.NETエンジニア・プログラマ向けの技術情報・業界ニュースをお届けします。

  1. FEnet.NETナビ
  2. .NETコラム
  3. プログラミング言語
  4. VB.NET
  5. 【VB.NET入門】学ぶメリット・知識ゼロから始める手順全まとめ!

【VB.NET入門】学ぶメリット・知識ゼロから始める手順全まとめ!

  • VB.NET
  • プログラミング言語
公開日時:   更新日時:
【VB.NET入門】学ぶメリット・知識ゼロから始める手順全まとめ!
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>

    「VB.NETの入門知識を網羅したいけど、何から学べばいいんだろう……」
    「VB.NETの特徴や学ぶメリットだけでなく、始め方も知りたいな……」

    と思っていませんか?

    どうせ始めるなら、特徴や学習するメリットを知った上で始めたいですよね。そこで今回は、VB.NETの特徴や学ぶメリットについて解説します。

    知識ゼロからVB.NETを始める手順についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    システム
    エンジニア
    VB.NETを基礎から学びたいけど、私でもわかるかな?
    プロジェクト
    マネージャー
    VB.NETは始めてでも始めやすい言語だから、おすすめだよ!1つずつ解説していくね。

    ※この記事は、Visual Basicの16.0で動作確認しました。

    VB.NETとは?特徴をまずは知ろう!

    VB.NET(ヴィジュアル ベーシック ドットネット)は、Microsftが開発したプログラミング言語です。特徴は、以下のとおりです。

    ・.NET系のアプリ開発ができ、汎用性が高い
    ・昔からある言語でネットに情報が豊富
    ・初めてプログラミングを学ぶ人におすすめの言語

    「.NET系」のアプリが開発できるため、業務系システムに強いです。また、「ASP.NET」を使ってWeb開発もできます。

    学習の難易度 + 作れるアプリの汎用性で考えても、おすすめの言語と言えるでしょう。

    おすすめ学習サイト「SAMURAI Engneer Plus+」

    効率よく学習を進めるためには学習サイトを利用することがおすすめです。
    SAMURAI Engeer Plus+」は、株式会社侍が運営する日本最大級のサブスク型オンラインITスクールです。
    講師満足度95%、挫折率8%と非常に質の高い学びが得られるサイトとなっています。

    サイトの特徴
    他のスクールと比較しても月額2,980円で30種類以上の教材で学び放題となっており、非常にコストパフォーマンスに優れています。
    他スクールとの比較はこちら→
    他にも、現役エンジニアとの60分間のオンラインレッスンやつまづいたらいつでも相談できる「Q&A掲示板」など様々なサービスが充実しています。

    おすすめポイント>
    エンジニアになるためには、「自分で調べて自分で考えて自分で行動する」といった「自走力」が必要になります。
    SAMURAI Engeer Plus+」では自分で教材から調べて、それでもわからなければ「Q&A掲示板」、それでもわからなければ「現役エンジニアにヒアリング」と本当に実務で必要な”自走力”をも鍛えられるサービスとなっています。他のスクールでは得られない、”よりエンジニアになった時に活躍できるようなサービス構成”となっています。
    今なら通常10,780円(税込)相当のレッスンチケットを毎月1枚無料配布中でお得です。

    VB.NETを学ぶ3つのメリット

    次に、VB.NETを学ぶメリットを、以下3つに分けて解説します。

    1.開発環境の構築が簡単&無料で作れる
    2.画面の作り方がシンプルなので始めやすい
    3.小規模ツールから大規模アプリまで作れる

    1つずつ詳しく解説しますね。

    1.開発環境の構築が簡単&無料で作れる

    1つ目は、「開発環境の構築が簡単&無料で作れる」ことです。Microsoftが開発している統合開発環境『Visual Studio』を使えば、無料で開発環境が作れます。

    ダウンロードして簡単にインストールできるので、手間もかからないのでおすすめです!

    2.画面の作り方がシンプルなので始めやすい

    2つ目は、「画面の作り方がシンプルなので始めやすい」ことです。

    VB.NETでは、フォーム(画面)を使ったアプリ開発ができます。でも、「画面を作るのって大変そう……」と思った方もいるのではないでしょうか。

    VBでは、「ツールボックス」から部品(テキストボックスやボタンなど)を選んでドラッグ&ドロップするだけで、簡単に画面が作れます。選んで配置するだけなので、画面を作るのがとっても簡単です。初めてアプリ開発に挑戦する方にも、おすすめです。

    3.小規模ツールから大規模アプリまで作れる

    3つ目は、「小規模ツールから大規模アプリまで作れる」ことです。

    画面を作ったアプリ開発もできますが、「計算処理を自動化するちょっとしたツール」も作れます。用途に応じて様々なツール・アプリが作れるので、初めて学ぶ方でも始めやすい特徴があります。

    時間を書ければ大規模な業務効率化アプリも作れるので、1つずつ学んでいくと良いでしょう。

    【画像付き】VB.NETを始めるための環境構築方法

    ここからは、VB.NETの環境構築方法を、以下2つに分けて解説します。

    1.Visual Studio Communityをダウンロード
    2.Visual Studio Communityのインストール

    1つずつ詳しく解説しますね。

    1.Visual Studio Communityをダウンロード

    Visual Studio Communityのダウンロードは、とっても簡単です。「MicrosoftのVusualStudioダウンロードページ」にアクセスし、以下のように「無償ダウンロード」をクリックするだけです。


    出典:Downloads – Visual Studio – Microsoft https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/

