【LINQのメソッド紹介その1】foreachメソッドの概要とコード例

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【LINQのメソッド紹介その1】foreachメソッドの概要とコード例
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C#では、よく使うメソッドをライブラリ化したLINQというものがあります。LINQを使うことで、より簡素な記述でコードを書くことができるため、結果としてメンテナンス性の向上にも役立つでしょう。まず初めに繰り返しを行うforeachメソッドの使い方を見ていきます。

PG
LINQメソッドを使うとコードの書き方が簡単になるって言いますが、どのくらい違うんですか?
PL
そうですね。まず初めにforeachから実際のコードを見比べて見ていきましょうか。

LINQのメソッド「foreach」はどのようにして使うか

C#にはLINQを使わずとも基本構文として繰り返しのコードであるforeachが定義されています。これと同じメソッドがライブラリメソッド群のLINQで定義されており、多少簡素な記述で使用することが可能です。LINQライブラリを利用するには、System.Linqをusing宣言して各メソッドを記述していきます。LINQの形式では、foreachのカッコ内をラムダ式で記述していき、さらに内部に条件分岐の処理を入れ子にすることも可能です。

実行結果

このコードでは、リスト内の要素を通常のforeachとLINQのforeachで出力しています。通常の書き方では、カッコ付きで4行に渡って記述されていますが、LINQの場合は1行のみとシンプルです。

PG
foreachに関しては、普通にコードを書くより若干短くなりますね。
PL
少し書き方も変わりますが、行数が短い分メンテナンスもしやすくなりますよ。foreachだけでなく、ほかのLINQメソッドとも併用していくと、利用頻度や書き方も大きく変わってきますから、覚えておくのがおすすめです。

LINQのforeachを使いこなそう

foreachは繰り返し処理において頻繁に使われるコードですが、LINQを利用することでシンプルな形に変えることができ、カッコが減ることで見やすさも変わってくるでしょう。ラムダ式とともに使いこなせれば、様々な条件分岐との併用することも可能になります。
LINQでは、このようなよりシンプルな表記でコードが書けるように、様々なライブラリが用意されているので、foreachのほかにも頻繁に使うメソッドの使い方を覚えておくと便利です。


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