多方面の分野で人手不足が叫ばれており、ITエンジニアにおいてもその傾向が見られます。
人手不足の中でもIT業界を発展させていくには、人材育成が鍵になるでしょう。
では、どんな人材育成のニーズがあるのでしょうか。その点についても解説していきます。
目次
IT分野全般に対する人材育成ニーズ
現在、IT業界で特に人材育成のニーズが高い分野は、SMACS(スマックス)と呼ばれる分野です。
「Social」と「Mobile」、「Analytics」、「Cloud」、「Sensor」の頭文字を取ったもので、最後の「S」は「Security」と捉える見方もあります。
IT業界は他の業界と比べて移り変わりが激しい方ですが、当面の間はこのSMACSに関するスキルが重宝されるでしょう。
また、少し前から「DevOps」や「クラウド」、「IoT」、「ビックデータ」、「AI」、「Fintech」、「ブロックチェーン」などの分野での人材育成ニーズが多くありました。
これらの分野に関しても、引き続き高いニーズが見込まれるとの見方が強いです。
特に「IoT」と「人工知能」、「ロボティクス」の3分野に関してはIT業界以外の企業からのニーズも高いです。
今後のIT業界で活躍したい人にとっては、ぜひその3つの分野に関係するスキルを身につけておきたいところです。
情報セキュリティやクラウドなどの分野
情報セキュリティに関する人材育成ニーズはかなり高く、IT分野で上流工程の仕事に就くならセキュリティのスキルは欠かせません。
中間層の人材にも、セキュリティに関する一定の知識とリスク感覚が求められます。
また、情報セキュリティと一口に言ってもその範囲は広く、技術面の知識やスキル、法律面のことなどもある程度は知っておく必要があります。
トラブルが起こった場合に対処できるような判断力も求められる場合が多いです。
そして、最近ではクラウドを利用したサービスが急増しています。Amazonの「AWS」やMicrosoftの「Azure」もクラウドを利用したサービスです。
クラウドサービスは、ネットに接続できさえすれば、基本的にいつでもどこでも利用できます。
今後もクラウドサービスの利用者が増えるとの見方が強く、それに伴いクラウドサービスに関わるエンジニアの需要も増えるでしょう。
クラウドサービスは、セキュリティの分野との関わりも深く、これからのエンジニアにとってこれら2つの分野のスキルは重要度が高いです。
人材育成ニーズの高い分野のスキルを身につけよう
IT分野では人手不足の傾向が続いているため、年収アップを目指したい人や上流工程で働きたい人にとってはチャンスとも言える状況です。
ヘッドハンティングの可能性も視野に入れて、人材育成ニーズの高い分野のスキルを身につけておきましょう。
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