Firebase consoleの特徴5つとメリット6つ|特徴と使い方も紹介

Firebase Consoleとはどんなツール?
Firebase Consoleとは、モバイルアプリの開発を助けるバックエンドサイドのインフラを提供するサービスです。2011年にシリコンバレーでスタートアップとして誕生しましたが、2014年にGoogleによって買収されました。その為、Firebase ConsoleはGoogle が提供している様々なクラウドサービスとの連携も可能になり、それまで以上に便利なツールとなりました。
Firebase Consoleの機能5つ
Firebase Consoleにはアプリケーション開発者の目線に立った、様々な便利な機能が実装されています。ここでは、その中でも特に重要な5つの機能に絞って紹介していきます。
1:通知メッセージの送信
Firebase ConsoleにはFirebase Cloud Messagingという機能が実装されています。無料メッセージやプッシュ通知を送信することができる機能です。OSの異なるデバイスにも送受信可能になっています。メッセージはダッシュボードで確認することができ、これらの機能はライブラリにアプリを入れるだけで使えるようになるので、導入も煩わしくありません。
2:ML Kit
Firebase Consoleでは、ML Kitという機能を利用することで、アプリケーションに機械学習機能を実装することが出来ます。非常にシンプルなインターフェイスになっているので使いやすさにも定評があります。オンデバイスとクラウドベースの両方のAPIがある為、条件に合ったものを選べます。クラウドベースのAPIでは、Google Cloud Platformの機械学習を使用するので高精度の結果を得ることが出来ます。
3:App Distribution
App Distributionという機能は、SDK のインストールがいらず、オンボーディングが速いので、テスターにアプリを迅速に配布することができます。テスターをバージョン毎に確認することや、グループに分類して管理することも可能で、新規のテスターの追加も簡単に行うことができます。この機能を使えば、比較的速い段階でフィードバックを得ることができるので、アプリケーションの品質向上に役立てることが出来ます。
4:A/B Testing
Firebase Consoleにはマーケティングにおける効果や製品に関する様々なテスト、分析を行うことができるA/B Testingという機能が実装されています。A/B Testingはテストの目標を細かく設定できます。内容としてはユーザーエンゲージメントの定着、収益、特定のイベント発生の最大化など、様々な設定が可能になっており、それらは特定のユーザーのみに通知することも出来ます。
5:クラッシュレポート
Firebase consoleには、Firebase Crash Reportingという機能があります。クラッシュが発生するたびに記録が行われるので、クラッシュの発生頻度やクラッシュの影響を受けるユーザーを様々な観点から分類、分析することができます。その情報を、さらなるアプリケーションの品質改善に役立てることができる為、ユーザーエクスペリエンスを意識した戦略を立てやすくなります。
Google提供のFirebaseの特徴5つ
ここでは、Firebase Consoleの特徴を5つに絞って紹介していきます。モバイルアプリの開発に特化していることもあり、どの特徴を取ってみても開発者に大きく貢献するものばかりです。Firebase Consoleには数え切れないほどの特徴がありますが、開発者目線で特に重要なものを抜粋しているので、是非ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:リアルタイムで同期を行う
Firebase Consoleは、アプリケーション内にデータベースのローカルコピーがある為、毎度クラウド上のデータベースにアクセスする必要がありません。ローカルコピーへの変更は、オンライン時にリアルタイムでサーバ上のデータベースと同期される仕組みです。その為、オフライン時や、ネット環境が安定しない状況でも応答速度が速くなり、ユーザーは快適にアプリケーションを利用することができます。
2:バックエンド処理を行う
アプリを開発する上で、サーバの管理・保守には手間がかかります。Firebaseではバックエンド処理によってそれらの手間を省くことができ、アプリケーションの開発を助けてくれます。バックエンドとは、システムを構成する要素やソフトウェアの中でも、ユーザーからは見えない部分のことです。Firebase Consoleではそれらの処理を行ってくれるので、開発の手間やコストがかなり削減されます。
3:無料で利用できる
Firebase Consoleは無料で利用できます。そのため、費用に不安がある方やどのツールを利用すべきかわからないといった方でも気軽に始めることができます。無料で利用できるので、とりあえず試してみたいという方にもおすすめです。
4:多言語に対応している
Firebase Consoleは、様々なプログラミング言語に対応している為、エンジニアの得意とする言語を使ってアプリケーションの開発を行うことができます。Unity、Java、JavaScript、Unity、C++、Objective-Cといった数多くの言語に対応しており、Facebookが開発したReact Nativeまで使用することができます。
5:必要な機能がそろっている
