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インフラエンジニアにオススメの勉強法・勉強会資料をまとめてみた

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インフラエンジニアにオススメの勉強法・勉強会資料をまとめてみた
この記事でわかること
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    現代のITサービス基盤を支えているのがインフラエンジニアであり、安定した稼働を求められるのであらかじめ知っておくべき知識も多岐にわたります。

    これからインフラエンジニアを目指す初心者や独学者も多いなかで、どのように学習を進めれば良いのか迷っている方も少なくないでしょう。また、高額な費用を掛けてスクールに通うことにも躊躇しているのが現状ではないでしょうか。

    そこで、本記事ではインフラエンジニアを目指す初心者・独学者に向けて、基本的な知識を得るためのさまざまな学習リソースを解説していきます。

    ぜひ最後まで読んで理解を深めて頂ければ幸いです。

    インフラエンジニアが勉強すること

    インフラエンジニアはITサービスを提供するための地盤作りが主な役割になります。そのため、大きく区別すると以下の2種類になるでしょう。

    • ネットワークエンジニア
    • サーバーエンジニア

    ネットワークエンジニアは物理的な通信機器を導入して企業とネットワークを接続し、設計・運用・保守を主に担当するエンジニアです。

    サーバーエンジニアは接続されたネットワークを利用してサーバー環境を設計・構築・運用・保守するのが主な役割となるでしょう。

    また、最近ではクラウド化することで物理的な機器を導入することなく、低コストでスケーラビリティの高いシステムを構築することも珍しくありません。これらの内容を踏まえて、一連の基礎知識を学習するのがインフラエンジニアを目指す上でまず最初に必要なことでしょう。

    まとめると次の3点になります!

    • ネットワーク機器の設計・運用・保守
    • サーバー環境の構築・運用・保守
    • クラウド化に対応できる基本的な知識

    上記内容について、次の章からどのような学習を進めれば良いのか詳しく見ていきましょう!

    Webサービスを利用した勉強法

    この章では、インフラエンジニアを目指す方が参考になる学習リソースを提供するWebサービスをご紹介していきます。主に、動画による学習リソースやドキュメント、アウトプットに最適なものまでいくつか見ていきます。

    ドットインストール

    出典:https://dotinstall.com

    3分ほどの動画をいくつかまとめて1つの講座にした学習リソースを豊富に提供するのがドットインストールの大きな特徴です。

    基本的には多彩なプログラミング言語を学習できるサービスなのですが、他にもインフラエンジニアが役立つ学習リソースも多く提供されています。例えば、サーバー環境の学習に欠かせないローカル開発環境の作り方や、今後のクラウド化に必須となるAWSやDockerの使い方なども提供されています。

    オススメの学習項目は以下の通りです!

    • ローカル開発環境の構築(Windows / Mac)
    • Vim・Emacs入門
    • AWS / Docker入門
    • データベース入門
    • シェルスクリプト入門

    上記はごく一部をピックアップしただけで、公式サイトには幅広い種類の動画講座が公開されています。(一部有料のレッスンあり)

    Udemy

    出典:https://www.udemy.com

    買い切りタイプの有料オンライン講座で、教材の質が非常に高く網羅性も高いのが大きな特徴のサービスです。特に1つの事柄について体系的に動画で学習したいと考えている人には最適です。

    今後のクラウド化に対して、AWS / GCPやDocker / Kubernetesなどは書籍だとちょっと理解しづらいですが、動画だと見ながら直感的に確認できるのでオススメです。また、ネットのように断片的な情報だけでなく、基本から応用まで体系的に学べるのもポイントが高いでしょう。

    インフラエンジニアにオススメの授業は次のとおりです!

    いずれの授業も基本的な概念・概要の解説から始まり、導入・使い方・応用知識など体系的に学ぶべきポイントが網羅されているので学習効率は非常に高いでしょう。

    もちろん、他にも良質なコンテンツが揃っているので検索ボックスから【インフラエンジニア】【AWS, GCP】【Docker, Kubernetes】【Linux】などのキーワードを入力するとたくさんの講座が見つかるはずです。

    Qiita

    出典:https://qiita.com

    ITエンジニアが最新技術やプログラミングなどに関するブログ記事を投稿・共有して、より多くのエンジニアと意見交換できるプラットフォームです。

    エンジニア向けに質の高い記事が多く掲載されていることもあり、Google検索結果の上位にもよく出現するほどの影響力の高いサービスでもあります。もちろん、インフラエンジニアにとっても参考になる貴重なリソースが豊富に公開されているのです。

    例えば、以下のような記事があります!