    「vs_community__XXXXXXXXXX.XXXXXXXXXX.exe」形式のファイルがダウンロード出来れば、成功です。

    2.Visual Studio Communityをインストール

    次に、Visual Studio Communityのインストール手順を解説します。手順は、以下のとおりです。


    1. ダウンロードしたファイルを開く
    2. 「Visual Studio Installer」で「続行」をクリックし、インストール
    3. ワークロードの中からVB.NETに関係のあるものを選択し、「インストール」をクリック
    4. 「再起動が必要です」のメッセージで、「再起動」ボタンをクリック
    5. Windowsボタンを押して「Visual Studio」を検索し、「Visual Studio Community」をクリックして起動

    1つずつ画像付きで解説しますね。

    1. ダウンロードしたファイルを開く

    2. 「Visual Studio Installer」で「続行」をクリックし、インストール

    続行ボタンを押すと、以下のようにインストールが開始されます。

    3. ワークロードの中からVB.NETに関係のあるものを選択し、「インストール」をクリック

    VB.NETは、WindowsアプリだけでなくWebアプリ開発もできます。そのため、Webアプリ開発ができる「ASP.NET」を含めた、以下3つを選択しましょう。

    ・ASP.NET と Web開発
    ・.NET デスクトップ開発
    ・ユニバーサル Windows プラットフォーム開発

    4. 「再起動が必要です」のメッセージで、「再起動」ボタンをクリック

    クリック後すぐに再起動が始まってしまうので、データが消えると問題がありそうなファイルは、保存してからボタンをおしましょう。

    5. Windowsボタンを押して「Visual Studio」を検索し、「Visual Studio 〇〇〇〇」をクリックして起動

    クリックすると、初回のみ以下のようにログイン画面、開発設定画面が表示されます。

    「Visual Studioの開始」をクリックすれば、起動できます。

    知識ゼロからVB.NETを始める具体的な手順

    ここからは、VB.NETをこれから始める方向けに、具体的な手順を解説します。1つずつ詳しく解説しますね。

    1. Visual Studioを開き、「新しいプロジェクトの作成」をクリック

    2. 言語を「Visual Basic」に設定し、「コンソール アプリ(.NET Core)」を選択し、「次へ」をクリック

    3. プロジェクト名を入力し、「作成」をクリック

    4. プロジェクトタブの「モジュールの追加」をクリック

    5. モジュールの名前を入力し、「追加」をクリック

    追加すると、以下のようにモジュールが追加されます。

    6. 左側のコードウィンドウに、「メッセージをログに表示する簡単なコード」を入力

    ログを出力するためのコードは、以下のとおりです。

    TestModule1の中にMainメソッドを作り、「Hello World!」を実行するプログラムを書いています。「Console.WriteLine(表示したい文字)」はプログラムを書く上でよく使うので、覚えておくと良いでしょう。

    7. デバックタブから「デバックの開始」を選択し、コードを実行

    実行すると以下のようにコンソールが起動され、コードに書いたメッセージが表示されます。

    VB.NETのスキルを鍛えたい方向けのおすすめ学習手順

    「VB.NETの環境はできたし簡単なコードは実行できたけど、これからどうやって学習すればいいんだろう……」と思った方もいるのではないでしょうか。

    おすすめの学習手順は、以下のとおりです。

    ・レベル1:基礎を学ぶ
    ・レベル2:身近な作業を効率化するツールを作ってみる
    ・レベル3:チームや部の効率化になるアプリを作ってみる
    ・レベル4:仕事としてVB.NET案件に挑戦してみる

    まずは、VB.NETの書き方の基礎を覚えていきましょう。具体的に言うと、以下を覚えていくイメージです。

    ・変数
    ・配列
    ・条件式(If文)
    ・ループ処理(for文)
    ・関数
    ・戻り値

    ※言葉の意味がわからなくても、最初は大丈夫です

    「VB.NET 変数」「VB.NET 配列」のようにググるとすぐに書き方が出てくるので、参考にしつつ基礎を学んでいきましょう。

    それができたら、身近な作業を効率化するツールを作ってみるのがおすすめです。ツールの作成に慣れてきたら、自分だけでなくチームや部内で使えるようなツールを作ってみましょう。VB.NETでは、フォーム(画面)を使ったアプリも作れます。

    少しずつできることを増やしつつ、作業効率を上げるツールを作っていくと良いでしょう。

    まとめ

    今回は、VB.NETの特徴・学習するメリット・具体的な始め方について解説しました。

    VB.NETでコードを書いて実行する方法がわかったら、基礎を学んでいくと良いでしょう。作れるツールが増えてくると、どんどん学ぶのが楽しくなってきますよ。

    ぜひ、簡単なところからでいいので、挑戦してみてくださいね。

    FEnet.NETナビ・.NETコラムは株式会社オープンアップシステムが運営しています。
    株式会社オープンアップシステムロゴ

    株式会社オープンアップシステムはこんな会社です

    秋葉原オフィスには株式会社オープンアップシステムをはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで開発案件多数。システムエンジニア・プログラマーとしての多彩なキャリアパスがあります。

    • 充実した研修制度

      充実した研修制度

      毎年、IT技術のトレンドや社員の要望に合わせて、カリキュラムを刷新し展開しています。社内講師の丁寧なサポートを受けながら、自分のペースで学ぶことができます。

    • 資格取得を応援

      資格取得を応援

      スキルアップしたい社員を応援するために資格取得一時金制度を設けています。受験料(実費)と合わせて資格レベルに合わせた最大10万円の一時金も支給しています。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      オープンアップシステムは東証プライム上場「株式会社夢真ビーネックスグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    株式会社オープンアップシステムに興味を持った方へ

    株式会社オープンアップシステムでは、開発系エンジニア・プログラマを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    まずは話だけでも聞いてみたい場合もOK。お気軽にご登録ください。

    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓
    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓

    VB.NET新着案件New Job