.net column

.NET開発者のためのブログメディア

C#の今後の需要はどうなる?C#でできることや将来性5つを紹介

2020年06月29日

SE
C#の需要はこれからも増えていくのか、将来性があるのかどうかが気になります。

PM
C#は複数のプラットフォームに対応しており将来性がある言語の一つです。ゲームやVRの分野で活躍したいのならC#はおすすめです。

C#とは

「C#」はプログラミング言語の中の一つで、開発元はMicrosoft社です。クラスと呼ばれる設計図から、インスタンスという実体を作り、複数のインスタンスを相互連携させることでプログラムを作るオブジェクト指向の言語です。

様々なプラットフォームに対応しており汎用性が高いプログラム言語です。

C#のメリット

Microsoft社が開発したC#ですが、iOS、macOS、Androidにも対応しています。そのため、C#をマスターすれば他の言語を覚えなくても複数のプラットフォーム向けアプリケーションの開発が行えます。

プログラム実行前にコンパイルを行う必要がありますが、C#はプログラム開発環境が自動的にコンパイルしてくれるため、大きな手間がかかりません。

C#のデメリット

C言語をベースとするC#は、初心者が学ぶにはやや難易度が高いプログラミング言語です。C#を学ぶ以外にも、Base Class LibraryやVisual Studio、DevelopといったIDEの使い方についても同時に学ばなければなりません。

C#はネット上での情報や入門書籍なども多く刊行されています。

C#の需要

これからC#を学ぼうと考えたときに、気になることとして需要はあるかという点でしょう。既存の言語に比べて新しいものですが、リリースからは年月が経過しているため、成熟した言語といえます。

高度な開発も可能な言語なので、需要自体は高くなっています。

需要の多い業界は?

ゲームエンジン「Unity」では、C#が必須となります。このため、ゲーム業界やVR/AR業界ではC#が扱えるエンジニアの需要が高くなります。

また元々Microsoft社が開発したプログラム言語なので、Windowsアプリを開発する企業やMicrosoft提供サービスではC#の需要は特に高いといえます。各種アプリケーション開発の業界でもC#エンジニアの需要は高くなっています。

求人数は?

C#はスマホのアプリ開発にも使用されているため、今後においてスマホアプリ系の求人も増える可能性があります。

しかし大手では条件付きのケースもあり、これからC#を学習するという方にとっては厳しいといえるでしょう。1人で設計からプログラミングまでのスキルを磨く必要があります。

C#でできること

汎用性が高いC#ですが、具体的にどのようなことができるのでしょうか。C#ができることを知ることで、C#の将来性も垣間見えます。

ここでは代表的な4つのできることをまとめました。

プラットフォーム開発

元々C#はWindowsのプラットフォームの開発を行うために作られたプログラム言語です。「WinForms」や「WPF(Windows Presentation Foundation)」といったGUIフレームワークを使い、フォームを使ってアプリ開発が簡単にできます。

さらにサードパーティのXamarinを使えば、Windows以外のプラットフォーム開発も可能です。

Webアプリ開発

Microsoft社が提供しているアプリ開発フレームの「APS.NET」を利用することで、C#で比較的簡単にWebアプリ開発が行えます。Windows以外のmacOSやLinuxでもC#を活用しWebアプリ開発が可能です。

さらに「Visual Studio」を使うことで、直感的な操作でWebアプリ開発が行えます。

ゲーム開発

ゲームエンジンUnityを使うことで、様々なプラットフォームで動作可能なゲームアプリの開発が可能です。Unityはゲーム開発以外にもVRやARの開発にも使えるため、C#とUnityの組み合わせでできることは多くあります。

スマホアプリ開発

プラットフォーム開発の項目でご紹介した「Xamarin」を利用することで、C#でAndroidやiOS用のアプリ開発が可能となります。

「Xamarin」がクロスプラットフォームとなっているため、AndroidとiOSのどちらにも対応するアプリが作れます。

C#の将来性5つ

プログラミング言語の種類は多く、その中からC#を選び習得しようと考える時、気になるのは今後も需要が見込めるのかという点です。せっかく習得したC#に将来性がなければ、将来また新たなプログラミング言語の習得が必要となります。