    いずれの記事も評価が高く、記事最下段にあるコメントによる不特定多数のエンジニア同士の意見交換も貴重な情報源として参考になります。

    また、すでに公開されている記事を読むだけでなく自分が学習で得た知識や技術などをアウトプットする場として活用するのも非常にオススメです!アウトプットは第三者に対して分かりやすく説明しようと考えるので、頭の中にあった知識が必然的に整理整頓されてより深く学習できるわけです。

    さらに、自分が投稿した記事に対して他のエンジニアから貴重なアドバイスを受けられることもあるので、学習と並行してQiitaを利用するのを習慣づけると良いでしょう。

    研修資料を利用した勉強法

    国内の大手IT企業は積極的に新卒を採用しているわけですが、その際に研修用の資料として使っていたものやレポートなどをネット上に公開しています。

    これは非常に貴重な学習リソースであり、これからエンジニアを目指す人にとっては宝物のような内容が盛りだくさんなのです。また、自分が就職しようと考えている企業のリソースならば、さらに深堀りして参考にするべきでしょう。

    基本的には新卒向けなので、資料やレポートの内容も初心者向けに記述されていることが多く、ヘタな参考書を購入するよも実践的で学びが多いケースがほとんどです。

    例えば、以下のような学習リソースが公開されています!

    上記の資料は、ブログ形式で記述されているもの、スライド資料として公開されているもの、ポイントだけをまとめているもの…など、内容や形式はさまざまです。

    ただ重要なのは、入社した新人エンジニアたちがどのような内容を最初の段階で学んでいるのかを確認できるということです。昔は入社しなければ知らないような内容だったわけですから、オンラインでどこからでもこのような学習項目を把握できるのは魅力的です。

    勉強の進め方が分からなくなってしまった場合に、1つの指針として自分の好きな企業の研修資料を参考にしながら何を学べば良いのか確認すると良いでしょう。

    資格を利用した勉強法

    この章では、インフラエンジニアにオススメの資格をベースにして学習を進める方法について見ていきましょう。主に、基本的な知識やスキルを学習するのに最適な資格の概要を学んでいきます。

    ITパスポート

    出典:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

    これからインフラエンジニアを目指す方で、IT業界がまったくの初めてという場合にはこの【ITパスポート】という資格の勉強はオススメです。

    資格を取得するというよりも、初心者が必要最低限の基礎知識を得るための情報が体系的にまとまっているので学習効率が非常に良いという意味合いが強いのです。

    一般的にIT業界のエンジニアであれば、自分の専門職以外にもある程度の基礎知識は持っています。例えば、コンピュータサイエンス、基本的なプログラミング、セキュリティ、プロジェクトマネジメント…などは一般教養として知っておいた方が良いでしょう。

    そこで、ITパスポートを勉強することで必要な基礎知識を体系的に学習できるわけです。

    学習できる内容としては以下の通りです!

    • コンピュータサイエンスの基礎
    • アルゴリズム・プログラミング
    • マネジメントの基礎
    • セキュリティスキル
    • ネットワークの構築・運用
    • データベース全般
    • 経営戦略

    これらの内容を独学で勉強しようと考えると大変ですが、すでに体系的にまとまっているITパスポートの参考書などを利用すれば一気に効率よく勉強ができるわけです。

    初心者が最初に勉強を始める第一歩としては最適でしょう。

    LPIC

    出典:https://www.lpi.org/ja/

    Linux技術者として認定を受けられる資格がこのLPICになります。

    インフラエンジニアであれば、サーバー環境の構築や運用においてLinuxに触れないことは無いと言えるため、LPICの学習は非常に効果的です。

    学べる学習内容としては次のとおりです!

    • Linuxの基本的な概念・概要
    • コマンドによる基本操作
    • 管理者権限、アクセス権
    • VI / Vimによるプログラミング
    • ネットワークの基礎
    • シェルスクリプト
    • ファイル管理全般
    • 正規表現

    上記内容は初心者向けの基礎知識としていずれも必要なスキルと言えるでしょう。

    ただし、LPICは技術者としてより高度な目的に使える資格もあり、全部で3段階のレベルが用意されています。

    • 【レベル1】Linuxの操作全般・システム管理
    • 【レベル2】高度なシステム管理・サーバー構築・運用
    • 【レベル3】ファイル管理、セキュリティ、仮想化など

    注意点として、高度な資格であるレベル3をいきなり取得することは出来ません。上位資格を取得するには必ず下位資格を先に取得しなければいけない点は覚えておきましょう。

    まとめ

    今回は、インフラエンジニアを目指す人にオススメの勉強法についてご紹介しました。

    最後に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう!

    • 学習のキーワードは、ネットワーク、サーバー、クラウドの3点
    • Webサービスを活用することで効率の良い学習やアウトプットが可能
    • 必要なリソースが体系的にまとまっている資格の勉強は効果的

    上記内容を踏まえて、ぜひ自分でもプログラミングに取り入れて活用できるように頑張りましょう!

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