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タスクのイメージ

Visual Studioを使って単体テストの自動化を行う方法

2020年04月17日

システムを運用する上で必ず行うテスト。中でも、ソースコード一つ一つがきちんと動くかどうかを確認する単体テストは、ほとんど単純作業にも関わらず、案外工数が必要なこともあります。しかし実は、これらの単純作業はVisual StudioのLive Unit Testingという機能を使えば自動化することができるのです。

PG
自動化することで「効率的に」「質の高い」テストを行うことができますよ。
PL
ちなみに、Live Unit TestingはVisual Studio Enterpriseエディションでの提供となっていますので注意してください。
【前提|単体テストとは】
プログラムを構成する一つ一つの関数やメソッドがきちんと機能しているかを検証するためのテスト。

手順1|単体テストプロジェクトを作成しよう

はじめに、単体テストプロジェクトを作成していきます。その前に、まずはテスト対象のプロジェクトを作成します。Visual Studioを開き、テスト用のプロジェクトを一つ作成してください。※今回はコンソールアプリケーションを作成しています。

・SampleLiveUnitTest
SampleLiveUnitTest

プロジェクトを作成できたら、もう一度「新しいプロジェクトを作成」から、今度は「単体テストのプロジェクトを作成」を選択します。
単体テストのプロジェクトを作成

ソリューションで「ソリューションに追加」を選択します。
ソリューションに追加

「作成」をクリックすると、単体テストプロジェクトが追加されました。

・UnitTestProject1
UnitTestProject1

では、この単体テストプロジェクトが先ほど作成したソリューションを参照するように設定していきましょう。

ソリューションエクスプローラーから単体テストプロジェクトの「参照」を右クリックし、「参照の追加」を選択します。
※表示されていない場合は、ツールバーの[表示] > [ソリューションエクスプローラー] を選択してください。(もしくはCtrl+W)
参照の追加を選択

参照マネージャーが開くため、左画面から「プロジェクト」を選択し対象プロジェクトにチェックを入れます。間違いがなければOKをクリックしてください。
対象プロジェクトにチェック

※きちんと追加できていれば、ソリューションエクスプローラーの「参照」に対象プロジェクトの名前が表示されています。
これで、単体テストメソッド内にテスト処理を書けばテストを行うことができます。

手順2|Live Unit Testingでテストを自動化しよう

Visual Studio Enteripriseエディションで提供されている「Live Unit Testing」を有効化することによって、テストがバックグラウンドで自動的に実行されます。
有効化する手順は以下のとおりです。

  1. Visual Studioのメニューバーより「テスト」を選択
  2. 「Live Unit Testing」 > 「開始」の順に選択

これで、Live Unit Testingが開始され、自動的にテストエクスプローラにテスト結果が表示されるようになります。

PG
確かに、これならテストの抜け漏れを防げそうですね。
PL
上手く自動化できれば、これまで自動化できる箇所に充てていたテストの人員も減らす効果があるんですよ。

自動化を上手く取り入れて効率よく開発しよう

今回は、Visual Studioを使った単体テストの自動化を行っていきました。自動化したからといって品質を過信しすぎてはいけませんが、自動化を上手く利用すれば効率よく開発を行うことができます。なかなか終わらないテストに疲れ果てているのであれば、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。


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