラスで定義します。
例えば、企業で社員情報を管理するシステムを作成するとします。
社員情報管理システムに必要なデータは、名前、部署、住所、電話番号などが挙げられます。必要な処理は、ログイン、ログアウト、マイページ、社員情報参照、社員情報編集などです。
アプリケーションを作成する際は、上記のように必要なデータと処理がありますが、クラスでこれらを定義してからプログラムを実装していきます。
C#のクラスを宣言する方法
クラスを使用するには、まずはクラスの宣言を行います。
基本の形式
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class Program { ここに、データや処理を定義する } |
classというキーワードの後にクラス名を記述します。一般的にクラス名は先頭を大文字にするようにします。
クラス名の後に括弧を記述し、囲われた部分がクラスとして定義する部分になります。
ここに、必要なデータや処理を記載していきます。
必要なデータは変数と呼ばれるもので定義できます。
変数の定義
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class Program { int age = 0; string name = ""; } |
変数を定義する場合は、クラスを宣言した括弧の中に必要な変数を記載します。
続いて、必要な処理はメソッドというもので定義します。
メソッドの定義
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class Program { int age = 0; string name = ""; public static void Main(string[] args) { string name = ""; } } |
メソッドも変数と同様に、クラスを宣言した括弧の中に必要なメソッドを記載します。
このように、必要な変数と処理を組み合わせてクラスを宣言し、必要なプログラムを開発していくことができます。
- PG
- クラスの中に変数とメソッドを定義して、クラスを実装していくということですね。
- PL
- そうですね。変数とメソッドを定義して、クラスを実装していくということになります。
C#のクラスは変数とメソッドを用いて実装する
この記事ではC#のクラスの概要と使い方を紹介しました。プログラムを実装する際にクラスは基本となります。
変数とメソッドを用いてクラスを実装するということを理解して、プログラミングをしていきましょう。