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PHPポートフォリオとして作れるもの13選|作るものを決定するポイントとは?

 
PHPポートフォリオとして作れるもの13選|作るものを決定するポイントとは?

SE
転職を考えているのですが、ポートフォリオの作成に悩んでいます。

PM
ポートフォリオは、プログラマーにとっての履歴書のようなものです。詳しく見ていきましょう。

目次

PHPポートフォリオとして作れるものとは


今PHPを学習中で、そろそろPHPポートフォリオを作りたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

ポートフォリオを作ってみたいけれど、どうやって進めればいいか分からない、そもそも作りたいものが浮かばない、転職用にポートフォリオを作りたいなど疑問に思うことがあるのではないでしょうか。

この記事では、PHPでポートフォリオを作りたい初心者向けに、ポートフォリオを作る上で考えること、作成の流れなどを紹介します。

ポートフォリオとは


ポートフォリオと聞くと、作品集や成果物というイメージを持つ方が多いと思います。それも正しいですが、ポートフォリオを考える上で意識した方が良い大事なポイントがあります。

「ポートフォリオは相手に合わせて内容を変えていくもの」で「完成品を一つだけ作るのではなく、提示する相手と状況に応じて内容を差し替えていく」という意味が根底にあるのですね。

エンジニア転職でしたら、募集要項に書いてある技術を示せるものや、就業先で使う言語でポートフォリオを作成したり、Web制作の案件などで提示する場合は、クライアントが求めている条件をクリアできるようなポートフォリオ、例えばデザイン込みのWordPress企業ホームページなどを実績として提示することが大事です。

PHPポートフォリオとして作れるもの13選


PHPポートフォリオとして作れるものには様々な種類が存在し、いずれも私たちの生活にとって身近なものです。ひと通りのポートフォリオを作れるようになることで、エンジニア転職をする際に、企業に自らの技術をアピールできるため有利に働きます。

ここからは、PHPポートフォリオとして作れるものを13種類紹介します。

1:ログイン機能

PHPポートフォリオとして作れるものに、ログイン機能が存在します。

ログアウト機能も作れるものの中に入っており、「Session」を用いて作成します。ログイン・ログアウト機能はWebサービスにおいて幅広く利用されており、加えて「Session」はエンジニアにとって必須の知識であるため、必ず作成しておくべきであると言えるでしょう。

2:お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームも、PHPポートフォリオとして作れるものの一つです。

お問い合わせフォームは、HTMLでフォームの中身を入力した後、PHPを書き足して作成できます。PHP初心者でも作れるものなので、基礎的な技術を有していることをアピールするために作成すべきとも言えます。

3:画像アップロード掲示板

PHPポートフォリオとして作れるものの中に、画像アップロード掲示板も存在します。

現在のWebアプリやサイトにおいて、画像を使用していないケースは少数です。SNSや記事投稿サイトなどを作成する際に、画像をアップロードする機能は必須であると言えます。

作れるものとして画像アップロード掲示板を示すことで、企業に即戦力として認識される可能性が期待できます。

4:ショッピングサイトの構築

ショッピングサイトの構築も、PHPポートフォリオとして作れるものの一つです

いわゆるネットショッピングだけではなく、演劇などのチケットを購入できるサイトも作れるものの中に入っています。

ショッピングサイトは利用する層が多く、作れるものとしてショッピングサイトの構築が含まれていることを示せば、自らの市場価値を企業側に認知してもらえる可能性が高くなります。

5:検索機能

PHPポートフォリオとして、検索機能も作れるものの一つに含まれています。

PHPを用いてデータベースにアクセスし、検索したデータを画面に表示できます。検索機能はインターネットを使用する際に必須であるため、検索機能は作れるものとして取得しておくべきでしょう。

6:SNSの開発

SNSの開発も、PHPポートフォリオとして作れるものの一つです。

現代のインターネット社会においてSNSを利用する人は多く、作れるものとしてアピールすることで、転職が有利になります。

しかし、セキュリティ等が脆弱なSNSを開発した場合、外部から悪質な投稿をされてしまう危険性もあるため、注意が必要です。

7:ブラウザベースの業務システム

PHPポートフォリオとして作れるものに、ブラウザベースの業務システムがあります

業務システムの作成および運用は、PHPエンジニアにとって重要な仕事の一つです。そのため、業務システムを開発する能力を有していることは、エンジニア転職において非常に重要です。作れるものとしてアピールする価値は高めであると言えるでしょう。

8:グループウェアの機能

グループウェアの機能も、PHPポートフォリオとして作れるものの一つです

グループウェアの機能開発も、業務システム同様、PHPエンジニアの仕事として重要な位置を占めています。作れるものとして、PHPポートフォリオを作成し、企業に自らの技術をアピールしましょう。

9:WordPressでプラグイン機能拡張・追加の自作

WordPressでプラグイン機能を拡張・追加することも、PHPポートフォリオとして作れるものに数えられます。

PHPは、WordPressのカスタマイズに適しているため、さまざまな機能を自作できます。自らの技術で作れるものを企業にアピールするという点においては、適していると言えるでしょう。