ここからはC#の将来性を探っていきます。

将来性1:多くの業界で使われている

「Visual Studio」や「Xamarin」「Unity」などを活用することで、様々な分野のアプリ開発が可能になっています。C#はそれだけに多くの業界で使われているため、将来性が見込めます。

将来性2:習得しやすい

C言語をベースに開発されたC#は、プログラミング言語に初めて触れる人からは難解と感じられることが多い言語です。

ですが、多くの業界で使われているため、インターネット上に公開された情報が多く、書籍の出版数も多いため、習得しやすい言語の1つとなります。学ぶ人が増えればそれだけ使う人も増えるため、将来性があるといえるでしょう。

将来性3:スマホアプリの開発ができる

クロスプラットフォームでのアプリ開発が可能なC#は、この先のスマホ時代のニーズにあう将来性があるプログラム言語といえます。

スマホアプリ開発を行う企業が多い一方、C#エンジニアの数は少ないため、優秀なエンジニアを取り合う状況です。このような点を見てもC#エンジニアは将来性があるといえます。

将来性4:VRの普及により需要増加

一般消費者向けのVRヘッドマウントディスプレイが発売されて以来、VRが急激に普及しています。VR開発のためにUnityを使うエンジニアは多く、必然的にC#が必要になるケースは多くなっています。

今後さらにVRの需要が高まるでしょう。Unityのカスタマイズに必要なC#は将来性を見ても需要が高まる期待が持てます。

将来性5:転職しやすい

汎用性が高く需要が高まるVR業界でもC#は必要です。しかし、優秀なC#エンジニアとなれば取り合いが激化することも考えられ、C#でのプログラミング実績が高いエンジニアは転職しやすい環境です。

他のプログラム言語に比べ、C#の将来性は高いといえます。C#を扱えるエンジニアとなれば好待遇での転職も期待できます。

C#を不安視する意見

IT技術は日々進歩し、プログラム言語の世界でも新しい言語の開発が行われています。現時点で将来性があるとされるC#ですが、不安視する意見もあります。

ここからは本当にC#は将来性が高いプログラム言語なのか、確認するために不安に感じる点をチェックします。

開発環境コスト

C#で開発を行う時に一般的に使われるのが「Visual Studio」です。商用で利用する場合有償版の導入が必要ですが、開発環境コストが高くなるという不安点があります。

Microsoft社が力を入れている言語ということもあり、コスト以上の需要や将来性がある言語ともいえます。

別のプログラミング言語の普及

様々なプログラム言語の中でも、C#は後発組ではありますが、さらに新しい言語もあり、C#の将来性に不安を感じることがあります。

ですが、Unityでの開発がC#一択と考えると、別の言語が普及してもC#の将来性は揺るぎません。この先ますますゲームやVRの分野は成長するでしょう。C#はこの分野で必要不可欠なプログラム言語なので、将来性が高いといえます。

SE
C#には将来性がありそうですね。C#でできることを知って、開発に自ら携わる力をつけていこうと思います!

PM
C#は汎用性が高いことから、これからも多くの分野で活用され安定した需要が期待できるでしょう。

C#を勉強してみよう

ここまで、C#について詳しく見てきましたがいかがでしたか。汎用性が高く将来性があるC#は、エンジニアとして覚えたいプログラム言語の1つです。特にゲームやVR分野で活躍したい人は、将来性を見越しC#を勉強するとよいでしょう。

将来性に不安視する声もありますが、様々な分野で利用されているC#が一気に衰退することはありません。今後も多くの分野で使われる言語となるでしょう。


.NET分野でのキャリアアップをお考えの方は、現在募集中の求人情報をご覧ください。

求人一覧

また、直接のエントリーも受け付けております。

エントリー(応募フォーム)