変化の速いIT業界で働くのであれば、常に時代の変化に敏感である必要があります。
そして、それはインフラエンジニアも例外ではありません。
本記事では、インフラエンジニアの5年後や今から準備すべきこと、将来のキャリアパスなどについてまとめました。
インフラエンジニアとしてキャリアを積んでいきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インフラエンジニアの5年後はどうなる!?クラウド時代の台頭
今のIT時代には、ITインフラを支えるインフラエンジニアの存在は必要不可欠です。
クラウドファーストの企業が増えたことにより「5年後にはインフラエンジニアは必要なくなるのではないか」との見方もありますが、インフラエンジニアの仕事がなくなることはまずありません。
なぜなら、クラウドを利用するためにはインフラ基盤を強化しなければいけないためです。
クラウドではデータがすべてインターネット上に出ていくため、インフラ基盤が脆弱だと情報漏洩や不正アクセスなど多くの問題が起こってしまいます。
そのため、今以上にクラウドが普及してもインフラエンジニアは必要な存在であり続けるといえるでしょう。
とはいえ、これまでに培った知識とスキルだけでこれからの時代を生き抜くのは難しいといえます。
インフラエンジニアとして仕事を続けるのであれば、クラウドに関する知識を身に付けることは必須だといえるでしょう。
特に、ネットワークの負荷やセキュリティリスク、強制アップデートなどはクラウドで起こりやすい問題です。
これらの問題に対処できるようにしておくと、実際の業務でも役に立ちます。
インフラエンジニアにキャリア設計が必要な理由
インフラエンジニアとして働くのであれば、早いうちからキャリア設計を行うことが重要です。
理由は、インフラエンジニアといっても実際の仕事内容は多岐にわたるためです。
今後も新しいサービスは増え続けていくと考えられるため、すべてを網羅しようとするのは得策ではありません。
どの分野に特化したインフラエンジニアになるかを決めたうえでスキルを磨いていくことで、市場価値の高いスペシャリストになることができるといえるでしょう。
また、キャリアが違えば年収も大きく異なります。
そして、高年収のキャリアを目指すのであれば高いスキルを身に付けなければいけません。
今のうちからコツコツと準備を行うことで、目標の年収に到達できる可能性が高くなるでしょう。
5年後を見据えたおすすめのキャリアパス
インフラエンジニアのキャリアパスは、大きく「通常のキャリアアップ」と「成長市場へ挑戦」の2種類があります。
通常のキャリアアップの例としては、プロジェクトマネージャーが挙げられます。
プロジェクトマネージャーを目指すのであれば、現場で十分に経験を積む必要があるのはもちろんのこと、リーダーシップやマネジメント能力も必要になるといえるでしょう。
そして、成長市場へ挑戦するのであればIoTエンジニアやAWSエンジニアを目指すのがおすすめです。
IoTやAWSは今後需要が伸びていくと考えられるため、5年後でも十分通用するといえます。
自分の適性や指向性を考慮しつつ、どちらのキャリアパスに進むかを検討してみてください。
将来のキャリアパスを見据えながらスキルを身に付けよう
インフラエンジニアという職業がなくなることはないといえますが、時代の変化と共に求められるスキルが変わってくることは間違いありません。
だからこそ、インフラエンジニアとして生き残っていくためにはしっかりと準備をしておく必要があります。
自分が進みたいキャリアパスについてよく検討したうえで、今から必要なスキルを磨いてはいかがでしょうか。
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