10:自社サイト

自社サイトも、PHPポートフォリオとして作れるものの中に入っています。

PHPを使って作れるものとして、クオリティの高いWebサイト、あるいはSNSのような動的なWebサイトがあげられます。

また、ポートフォリオサイト自体を自作すれば、サイトを見た企業に自分が作れるものをアピールできます。

11:ブログ作成

ブログも、PHPポートフォリオとして作れるものの一つです。

ブログを作成すれば、自らの作れるものを企業に認知してもらえるだけではなく、ブログ内で自らがポートフォリオを作った過程を発信するなど、実績をより効果的にアピールできます。

12:バッチ処理

PHPポートフォリオとして作れるもの中に、バッチ処理のシステムがあります。

バッチ処理は、システムの動作に必須であり、PHPエンジニアとして仕事をするにあたり作成する頻度が高めです。作れるものを企業にアピールする際に、バッチ処理がその中にあることは大切であると言えるでしょう。

13:広告配信システム

広告配信システムも、PHPポートフォリオとして作れるものです。

広告配信システムの求人は多いため、作れるものとしてアピールできれば、転職において大きく有利に働くことが期待できます。

PHPポートフォリオとして作れるものを決定するポイント


ポートフォリオを作る前に、「自分の学んでいる・習得している技術やスキル」を分析し、「何(プログラミング言語やフレームワークなど)を使って作成するのか」を決めておくと、作成可能なポートフォリオのイメージや大枠が決まりやすいです。

例えば、PHPでポートフォリオを作る場合、HTML, CSSでコーディングし、JavaScriptでフロントエンドの適宜装飾、デザインはBootstrapで考え、サーバーエンドはPHPでLaravelを用い、データベースはMySQLでデータ保存し、サーバーはレンタルサーバー(さくら、ロリポップ、エックスサーバーなど)を使って公開するなどです。

ポートフォリオの中身を何作ろうか考える前に、こういった使用言語やフレームワーク、環境構築などの外側の土台についてしっかりと考えておくことが大事です。そうすることでポートフォリオの中身を考えるのも現実的に出来る範囲内で検討するので、考えやすいでしょう。

PHPポートフォリオで何を作ればいいか

それでは、いざポートフォリオを作る段階となったときに、作りたいアプリやサービスなど具体的にアイディアがある方はそれを作ればいいと思います。

何を作ればいいのか分からない・ポートフォリオを作りたいけれど、そもそもアイディアがないという方も多いかと思います。

そんな方におすすめなのが、「自分の関心のある身近な問題を解決する」アプリやサービスを作ることです。もしポートフォリオを作る理由が、未経験からのエンジニア転職でしたら、より上記で作ることがおすすめです。なぜなら、エンジニアに求められるのは技術だけでなく、社会問題に対する意識、問題解決への向上心なども大事だからです。

なので、ポートフォリオを作る上で1番避けたほうがいいのが、なんとなく勉強した言語の復習用で作ったアプリだったり、差別性のないSNS模倣アプリなどです。

「自分の関心のある身近な問題を解決するアプリ」ですが、どうやって問題を探せばいいのか悩む人も多いと思います。問題を考える上で大切なのは、大きな社会問題を取り上げるのではなく、自分の身の回りにある、ほんの小さな問題を取り上げることです。

例えば、環境問題や紛争の問題など、大きすぎる社会問題を解決しようと考えてしまうと、アプリを作る前に行き詰まってしまう場合が多いので、気をつけましょう。

「自分の関心のある身近な問題を解決する」アプリの例

身の回りにある小さな問題の例について挙げます。

例えば、今コロナウィルスご時世でお家ご飯が多いものの、作るメニューがマンネリ化するという問題を解決するために、「今日の献立メニューを提案してくれるアプリ」を作ってみるのも1つの例です。

また、自分の行きつけの歯医者が見つからない人が安心して駆けつける歯医者を見つけるための「地域行きつけ歯医者マッチングアプリ」を作ってみるのもいい例だとおもいます。ちょっとした困りごとや問題は身近にたくさんあるので、その中から自分の興味あるテーマでポートフォリオの中身を考えてみるとやりやすいでしょう。

プログラミングスクールで作成したポートフォリオ

最近、プログラミングスクールを卒業した未経験エンジニアの応募者が多く、月に100通くらい応募が来ることもあるそうです。ということは、面接官は似たようなポートフォリオをみてばかりと言うことになります。

これからは、ただプログラミングスクールを卒業するだけでは転職が厳しく、いかに自分色を出した差別化が図られてるポートフォリオで勝負するのが大事になって来るでしょう。

PHPポートフォリオ作成例と見せ方3選


実際のポートフォリオの見本がみたいという方も多いのではないでしょうか。

ここではPHPで作られているポートフォリオの見せ方の例をいくつかご紹介します。

1:普段の作業効率化に役立つアプリなどを掲載

Web制作、PHP(Laravel)アプリなど著者の実績を1つのポートフォリオサイトにまとめるものです。PHPポートフォリオでは、ユーザー管理アプリやタスク管理アプリなど、普段の作業効率化に役立つアプリなどが掲載されている内容です。