必要な機能の例として、アプリの使用状況とユーザーエンゲージメントについて分析できることが挙げられます。他にも、ホスティングされたWebページやWebアプリを簡単な操作でデプロイすることや、無料でメッセージを送受信することも可能です。そして、アプリをアップデートすることなく、アプリの動作や外観を簡単に変更することができます。また、Google が提供する様々なクラウドのサービスと連携が可能な為、機能面において困ることはほとんど無いでしょう。
Firebaseを利用するメリット6つ
Firebase Consoleは2014年にGoogleに買収されたことによって様々な機能が実装されたことによって、それまで以上のメリットを生み出すことができるようになりました。Googleのサービスとの連携によって様々な機能が付加されているので、メリットも数多くありますが、ここではその中から絞った6つのメリットを紹介していきます。
1:応答が早い
Firebase Consoleは、データベースをクラウド上のみで行う通常のサービスとは違い、アプリケーションがデータベースのローカルコピーを保持しています。データベースへの書き込みなどの変更は、ローカルコピーに対して行われます。その情報は、数秒でサーバ上のデータベースと同期されるので、応答の速度が速くなるというメリットを持ち、複数人でアプリケーションの開発を行う際も便利になります。
2:オフライン時でも処理に影響しない
Firebase Consoleのデータベースへの情報の書き込み、変更はアプリケーションが保持するローカルコピーに対して行われ、その内容はオンライン時にリアルタイムで同期されるという仕組みは、オフライン時の処理にもメリットをもたらします。オフライン状態でも、データベースのローカルコピーを閲覧することで、クラウドにアクセスできないオフライン状態でもユーザーは影響を受けずに、快適な処理を実感することができます。
3:サーバ管理や保守が不要である
アプリケーションの開発にはデータベースへの書き込みや変更など、様々な計算が伴いますが、それらはサーバまわりに関する処理がほとんどです。Firebase Consoleは、バックエンド機能に関するほとんどの機能が用意されている為、新たに開発を行う必要が無く、サーバ管理や保守といった手間のかかる作業が不要になります。サーバ管理や保守作業が不要になることは、開発者にとって大きなメリットとなるでしょう。
4:リーズナブルに使用できる
Firebase Consoleは、使用量に応じて課金されるというシステムをとっています。サーバの増築も、利用者の増加分だけ支払えばいいので、システムの大きさに見合っただけの料金で済みます。また、アプリケーションの開発にはサーバサイドの開発を行うのが通常ですが、Firebaseではほとんど用意済みなのでかなりのコスト削減が可能です。
5:得意な言語を使用できる
Firebase consoleは、様々なプログラミング言語に対応している為、エンジニアの得意とする言語を使ってアプリケーションの開発を行うことができます。例えば、Unity、Java、JavaScript、Unity、C++、Objective-Cといった数多くの言語に対応しており、Facebookが開発したReact Nativeまで使用することができます。このように数多くの言語から得意な言語を使用することができるというメリットがあります。
6:利用するメリット6:柔軟なアプリ開発ができる
特徴の5つ目で述べたとおり、Firebase consoleには多機能で必要な機能が揃っているため、柔軟なアプリ開発対応が可能です。また、先述のように多言語から得意な言語を選択できるため、柔軟にアプリ開発を行うことができます。
Firebase Consoleの使い方
ここでは、Firebase Consoleに関する使い方を2つ紹介していきます。これから利用を考える方の為に、利用に際して必須条件であるGoggleアカウントの取得、メッセージの送信方法といった導入段階にポイントを絞って紹介します。また、Firebase Consoleは利用していく中で、使用方法が分からない場面に直面してもヘルプページが充実しているので安心して利用することが出来ます。
Googleアカウントの取得方法
Firebase Consoleを利用するためには、Googleアカウントが必要になります。取得方法は、Googleアカウントの作成ページにて、名前、ユーザー名(アドレス)、パスワードを入力後、性別などの個人情報の入力、利用規約への同意で取得することが出来ます。非常に簡単で、時間もかかりませんので、Firebase Consoleを利用する為にはまずGoogleアカウントを取得しましょう。
メッセージ送信の設定方法
Notifications Composerという機能を使って、ユーザーの端末にメッセージを送信することが出来ます。具体的な送信方法はNotifications Composer内のメッセージタブを選択し、新しいメッセージを選択します。後は、文章やラベルを入力し、配信日を設定すれば送信することが出来ます。レポートタブから、送信したメッセージがしっかりとユーザーに届いているかを確認することも出来ます。
Firebase Consoleを利用しよう
Firebase Consoleは、多種多様な機能が充実しており、モバイルアプリの開発に関する様々な手間をバックエンド処理によって削減してくれます。Google社の提供であるという点でも安心して利用することが出来ます。Googleアカウントさえあればすぐに無料で始めることが可能なので、モバイルアプリの開発をお考えの方は、Firebase Consoleを利用してみてはいかがでしょうか。きっとあなたのアイデアを実現してくれるでしょう。
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