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データベースエンジニア

データベースエンジニアになるためには?必要なスキルや資格を紹介

2020年07月29日

データベースエンジニアになるためには、まずは業務を行ううえで必要なスキルを身につける必要があります。

当記事では、データベースエンジニアに必要なスキルや資格についてまとめました。データベースエンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてください。

SE
データベースエンジニアになるためには、具体的にどう勉強していけばよいのでしょうか。
PM
データベースエンジニアとしてのスキルを身につけるにはステップがあります。その過程で資格の勉強をするのも1つでしょう。

データベースエンジニアに必要なスキルとは

データベースエンジニアの業務を遂行するためには、まずはデータベースシステムに精通していなければいけません。
Oracle 、PostgreSQL、MySQL、Microsoft SQL Serverなどの代表的なデータベースに関する知識とスキルを磨いておくといいでしょう。

また、データベースエンジニアの仕事では様々な人とかかわることになります。
クライアントや他のスタッフとの打ち合わせを円滑に進めるためにも、高いコミュニケーション能力は不可欠だといえます。

ビジネスに対する理解もデータベースエンジニアに求められるスキルの1つで、全体を見渡すことによってクライアントにとって有益になる提案ができます。
データベースそのものだけではなく、関連分野の知識も貪欲に学んでいくといいでしょう。

データベースエンジニアに関係する資格

データベースエンジニアになるために資格は必ずしも必須ではありませんが、スキルの証明になるため就職活動の際に役立ちます。
データベースエンジニアに関係する主な資格としては、「情報処理技術者試験」、「オラクルマスター」、「OSS-DB技術者認定資格」の3つがあります。

情報処理技術者試験は経済産業省が認定する国家資格であり、4種類のレベルに分かれています。
レベル1からレベル3までは情報処理全般に関する知識が試験範囲となっており、レベル4はいくつかの専門分野に分かれています。

オラクルマスターはOracle製品を対象とした資格で、データベース管理者、アプリケーションサーバ管理者、開発者の3つのカテゴリーに分けられています。
また、レベルはBronze、Silver、Gold、Platinumの4つがあります。

そして、OSS-DB技術者認定資格はNPO法人エルピーアイジャパン(LPI-JAPAN)が認定する資格で、レベルはSilverとGoldがあります。
特定の製品に特化していないため、今後需要が伸びていくと考えられている資格です。

データベースエンジニアとしての力をつけるための「4ステップ」

ここでは、データベースエンジニアとして確実に力を付けていくためのステップをご紹介します。

ステップ1:学習するデータベースシステムを選ぶ

まずは、どのデータベースシステムから学習するかを決めます。
ゼロから始めるのであれば、最も広く使用されているOracleをおすすめします。

ステップ2:SQLを学ぶ

データベースエンジニアには、業務系アプリケーションで使用するSQLの知識が必要です。
count、distinct、order by、group by、inner join、havingなどを使いこなせると実務で役立ちます。

ステップ3:データベースの作成とSQLの操作を行う

実際に手を動かして実践してみないと、本物のスキルは身につきません。
机上の学習が終わったら、必ずデータベースの作成とSQLの操作を行いましょう。

ステップ4:データベース固有の知識を身につける

データベースの領域においては、インフラなどと同じ言葉でも定義が異なる場合があります。
製品ごとで呼び方が違う場合もあるので、トラブルを避けるためにも固有の知識はしっかりと確認しておきましょう。

SE
4つのステップに分けて勉強していくのが良いのですね。なかでもSQLに関する知識やスキルはポイントになると感じました。
PM
SQLはポイントになりますね。最近では非エンジニアでもデータ分析などでSQLを使うことがあるようです。

必要なスキルを身につけてデータベースエンジニアを目指そう

データベースエンジニアになるにあたって身につけるべきスキルや取得したい資格は多くありますが、コツコツと努力を続けることによって必ず力を付けることができます。

継続的に知識とスキルを磨いていくことによって、多くの企業から求められるデータベースエンジニアになれるといえるでしょう。

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