2:紙媒体での管理を記録するためのアプリを掲載

作成事例としては、社会人バンドサークルに所属している著者が、定期的に開催されるライブの管理のために作ったアプリを掲載するポートフォリオです。今までは紙での管理・記録だったのをちゃんと管理するために作られたものです。

3:ポートフォリオの公開、見せ方

ポートフォリオはただ作品のURLだけでなく、作った目的や経緯、機能の説明などの説明文章も添えることが大事です。

最近ではYouTubeの動画でアプリの操作や機能などを紹介する方もいるもいます。しかし、GitHubのURLだけを面接官に送るのは避けましょう。コードの確認も大変ですし、自分のポートフォリオを提示する際は、相手にとって「一目見てみやすい」ことが大切です。

PHP開発に向いている人3選


PHPポートフォリオとして作れるものについて説明をしましたが、これらの業務を実際に行なっている人は、どのような点にやりがいを感じているのでしょうか。

ここからは、PHP開発に向いている人の特徴を、3つに分けて解説します。

1:WordPressを極めたい人

WordPressを極めたい人にとって、PHP開発は非常に向いている仕事であると言えます。

PHPは、WordPressで作成したページのレイアウト等を自由自在にカスタマイズできます。WordPressを徹底的に使いこなしたい人にとっては、PHP開発の技術を手に入れることは、大きなメリットであると言えるでしょう。

2:凝ったWebサイトを開発したい人

凝ったWebサイトを開発したい人にとって、PHP開発の技術は重要です。

PHPを使えば、Webサイトを自在にカスタマイズできます。そのため、PHP開発を行えば、サイトをカスタマイズするにあたって、作れるものの幅が広がり、より凝ったサイトの開発が可能になります。

3:動的なWebページを作成したい人

動的なWebページを作成したい人にとって、PHP開発の技術は必要なものであると言えます。

PHPは動的なWebサイトの作成に適しており、初期のFacebookも、PHPを用いて作成されたものです。

PHPの学習方法7選


PHPポートフォリオとして作れるものや作成例、さらにPHP開発の職に就くための資質について、説明してきました。しかし、実際にポートフォリオを作り、PHPエンジニアになるためには、PHPについて学ぶことは必須です。

続いて、PHPの学習方法7つを紹介しましょう。

1:HTMLとCSSの基礎を身につける

PHPを学ぶにあたって、HTMLとCSSの基礎を身につけることは非常に重要です。

PHPで作れるものとして、動的なWebページがあります。Webページを作成するためにはHTMLやCSSも使いこなせるようになっておく必要があります。

2:Web関連の知識を身に付ける

PHPを学習する際は、Web関連の知識を身につける必要があります。

PHPでWebサイトのカスタマイズなどをするためには、まずWeb関連の知識を有している必要があります。Webに対する知識が深くなれば、作れるものの幅も広がります。

3:PHPの基本構文を身につける

PHPの基本構文は、学習の基礎として身につけましょう。

PHPの文法には、スクリプトの最後に「;」を付けるなど、さまざまなルールが存在します。基本構文を勉強し、作れるものを増やしましょう。

4:PHPが担うサーバーの知識を身に付ける

PHPを学習するにあたって、関連するサーバーの知識を身につけることは必須です。

サーバーに関する知識を取得するために、まずは自分のパソコンをサーバーとして使用しながらWebサイトを作るというやり方が、手順・費用ともに効率の良い学習方法です。

5:保存・管理を行うデータベースの知識を身に付ける

PHPを学習するために、Webサイトでデータを保存・管理するデータベースの知識を身に付けましょう。

データベースの処理にはPHPが必要です。また、データベースの中でも「MySQL」は、PHPと相性が良く、しばしば組み合わせて開発されます。

6:プログラミングスクールに通う

PHPを学習するならば、プログラミングスクールに通うことは効果的な手段であると言えます。

独学で不安を感じている場合、プログラミングスクールに通えば、経験豊富なアドバイザーが提示した学習プランに基づいてPHPに関する知識を学べるため、作れるものを増やせるでしょう。

7:Web上のプログラミング学習サイトの活用

Web上のプログラミング学習サイトを活用して、PHPを学習するという方法もあります。

プログラミング学習サイトを利用すれば、PHPを学習するにあたり、勉強方法などが分からずに挫折する危険性が低くなります。初心者向けの学習サイトも複数あるため、ハードルが低めであることも利点の一つです。

SE
これまでの実績を踏まえて、クライアントが求めるポートフォリオを作っていくことが重要なんですね。

PM
クライアントも、一目でわかり易く目的や問題意識のはっきりしたポートフォリオを求めています。素敵なポートフォリオができるよう、これまでの実績を見直すことも重要ですね。

PHPポートフォリオで作れるものを活かして転職を有利にしよう


みなさん、PHPでのポートフォリオ作成についてイメージや作りたいもののアイディアなど湧いてきたでしょうか。

ポートフォリオは本当に個人差が出る、自分のスキルや技術をアピールする自身の化身です。

これを機に素敵なポートフォリオを作ってみて、スキルアップや転職活動の面接官をびっくりさせましょう。


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